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【結婚式PdM8】結婚式の世界観・コンセプトを決める(ペルソナ・コンセプト)

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さて、いよいよサービスの内容・コンテンツを詰めていきます。
プロダクト開発でいう、Whatになります。
多分、一番おもしろいところですねw


解決策案の発想・発散

Whyで課題を明らかにしたので、課題に対しての解決方法を挙げていきます。
ここで重要なのは、最初から解決策を決めつけるのではなく様々な選択肢を洗い出しまくることです。

そして次のフェーズで全体のユーザー体験を構築しながら、最適な解決策をバランスよく決めていくことが必要です。

課題に対する解決策案

ペルソナ

さて、このあと解決策を決めてサービス全体をデザインしていきますが、「具体的な人物像」を明らかにしたほうが、デザインの解像度が上がるのでペルソナを作っていきます。

例えば、ペルソナがないと
『〇〇さんは写真を撮る』
とかになりますが、ペルソナがあると
『◯◯さんは良いカメラを持ってきているから、カメラを起動して構えて、構図が良い場所に移動して撮影する』
→「写真を撮ってもらうためにポーズを長めにとったほうが良いね!」
という会話ができるようになります。

作り方

もともとターゲットは2つ設定してました。
なので、ターゲット①は妻に友人1人をイメージしてもらいながらペルソナにして、ターゲット②は妻自身をペルソナにしました。

出来上がったペルソナ

ペルソナ① 結婚式に不慣れな友人
ペルソナ②:若い新婦=妻

世界観

このあと具体的にどんなコンテンツを入れていくかを考えていくのですが、ペルソナがより披露宴に没入しやすくするために、サービスの世界観を考えることにしました。
課題として出ていた、「世界観が統一されていない」ものに対応するためです。

世界観を考える上での要件は以下を考えました。

  • ペルソナが没入しやすいこと

    • イメージができる→触れたことがあるもの

    • あまりにも「今」とかけ離れていないこと

  • 飾り付けやBGMで雰囲気の再現ができるもの

決めた世界観:1950年代のアメリカ

ペルソナ①はディズニーに行き慣れているので、ディズニーの世界観のうちのどれかを選んでいくと馴染みやすいかなと。
また、ペルソナ②がおしゃれでマリリンモンローにあこがれているということもあるので、1940-50年代くらいのアメリカを想像して雰囲気を作っていくと、今とあまりにもかけ離れているわけでもないので入っていきやすいしワクワクするのでは?と考えました。

イメージとしては以下のような感じです。

曲でいうとこんなイメージ


コンセプト

さらに、ミッション・ビジョンは決めましたがそれらは内々のものであり、外に発信していくにあたって一言で表せるコンセプトを決めることにしました。

決まったコンセプト:Kick

  • Get a kick out of(~を大いに楽しむ)

  • Just for kicks(ただ楽しいから行う)

  • Kick it(遊ぶ)

  • Kick Back(もたれて休む / リラックスする / 休憩する)

  • Kick off(試合開始)

ミッションにもあった、「手放しで楽しむ」という部分が非常にマッチしていて良きと思い、これにしました!

■他の案

  • Re:CONNECT(つなぎなおす) → 楽しいニュアンスがない、なんか平成のアニメ感

  • Take it easy(気負わない、好き勝手に、気ままに) → まったりすぎる?

コンセプトアート

とはいえ、文字だけでは分かりづらいので、世界観・コンセプトを融合したコンセプトアートを妻に描いてもらいました。

コンセプトアート

楽しい雰囲気で、アメリカン、そして今どきと言うよりも少し古めかしいけれどおしゃれな雰囲気というのが伝わりますでしょうか。
一気に、リアルにイメージが湧くようになってきましたね。

文言の統一

世界観・コンセプトに合わせて、使っていく言葉を統一しました。
特に世界観を意識するには大事なことですね。

文言

今回はここまで!
まだコンテンツは固まっていませんが、軸が決まりました。
次回、いよいよ詰めていきます。ではではー!



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