甲状腺乳頭癌の話12 細胞診検査の結果…
鬱の方は心療内科へ行き、一歩前へ進めたような気になれたのですが、切除の方とも向き合わなければなりません。
先生のおっしゃった通り、細胞診の検査結果が出れば、決心がつくかもしれません。
後日、日程を先延ばしにしてようやく検査を受けました。
怖くて見てはいませんが、患部に針状のものを刺すのですが、皮膚の中で何かを引っ張っているような感覚で、喉が締め付けられるような、それでいて唾を飲み込んだり、動いたりするのは絶対にNGという検査で、2度目なのにやけに緊張しました。
その結果は後日、日程を先延ばしにしてようやく夫と聞きに行きました。
診察を待っていると、私の番が微妙に後回しになっていくのでした。
後回しも繰り上がりも、もう慣れました。
今回は後回しパターンですね。
つまりそういうことですね。
結果は想定してきてますし、大丈夫です。
すると、診察室から看護師さんが出てきて、
「今日担当する先生は、ここの病院に来たばかりの先生なので、内容が内容だけに、ベテランの先生に代わった方がいいと思うので、もう少しお待ちくださいね」と。
先生が変わる、これは新しいパターンです。
もう「内容が内容だけに」と言っちゃってますし、話の内容はある程度、覚悟してきてることですから、
この新しいパターンも、大丈夫です。
診察室に入ると、初めてお目にかかる先生。
静かに、間をあけて穏やかにお話しになる方でした。
「今回の検査の結果ですが、悪性ではありませんでした。つまりリンパ節からは癌は出ませんでしたので、もう少し、このまま様子をみてもいいかもしれません。」
その展開は、想定してきませんでした。→ 続く
お読みいただき、ありがとうございました。
追記:見出し画像は、いらすとやさんからお借りしました。ありがとうございます!
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