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ちゃぶ台がひっくり返る月を振り返って

こんにちは、みっこです。

9月も今日で最終日。

振り返ってみて、ちゃぶ台(=土台)がひっくり返るような一ヶ月を過ごした方も多かったかな、とあらためて感じています。

数秘ラボというオンラインコミュニティーで、9月の振り返り会をやっているのですが、「今までの人生で一番しんどい」「自分の中の当たり前が崩壊した」という方もちらほら。

ラボに限らずプライベートでも、不思議と私のまわりには、「今までのやり方・あり方ではもう通用しない」という現実を突きつけられ、そもそもの土台がひっくり返されるような出来事を引き寄せている人が多いです。

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ここでいう『土台』というのは、人それぞれ。たとえば、自分を支えてきてくれた価値観や存在、働き方、夢や目標、セルフイメージ、健康、日々の暮らし、etc.

忙しくしていた時には気づかなかった、自分の足元にあった土台。当たり前に使っていたモノサシ。目指していたゴール。

そこにヒビが入っていく。崩れていく。

足元が揺らいで、だからといって掴まるところもなく、思いもよらぬ不安定さの中で、バランスを取り戻そうともがく。

もがいてもがいて、やがて小手先で戦うのも止めて、もう戻ることはできないという事実を、そのままに受け入れられるまで。

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ネットで調べれば「数秘4は安定を意味します」なんて出てくるけれど。

3の破壊と創造のエネルギーの後に訪れるのが、4の安定の世界。その安定は、永遠に変わらない固さではなく、常に形を変え続けるしなやかさを意味します。

「変わりゆく世界の中で、その時々で最善な土台を創造し続けなさい。必要ならば、何度でも」と教えられるようです。


だからこそ、「変わりたくない」という無意識の恐れが、露呈するのかもしれません。

「きっとこれが正解だ」と変化することを止めた頃に、揺さぶられるのかもしれません。

当たり前でないものを当たり前だと思ってしまった時に、気づかされるのかもしれません。

(コロナの流行でこれまでの日常が日常ではなくなった2020年は、社会全体のサイクルでは《4の年》です。)


だけど、4のキーワードである『森羅万象』が意味するように、変わらないものなどありえない。

そして世界は、「もう次の扉を開けなくてはならない」と、準備ができた人にだけ、変化を迫るものです。

日本という土地が、地震も台風も火山も津波も受け止めてきたように、揺さぶられても再生し、むしろ洗い流され、禊がれるようにして、清々しい朝日が昇っていく。

その生命の強さ、精神の強(したた)かさが、私たちの中にある。そんな大切なことに気づかせてくれるのもまた、4の世界です。

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9月が4の月だから、という話をしたいわけではありませんが、今しんどい時期を通過しているという方は、4が象徴する『再生の力』がそもそも自分の中にはあるのだと、イメージしてみてください。

それまで当たり前だったものが、もう壊れようとしているその時に。

解決に走る思考の足を止めて。

答えを出さないことこそ勇気なのだと、本来のあなたは知っています。

不安定さや焦る心にさえも居場所を与え、一日を、一歩を、一呼吸を、重ねていけますように。

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最後に、ラインホルド・ニーバーによる祈り ”The Serenity Prayer” を載せておきます。

有名なので、知っている方も多いですよね。この冷静さと勇気と知恵のバランス、個人的にはとっても4ぽいなぁと感じます。

主よ
変えられないものを受け入れる心の静けさと
変えられるものを変える勇気と
その両者を見分ける知恵を我に与えたまえ。


O God, grant me the serenity to accept the things I cannot change, the courage to change the things I can; and the wisdom to know the difference. ---Reinhold Niebuhr






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