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【JLPT指導者必見!】JLPT指導は間接法と直接法どちらがいいの!?

JLPTを指導する上で
直接法か間接法で悩んでいるあなたへ

お伝えしたい事があります。


今日この記事を最後まで見るだけで、
直接法か間接法かで悩むことがなくなり
学習者に合わせて
指導方法が選べるようになります。


その結果、状況に合わせて
指導方法の使い分けができるようになり
学習者の為の授業が
できるようになります。


また、この記事を読むことで
直接法か間接法のどちらかに
こだわる考えがなくなります。

今からお伝えする内容を
知らないまま指導を続けていると、
直接法か間接法のどちらかの方法に
固執したままでしょう。


指導方法に固執してしまうと
学習者一人一人に合った指導ができず
学習者の成長を止めてしまう
可能性があります。


学習者のために
最後まで記事を読んでください。

YouTubeで音声を聞きたい方は
こちらから聞いてみてくださいね!



【直接法とは!?】


直接法とは、
日本語だけで授業を行う』方法です。


主に、
たくさんの国の方に一緒に教える

・日本語学校

・大学

・グループクラス

のような場合に直接法で
教えることが多いです。


日本語がわからない人に


『どうやって日本語だけで教えるの?』

と疑問があると思いますが、
日本語だけで教えることは
可能なんです。


「絵カード」や「ジェスチャー」や
「既に教えた語彙と文法だけ使う」
方法で教える事ができます。

JLPTを教える上での
直接法のメリット』は、


①聴解力が上がる
➡日本語を聞く時間が多いので
日本語を聞く事に慣れて
聴解問題全体の対策ができます。


②会話力が上がる
➡質問や会話を日本語で行わないといけないので
日本語を話す機会が多くなり
必然と会話力と語彙力が上がります。

また、同時に
聴解問題の会話問題の対策ができます。


一方で、
直接法のデメリット』をお伝えします。


①授業準備に時間がかかる
➡絵カードの準備や、既習語彙や文法での
説明をしなければいけないので
事前準備に時間がかかってしまいます。

この影響で、
問題集などの分析に時間があまりとれず
十分に準備が出来ず不安な気持ちのまま
授業をすることになります。


②文法の理解に時間がかかる
➡日本語で説明をするので
学習者や文法によっては
文法の理解に時間がかかってしまいます。

学習者によっては、
文法が理解できず、
文法問題が苦手になってしまう
可能性があります。

【間接法とは!?】

間接法とは、
『学習者がわかる言語で授業を行うこと』です。

主に、

・現地の送り出し機関

・海外の大学の日本語学科

・プライベートレッスン

・海外で個人で教えている

・クラス全員が同じ言語を理解していて
 媒介語を使う事を許可している
 日本語学校や企業のレッスン

などで、間接法を使っています。


間接法での言語は様々です。


現在販売されている
JLPTのテキストも
「英語版」「ベトナム語版」「中国語版」
など、様々な言語で販売されています。

JLPTを教える上での
間接法のメリット』は、

①文法や語彙の理解が早い
➡自分の理解できる言語で
説明してくれるので
文法や語彙の理解がとても早いです。

ですので、
文法の点数がのびやすいです。


ストレスが少なく勉強できる
➡媒介語で授業を受けるので、
授業の理解がしやすく
授業のストレスが軽減されます。

直接法だと、教師の説明で
わからない語彙や文法があったら、
どうしても気になったり
理解できずストレスになってしまいます。

その結果、
長期間のJLPT試験勉強の
モチベーション維持が難しく
勉強しなくなってしまいます。


一方で、
間接法のデメリット』をお伝えします。


①聴解力が上がらない
➡媒介語で話す時間が長いので
必然的に聴解力が上がりにくいです。

実際に、間接法で学ぶ学習者は、
聴解問題が苦手な人が多いです。


②会話力が上がらない
➡教師が媒介語ができるとわかっているので
学習者は質問や会話を
媒介語でしていまうことが多く、
結果として会話力が上がりにくいです。

【JLPT指導の際
 どちらの方法がいいのか!?】


まずは、JLPTを教える上での
直接法と間接法の
メリットとデメリットを
理解しましょう。


日本語学校などで
教え方の決まり等がある場合は
その教え方で行います。


もし
教え方が自由な環境である場合は、

目の前の学習者は、


「今どちらの方法が
 最適なのか?」

ということを常に考えながら
2つの指導方法を使い分けることが
生徒さんのための授業ができます。


例えば、

「試験まで時間がない場合」は

間接法で教えて早く理解してもらい
問題をたくさん解いたほうがいいです。


反対に
「試験まで時間がたくさんある場合」は、

直接法で教えて
聴解力も同時に鍛えながら
教えていく方が効率がいいです。


学習者一人一人に合った
指導方法で授業を行う事に
日本語教師から学ぶ意味があります。

JLPT指導で
間接法か直接法かで迷っている
あなたが今すぐすることとお伝えします。


それは、


目の前の学習者にとって
一番いい教え方を考えることです。

つまり、

目の前の学習者を
知ることから始まります!


その為には、学習者を観察したり
たくさんお話をしたりして、
学習者の苦手なことや目標などを
知りましょう!


日本語教師の皆様が、
教え方に固執せず
学習者のための授業ができることを
心より応援しています。

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