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読書がもっと楽しくなる、読書記録ノートのススメ

私はとってもずぼらな性格なので、マメに何かを記録するということが苦手です。でも、細かい字で、美しく記録されたノートというものに、どこか憧れを感じています。単語帳、レシピノート、家計簿などなど、いろいろと試すのですが、その度に、私はいつも三日坊主。いつの間にか忘れてしまうんです。

読書が好きなのに、読書記録も同様にとてもずぼらで。Web本棚サービスに非公開の本棚を作成し、洋書は「Goodreads」、和書は「ブクログ」にて、手持ちの本は登録、読み終えたら読了マークと星評価を付ける...くらいしかやっていませんでした。
これは、間違えて同じ本を買ってしまうのを避けるため、という実用的な理由で始めたもの。私が憧れている「美しい記録」とは程遠い。

インスタグラムで読書感想文のアカウントさんを見ていると、感想文に本の表紙のイラストまで添えられたような、キレイな読書記録ノートの写真がのっていたりします。ていねいな読書習慣... 私には難しそうだな、絶対に続かないな、なんて思っていました。

ある日、ロンドンの文具店「Choosing Keeping」で、なんとも風合いのステキなノートを発見。ノートを買う予定はなかったのですが、なんだか欲しくなってしまって、購入しました。このノート、お店のロゴが入っているオリジナルノートとのこと、万年筆で書いてもにじまない良い紙を使ったイタリア製です。

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深い緑の表紙に、この端が赤く塗られた感じがレトロでステキ。一目惚れでした。

はやく何かに使いたくて、敬遠していた「読書記録」を、このノートにつけてみることに決めました。これがちょうど今年の4月のこと。三日坊主で数回記録して忘れちゃうかもな、なんて思っていたのに、今でもしっかり続いています!4月からカウントして、現在26冊目を記録したところ。記録が苦手な私にとって、これはすごい数なんです!笑

記録しているのは、

記録番号
本のタイトル
著者
翻訳の場合は翻訳者と言語
出版社
初版発行年
読み始めた日、読み終えた日
感想

これだけです!

特に、感想の内容や長さには一切こだわらないと決めています。
短い時には1行でも、たった一言でも良いし、長くなってしまう時には何ページ書いてもOK!
誰に見せるような記録ではないので、格好つける必要もなし。素のまま、胸に浮かんだ言葉を綴ってOK!

あってないようなルールなので、上記項目以外のことを書き足すこともありますし、書き忘れちゃうこともあります。笑

でも絶対に守っているルールがあります。それは、必ず「読み終えた瞬間の気持ちを綴る」ために、次の本に移る前に記録すること。

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読書記録ノートの中の様子です。恥ずかしいので、感想文の箇所は隠したり、ぼかしたりしています。

続けることができたのは、このシンプルなルール設定が功を奏したのだろうと自己分析しています。項目もタイミングも決めてしまい、また面倒に感じない程度のルールなので、「後でいいや」と後回しにすることもない。確実にノートに向かうことができています。

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