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水のかたちとエネルギーの具現化

明方4時半に目が覚めて動画を見てたら寝落ちした。気がついたらθ波瞑想音楽が耳元で流れていた。

心地よいのでそのまま身体と心も溶かしてみる。手が動きはじめた。渦巻きをまわすように開いた両手がぐるぐるとまわる。ゆっくりと。右まわり左まわり。

そして光のトンネルをものすごいスピードで移動。目を閉じたまま眼球をちょっと動かすと右にも左にもまがれる。

気がつくとなだらかな丘陵地帯の人工物のない場所にいた。植物と空気が穏やかで激しい動きの気配はない。

すると水のかたちと現実創造の関連情報がするりとなだれ込んできた。私達人間が現実を創る過程は水と温度の関係と同じ。

熱い情熱で願いは水蒸気になる。かたちはみえない。少し熱量が下がると液体となり流れる。手ですくっても隙間からぽたぽたとこぼれる。握りしめると水滴となって落ちる。

顔を埋めると呼吸ができない。飲み込むことはできるが細胞になるか排出される。掴み取って固定できない。

温度をさらに下げると固形の氷になる。すっかり熱量が冷めた頃に願いは形になる。具体的に目に見える。

氷は常温では溶ける。常に形を変える。そのままにしておくには人が快適に生きられない環境が必要。

家・車・服・靴・鞄・宝石・肉体。全ての物質は消費していく。なるべく長く使うにはそれなりの手間暇がかかる。使わなければ存在している意味がない。氷漬けされているのと同じ。

お金も滞っていたらエネルギーは停滞する。使わなければただの紙と金属。

人間関係も常に変化する。同じ状態を固定することはできない。肉体は変化するし感情は流れる。

そういうことが一瞬にしてなだれ込んでくる。朝の黄金のひととき。

素敵な週末をお過ごしください。

(はてなブログ「アレコレ楽書きessay」2020.8.22 加筆修正転載)

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