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グラフィック効果
誰かに何かをわかりやすく伝える手段のひとつとして、フローチャートやグラフ、イラストやシンボルマークなど視覚に訴える方法がある。このグラフィック効果に関する情報は私のアンテナをくすぐる。
仕事の企画書・個人スケジュール・旅の行程表・スクリーン画面管理・料理のレシピ・使用説明書など、個としても集団としてもおおいに活躍する基本構造だから、あちらこちらで見出すことができる。
その普遍性に触れるとぞくぞくする。マニアックな喜びの兆候。
文字も視覚情報のひとつ。だからカリグラフィーも大好き。アメリカへ行った時に買ったアルファベットフォント集データを全てプリントアウトして、にやにや笑いながら眺めたこともある。
最近たて続けにグラフィック効果を全面に出した情報を目にした。これは使える!と今朝イメージをまとめながらシャワーを浴びた。
人間の思考や生活が散らかっているとき、なによりも必要なのは整理整頓。正体不明の不安も尻尾をつかめば、人は少しだけ落着く生命体。
もやもやしたことが言葉や文字、見える形や共通認識の枠に収まったときほっとする。訳のわからない症状に名前があれば、病や状態そのものが改善しなくてもヒトは納得してしまう傾向がある。そして安堵する。名称があるということはひとりではない。そう思えるだけで気持ちが楽になる。
これまでの人生これからの生き方、自分自身の特性と志向、やりたいことやりたくないことの選択。こういうことも文字や言葉にしたり図式化することでスッキリする。
私個人のアンテナ感度は分類しにくい境界線部分に及ぶ。仕事でも日々の暮らしでも細かい判断にこだわるからこそ追求と手放しの精度とスピードがあがっていく。
このグラフィック効果を使った人生のトレーニング歴は長い。使い方と効能をシェアしようとひらめいた。
先ずは自分自身の身だしなみと家のヴィジュアルを整えます。何ごとも核からスタート。
みなさん素敵な1日をお過ごしください。
(はてなブログ「あれこれ楽書きessay」2020.12.1加筆修正転載)
Grazie 🎶