影響の強い地球での前世と他の星の暮らし
なんとなく好き、気になる、惹かれる。どうしても好きになれない。嫌悪感が走る。こういう感覚を物・人・出来事に感じることが誰にでもある。
もちろん今の人生での経験や記憶から身につく感覚かもしれない。
でも初めて目にした場所なのに懐かしい、知らない国なのに惹かれるというのは前世に深い関わりがある場合か多い。
時間は私達地球人が共通認識として使っているルールだから、実際は前世も未来世も同時多発的に「今」にしか存在しないのだけれどそこを掘り下げるとややこしくなるので割愛。
私が地球人として転生した中で影響の強い人生がいくつかある。
「インディアンのシャーマン」「イタリア人娼婦」「ギリシャ人哲学者」これらのつながりはかなり濃い。
中南米にスペイン人が進出してきたときの現地人であった頃の記憶や、魔女狩りで焼き殺された記憶もある。ジプシーとしてタロット占いをしていたり、身体の弱い少女で生贄として身を捧げたり。
ひとりの人間としての記憶なのか、縁の深いオーバーソウルとのアクセスによる情報なのか、その境目ははっきりわからない。
例をあげたらきりがないくらいなのでひとつひとつ追わない。深く前世を掘り下げたりこだわったりするのは今世の過去に縛られる行為と同じだと思う。あんなことあったなあ、というゆるい認識で事足りる。
どうやら今回の人生では、時代や所属地域の常識とは多少ズレている感覚を言葉にしても、多数派の信じる教えを信じなくても、殺されたり追われたり崇められたりしない暮らしをしたかったみたいだ。
それは充分に叶っている。
他の星の記憶もある。いちばん強い影響を持っている星には、ことばと肉体がないのでコミュニケーション手段はテレパシー。単なるエネルギー体のような存在として流れるように漂っている。
性別もなくて別の存在との交流は、エネルギーを混ぜてフュージョンさせる。そのとき熱と光が発生する。
地球の身体でいちばん近い感覚は、性行為による絶頂感だと思う。それから音楽を共に奏でるときや声をハモらせる快感にも似ている。
物質的な身体がない世界だから「夏までに5kg痩せよう」「筋力トレーニングをして体型維持」「自然に近い物を食べて身体を整えよう」といった必要も願望も目標もない。
食べる楽しみも着飾るわくわくもない。好きな人に触れられる喜びもない。何かを作り上げる過程の苦労も達成感もない。
その星の影響力が強いので、しっかりとした目標や目的をたてるのがあまり性に合わないしすぐに飽きる。
けれども衣食住は地球独特の喜びと快感であると、心から理解しているので、身体と五感を使って楽しむことは大好き。
地球の過去の出来事も他の星の暮らしの影響も、今の私がどうやって生きたいかに使う単なる参考資料みたいなものだ。それを大袈裟に扱うのは好きじゃない。
今の人生のあれこれについて、視野が狭くなっている人が少しでも気楽になればいいなと思いつつ、時空間や物質世界の枠の外にあることをほんのひとにぎりシェアしてみました。
素敵な日曜日をお過ごしください。
(はてなブログ「アレコレ楽書きessay」2020.7.12 加筆修正転載)
Grazie 🎶