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【高校留学という選択肢#4】 現地の授業について

皆さんこんにちは。Mikiです。

今日は、高校留学したニュージーランドの現地の授業について振り返ってみたいと思います。


言葉が分からない

高校2年生の時に日本からいきなりニュージーランドの現地高校へ留学し、環境が大きく変化しました。

授業では、まず言葉が分からない経験が人生で初めてでした。まるで高校生から赤ちゃんに戻ったような、不思議な体験でした。

それでも授業は毎日行われ、時間は進んでいきます。
言葉は分からなくても先生のジェスチャーや雰囲気を感じ取って、言っていることや場の雰囲気を理解できるように必死に過ごしました。

クラスは自由な選択制度

高校2年生の時点で、ニュージーランドでは授業の選択が自由に行える仕組みになっていました。私は地理・化学・数学・コンピュータなど、他の生徒が一般的に取る授業を受けていました。

日本での学級制度のような担任の先生がいるクラスはなく、毎学期受講するクラスによって時間が決まり、それぞれの授業を一緒に受けるクラスメートもバラバラで、学年が下の生徒もいたりと、かなり自由度の高い環境だったと感じています。

英語の授業

英語は「ESOL(=English for Speakers of Other Languages)」という、海外からの留学生が受講する英語のクラスに入り、タイや台湾など他の国から来ていた生徒と一緒に受けました。そのため現地の人が受けるものよりは内容が易しかったと思うのですが、それでも授業は全て英語で行われるため、必死でついていっていたと思います。

数学の授業

言葉が分からず大変だった授業ですが、その中でも数学の授業だけは良い成績をあげることができました。

先生の言っている全てを理解することはできませんでしたが、ホワイトボードに数式やグラフを書きながら説明するため、またその内容が日本よりも易しかったため、ほとんど理解することができました。

具体的には、因数分解や一次関数など、日本では中学生でやったことがある内容が、ニュージーランドの高校2年生の授業で出てきていました。

結果的にテストではクラスで2番を取るなどして、大変だった授業の中でも唯一「できる」という実感を持ちながら過ごせたのがこの数学の授業でした。

慣れない環境で学べたこと

当時の経験を一言で振り返ると「大変だった」という言葉しか出てこないくらい、いきなり英語の環境に入って過ごした授業の時間は苦労したと思います。

そんな中でも、言葉以外のヒントを探しながら過ごした経験や、自分がハンデのある人間として過ごした経験は、大きな内面的成長に繋がり、帰国してからも貴重なものとしてずっと私の中に残り続けています。


次回は「学校の環境」について、お話したいと思います。

読んでいただき、ありがとうございました。





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