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継続的な講座をやっていて良かったと思う時 ~知識は実践することで身に付く~

毎月第一土曜日の夜は、「メディア情報リテラシーを学び考える自主ゼミ(以下「自主ゼミ」)」を行っている。8月は第11回目だった。毎月私も楽しく行っているけれど、今月は特に「これこそ私がやりたいと思っていたこと」ができたと感じているので、そのことについて書いていこうと思う。


「メディア情報リテラシーを学び考える自主ゼミ」とは?

つながるキャンパス」の24歳以下を対象とした「社会連携ゼミ」の枠の中で実施した、「メディア情報リテラシーを学び考えるゼミ(以下「ゼミ」)」のゼミ生の中で、ゼミが終わった後も継続的にメディア情報リテラシーについて考えたい、と思っている人が自主的に月に一回集まって実施しているものです。これまでゼミは2022年の冬、2022年の夏の2回開講していて、冬は2時間×6回、夏は1.5時間×6回の講義やワークを行うことで、ゼミ生のメディア情報リテラシーについての考え方や知識の向上を図ってきましたが、自主ゼミではその知識を実生活に取り入れ活用することを促すことを目的としています。 

「ゼミ」と「自主ゼミ」の違い

ゼミではプログラムを用意しているので、講義形式の場合もあれば、対話形式の場合もありますが、やることが決まっています。それに比べて、自主ゼミのトピックは基本的にゼミ生の持ち寄りで、みんなで話したいトピックについて話します。また、ゼミは毎回参加が原則ですが、自主ゼミの参加は強制ではなく、参加したい時に参加したい人が出ることができ、ゼミの時間は1時間半に設定しているものの、遅刻も早退も可という感じで緩く実施しています。 
それでも嬉しいことに毎回トピックは出てくるし、必ず参加者はいるので、これまで楽しく続けることができています。

自主ゼミのトピック

自主ゼミでは、時事ニュースがネタになることが多いです。例えば、
・生成AIの出現を受けて人間にできることを考える
・災害関連の情報取得方法について考える
・WEB記事を読んで、人によっての解釈の違いを知りその違いについて対話する
などです。
そして今回8月の第11回目は、フィリピンのマニラに短期留学中のメンバーの現地での体験を基に、情報について考えました。

例えば、
・マニラに来る前に接していた情報と現実のギャップ、そのギャップはなぜ生まれるのかについて
・フィリピンで接する情報にかけられたバイアスについて
・現地の情報の収集方法について
などです。

体験をベースとした具体的な事例を基に情報について改めてゼミ生と考えられた良い機会だったように思います。
彼女からは「〇〇について違和感をもっていたけど、すっきりした。情報を違う方向から見るってこういうことですね!」と言ってくれて、嬉しい気持ちになりました。
盛り上がりすぎて、気が付いたらあっという間に2時間半が過ぎていました。
 
座学で知識や考え方をお伝えすることはできるけれど、本当の意味で「身に付ける・習慣にする」ためには、その時々で必要な声掛けをすることが一番有効なのだと改めて感じます。そして私は、この一人ひとりの変化を実感できる時が一番嬉しいのです。 

ゼミ生募集のご案内

これまでつなキャンを通してゼミを行ってきましたが、個別に受講希望の声をいただいたので、インフォハントの自主開催でゼミを開講することにしました。初回は8月27日(日)20時~21時半、高校生・大学生向けにオンラインで行います。興味を持っていただいた方はPeatixで詳細をご確認ください。質問は私にDMいただければ回答いたします。
ご応募をお待ちしています!

【全6回】メディア情報リテラシーを学び考えるゼミ(第3期) | Peatix

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