マガジンのカバー画像

読了

13
本を読むのが好きです。 アウトプットも兼ねて、読了した本について紹介や感想を書いていきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

『DIE WITH ZERO』ビル・パーキンス

しばらく積読していた本、ビル・パーキンスの『DIE WITH ZERO』を読み終えた! 『DIE WITH ZERO』は、人生を豊かにするための新しい考え方を提案する本。老後に多額の財産を残すよりも、人生の各ステージで得られる体験や満足感を重視していて、若いうちにお金や時間を使い、自分の人生を最大限に楽しむことを勧めています。 年齢や健康の変化によって経験の価値は変わります。ましてや年を取れば体力は確実に低下するし、物事への興味も薄れていく。「今」がずっと続くような気がす

【マルチ・ポテンシャライト-好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法-】エミリー・ワプニック

マルチ・ポテンシャライトとはマルチ・ポテンシャライトとは、著者エミリーの造語で マルチ・・・多くの ポテンシャル・・・潜在能力を持つ アイト・・・人 という意味を持っています。 マルチ・ポテンシャライトでも人によって興味の持ち方が異なり、おもに2つのタイプに分かれます。 同時進行で多くのものに興味を持つ人 1度に1つのものに興味を持ち、気が済むと次にいく人 両極端な人もいれば、どちらかの傾向に寄っている人もいるようです。ただ、マルチ・ポテンシャライトであるがゆえの

『ポモドーロ・テクニック』効果と短い休憩の使い方

ポモドーロ・テクニックとはポモドーロ・テクニックは、30年前にイタリアの大学生フランチェスコ・シリロが考案した時間管理術です。25分の集中と5分の休憩を繰り返すことで集中力とモチベーションを維持します。 25分集中+5分休憩=合計30分を【1ポモドーロ】として、4ポモドーロごとに15~30分の長い休憩をとります。 ちなみにポモドーロは「トマト」のこと。考案者が時間を測るのにトマト型のキッチンタイマーを使っていたのが由来です。 ポモドーロ・テクニックのやり方ポモドーロ・テ

なぜ、あの人の周りに人が集まるのか/志賀内泰弘

コンビニを舞台にした接客がテーマの本。 マニュアル重視の印象があるコンビニで接客を題材にどういう内容なのか気になった。 中にはやりすぎ感のあるサービスもあったけど、ほぼ実話らしい。 接客は技術も大事だけど「心」が先だなと思わせられた1冊。 おせっかいと親切の境目おせっかいが6割、親切4割 良かれと思ってしたことでも、相手によってはおせっかいと取られることもある。そんなことが続くと心折れそうになるけど、おせっかいと思われても続けていくと感覚的におせっかいと親切の境目がわかる

『古事記』子供向け

小学校高学年向けかなくらいの『古事記』を読んだ。 以前、AZさんとyujiさんのインスタライブを観たことをnoteに書いたのだけど、その時に神様ストーリーを読んでみるといいよってyujiさんが言っていた。 それを思い出して、図書館で子供向けのを借りてみたのだけど、簡単すぎた(笑) というか、ほとんどの神様のこと知ってた。 古事記って読んだことあったかな。 記憶にないんだけど、断片的に神様のお話は読んだり、聞いたり、調べたりして知っていたようだ。 調べたら「古事記」と「

『medium』霊媒探偵 城塚翡翠

推理小説家の男と霊媒の女の子が、その能力を使って殺人事件を解決していくお話・・・と思わせといてどんでん返しアリの本。 図書館に『鬼滅の刃』を借りに行ったときに、表紙絵がきれいで一緒に借りたもの。 「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ借り」 軽い推理小説かと思いながら読み始めたけど、後半に意外な展開が待っていた。テンポもよく、読みやすい。 思いがけず面白い本に出会ってしまった。 だから読書はやめられない。

やっぱり、それでいい。/細川貂々&水島広子

本屋で偶然出会った。 棚のいちばん上に目立たずにあったのに、なぜか心惹かれた。 作者も描いているけど「話を聞く」ことにについて目からうろこな方法が紹介されている。 自分の考えは必要ない相手の話を聞いているとき、じつは聞いているようでも頭の中を占めているのは自分の考えだったりする。 「こんなときはこうすればいい」 「わたしはこう思う」 相手のためにアドバイスを考えていたり、早く終わらないかなぁと思っていたりこれらは全部自分の思考であり、雑音。 この雑音が大きくなって自分

はく・すうの法則/有吉与志恵

人は1日2万回も呼吸をしている。 先日、整体に行った時に「呼吸が浅い」と言われて、そういえば本屋さんで呼吸の本を見たなぁと思い出して購入してみた。 呼吸には人それぞれクセがある肩があがる人、猫背の人、腹筋が弱い人、背中が使いすぎな人など呼吸のクセが肩こりやむくみ、便秘などの原因になっている。 息を吸うとお腹がへこむ人は自律神経が乱れ気味な人なんだそう。 私はなんだろう。 肩が上がるタイプか、猫背タイプかな。 呼吸は先に息をはこうよく「吸って~はいて~」って言われるが、

『いい質問が人を動かす』/谷原誠

Prime Readingに追加されていて気になったので読んでみた本。 質問されると 「思考」し、「答え」てしまう。 人は命令では動かないが、質問すると自発的に動くことができる。 なので職場で部下などをその気にさせ、育てるには質問をするのがおすすめ。 質問をするときには、 「私は何のために質問をするのか」 ということを、まず自分自身に質問して、目的を明確にしてから始めよう。 目標達成や問題解決など自分自身のための質問も多く書かれていて、たとえば、目標達成のために

noteではじめる新しいアウトプットの教室/コグレマサト・まつゆう

noteに限らずブログというものに何度か挑戦してるけど、なかなか続かなかった。そして性懲りもなく、noteで書き始めてる。 先日、noteの本が出たので読んでみました。なにしろ「書けない、続かないを卒業しよう!」だからね。 noteの基本的な使い方前半はnoteの使い方を説明しています。noteはシンプルだから使いやすい。知ってはいるけどあまり使っていない機能もあったな。 「スキ」やフォローをするとポップアップするコメントは最初に設定しただけで変えてないなぁ。もっと色々いじ

インプット大全/樺沢紫苑

前作『アウトプット大全』の時に、サンクチュアリ出版さんがTwitterでアウトプット企画をしていて、そんなつながりで『アウトプット大全』を献本していただきました。 やっと読み終えたので、さっそくアウトプットします。 AZでインプットするAZ=アウトプット前提 本を読む、映画を観る、セミナーを受講するなど、何かしらのインプットを行う時は、アウトプットを前提としてインプットすること。 それも「他人に説明できるレベル」でアウトプットするつもりですると、集中力も高まり、深く理解でき

FUCTFULNESS/ハンス・ロスリング

書店に行くとランキングコーナーなどで1位になってる本です。 気になっていたので読んでみました。 情報を正しく知ることは大事なんだと気付かされる内容でした。 人はメディアの情報や思い込みによって悪い状態は悪いままで、世の中はあまり変化していないと思っています。 それは私達一般人だけではなく、専門家や国を動かす人たちにも当てはまります。 きちんと分析されたデータを見れば分かることなのに、人の本能がそれを邪魔して知ろうとしません。 目の前の情報が、出来事が本当に正しいのか、いい意

傾聴のコツ/金田諦應

東日本の震災後、ボランティアで「カフェ・デ・モンク」というカフェを開き、被災者の方たちに寄り添い、固まってしまった心を溶かすように話を聞いてきた僧侶のお話です。 私は話をするのが得意な方ではないし、どちらかというと、聞き役のほうが多いと思うけど、きちんと「聴いて」いるかというと全くできていないと思います。 否定することなく、また、遮ることなく、寄り添い、共感し、相手が本当に話したいことを話せるまで辛抱強く待つ。 相手は話しているうちに、考えがまとまったり、自分の気持ちに気