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FUCTFULNESS/ハンス・ロスリング

書店に行くとランキングコーナーなどで1位になってる本です。
気になっていたので読んでみました。
情報を正しく知ることは大事なんだと気付かされる内容でした。

人はメディアの情報や思い込みによって悪い状態は悪いままで、世の中はあまり変化していないと思っています。
それは私達一般人だけではなく、専門家や国を動かす人たちにも当てはまります。
きちんと分析されたデータを見れば分かることなのに、人の本能がそれを邪魔して知ろうとしません。
目の前の情報が、出来事が本当に正しいのか、いい意味で疑ってみる。
きちんとデータを調べてみる。
世の中は着実に良くなっていると希望が持てる1冊です。

<10個の本能に気をつけよう>
1.分断本能…大半の人がどこにいるか探そう
2.ネガティブ本能…悪いニュースは広まりやすい
3.直線本能…直線もいつかは曲がる
4.恐怖本能…リスクを計算しよう
5.過大視本能…数字を比較しよう
6.パターン化本能…分類を疑おう
7.宿命本能…ゆっくりでも変化していることを心に留めよう
8.単純化本能…一つの知識がすべてに応用できないことを覚えておこう
9.犯人探し本能…誰かを責めても問題は解決しない
10.焦り本能…ちいさな一歩を重ねよう

本能を抑えるのは簡単なことではないけれど、それを知って気をつけることはできるかな。
ネガティブ本能や犯人探し本能は、日常でもありがちな行動だと思うので、そんなときにこれを思い出そうと思いました。


最後まで読んでくれてありがとうございます。興味を持ってくれたことに感謝!