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24時間365日対応の保育園に通わせていた経験者として思うこと

 24時間365日対応の保育園をご存知でしょうか?私が以前、子どもを預けていた病院併設の保育園が24時間365日対応の保育園でした。初めてこの保育園の存在を知った時は、子育てしながら働く人の味方と言う意味で、なんてスゴい保育園なんだろうと思っていました。しかし尾石晴さんのVoicyを聞いたり、実際に2人の子どもを育てながら働くワーキングマザーとして、今はまた別の感想を持つようになりました。そのことについて、本日は記事にしたいと思います。

尾石晴さんのVoicyはこちらです。

 尾石晴さんのVoicy内容は、私たち大人の働き方が弱い立場の人間(ここでは子どもたち)にかなり負担をかけているのではないかと言う話です。具体的には、「子どもの体調が悪くても仕事が休めない場合は、無理して子どもに保育園や学校に行ってもらわなければならないため、無理して行かせてしまう」また、「仕事の時間の関係で、早く学校に行かせたり保育園や学童の時間を長くさせてしまっている」などが具体的に挙げられていました。以前、働く保護者のために学校の門を早めに開ける取り組みがニュースにもなっていたと思います。

 私たち大人の働き方が立場の弱い子どもにかなり普段をかけていると思います。

 24時間365日対応の保育園ができた経緯は、「職場復帰する医師や看護師が、待機児童問題で復職できないことを改善するため。」、「夜勤や土日・祝日勤務を行いやすくするため。」と言う趣旨の話を聞きました。「早く復帰してしたい。」、「夜勤や土日・祝日勤務を行いたい。」と言う保護者にとっては良い取り組みだと思います。実際に、利用したことのある私としては、民間の企業が運営しているため、かなり融通を効かせてくれましたし、公立のこども園では対応してくれないこともやってくれました。荷物もかなり少なかったです。「仕事で遅くなります。」と言えば、事前に申請していた時間よりも長く預かってくれましたし、祝日や土日も対応してくれました。保育園で何度か怪我をした際には併設の病院受診もしてくれました。(病気関係ではなく、あくまで保育園での怪我の場合。)同じ保育園に通わせている、看護師さんは夜勤をやる際に、預かってもらっていました。保育園自体はとても良い環境でした。

 しかし、問題点としては、以下のことを考えます。
かなり個人的な話も含まれているため、以下は有料とさせていただきます。

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