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市民活動をやってた時のこと

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30代〜40代半ばの12年間、まちづくりの市民活動に関わっていました。ただの好奇心で首を突っ込んで、それなりの結果も出せたけれどいま振り返ると後悔することばかりです💦反省と振り返…
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#13回忌

「近代建築研究会」 好奇心に突き動かされて建築探偵をやってた頃

「近代建築研究会」 好奇心に突き動かされて建築探偵をやってた頃

20代〜30代にかけてのことだった。古いうつわとか建物が大好きだったワタシは、どこかに出かける度にキズものの伊万里の蕎麦猪口を買ったり、古い建物の写真を撮ったりしていた。デジカメもスマホもない頃で主に「写るんです」(使い切りの押すだけカメラ)で写した。当然、大した写真ではない。

古い建物はとても魅力的だ。その時代に特有のデザインや工法があり、細かいところに目を凝らせば非常に凝った細工が施されてい

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NPO活動の先駆者 加藤哲夫さんのこと

NPO活動の先駆者 加藤哲夫さんのこと

*表題写真は「book cafe 火星の庭」さんのHPからお借りしました。

NPOって言葉さえ世の中に定着していなかった頃。市民と行政がタッグを組んで何か物事に取り組んでいく事がかなり珍しかった1990年代後半。加藤哲夫さんと初めてお会いした。

加藤哲夫さんはせんだいみやぎNPOセンターの代表理事だった。市民の思いが世の中を変えること。市民と行政の協働、市民が行政の下請けで動くのではなく、市民

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つたない言葉でも考えが足りなくても不完全なままでも発信・行動する/加藤哲夫さんの宿題

つたない言葉でも考えが足りなくても不完全なままでも発信・行動する/加藤哲夫さんの宿題

先日、市民活動やNPO活動の先駆者である加藤哲夫さんの、13回忌を契機とするシンポジウムに参加した。

泊まりがけで出かける予定が入っており、参加出来るか微妙なところだった。だけどチェックアウトしてから寄り道せずに戻り、何とか最後のセッションに参加する事が出来た。

*表題写真は、以前仙台市政だよりの裏表紙に掲載された加藤さんの写真です。

私が参加したセッションは「これからの『市民の仕事』〜加藤

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