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名画に見入り首を痛める

もう先々週になりますか・・大塚国際美術館に行ったのです。
ご存知かと思いますが徳島県鳴門市にある陶板名画美術館です。
大塚国際美術館のパンフレットによりますと
古代壁画から世界26ケ国190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画を原寸大で1,000余点
との事でここだけで数多くの名画が一気に観れるという素晴らしい美術館です。

ところでわたしは今年の春辺りに頚椎神経痛なるものになってしまったのですが、ここ最近はほとんど痛みも無かったものですからそれをすっかり忘れてたのです。
ほんとに喉元過ぎると何とやらですね。


何が言いたいのかと言いますと館内は大変な広さと迷路のような複雑さ、そして巨大な絵画があちこちに展示されておりどうしても見上げる形になるという事です。

展示数も多いのでここはきちんとモデルコースを行こうじゃないかと1番システィーナ・ホールに行きました。そこは荘厳かつ華麗な巨大空間で思わず「わぁ〜」と見惚れました。 その時、首に嫌な違和感を感じたのです。
そして3番のエル・グレコの祭壇衝立復元を見上げた時、さらに違和感が増しました。そして4番、聖マルタン聖堂で違和感は確信に変わりました。  
「あゝ・・再発。」と。

しかしせっかくの美術館。
モデルコースの26番辺りに差し掛かるともやは後ろ手に頭を支えながら絵画鑑賞をしてました。
そして中世あたりになると目がグルグルと回り始め、これは危険だ!と館内レストランで海鮮丼を頂きエネルギーチャージを致しました。
やはり海がすぐ目の前ということも関係あるでしょうか、とても美味しかったです。

それにしてもモナリザも真珠の耳飾りの少女もモネの睡蓮も・・全部観れるなんて何て贅沢なんでしょう〜。
首の痛みさえ無ければずっと見上げていたかったです。

そしてほぼ一日かけて見て回った感想は、「三日ほど掛けてゆっくり観たい」でした。それぐらい展示が多くどうしても早足になってしまいました。

それにしても古代から近現代まで・・いつの時代も人々は争っているのだなぁ、と思いました。もちろんそういう争いの上に今があるのですが。。
写真が無かった時代、絵は報道写真的な役目も担っていたのでしょうかね。
血生臭い絵も多い中、合間に人々が笑っているような絵があると何だかほっとしました。

そして、米津玄師さん。
わたしは知らなかったのですが米津さんはイラストレーターでも在られるのですね。美術館を入ってすぐ辺りの展示で米津玄師さん作のLemonをお見掛けし、びっくりしました。音楽も絵画もすごい才能を発揮されているんですね。素敵だ〜。

そういえばここ数年YouTubeで音楽を聴いているせいでアルバムジャケットとか見てないなぁ、と気付く。
昔のLPレコードのジャケットはすごくお洒落なものが多く「ジャケ買い」とかいう言葉もありました。 わたしはそれでよく失敗してました^^:
情報がラジオとか音楽雑誌しか無かった時代のお話です。。


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