見出し画像

札幌でゲストハウス泊 by Hostel Pass

Hostel Passでのゲストハウスの旅は、高山、金沢、山形とゲストハウスを泊まり歩き、津軽海峡を渡って札幌までやって来ました。今回の北海道では、このゲストハウスWAYAを2回、計4泊します。

画像2

ホステルパスについては前回まででお話した通り、全国に散らばるゲストハウスを1カ月単位で旅したりリモートワークしたりできるお得なパスです。私は3月に1.5万円で購入してコロナ禍の緊急事態宣言後に使う時を待っていました。


3人の起業した学生が形にしたゲストハウスWAYA

いまは会社組織になっているそうですが、学生時代から起業を考え就職活動をせずに突っ走ってきた3人が、思いをカタチにしたのがゲストハウスWAYAでした。

画像11

今回もオーナーの一人、柴田涼平さんにお話を聞く機会を得ました。私はこの自分のnoteで対談によるWebラジオもやっていて、特にチーム・スパーマニアックで突き抜けた人をフィーチャーしていますので、色々な方とお話しできるのが楽しい!

お聞きしている中で、ゲストハウスWAYAを作っていく過程で「人を巻き込む」やり方が面白いと思いました。3ヶ月でのべ200人の人を動員して手作りしたそうですが、大学にいるうちからやっていたブログが功を奏して、日付とやることを決めて「集まれ~!」と全国に声を掛けてやった。それを何度も。その結果はこのゲストハウスに来ると、あちこちの残された名前や痕跡で見ることが出来ます。まさに手作り。

画像1

その熱い「現場感」が、当時の熱量を保ったまま2階のドアを開けると、そのまま残されているのが特徴だと感じます。なんだか直ぐ次に何か始まりそうな、そんな感じです。完成されていない妙というべきか。

画像8

画像9

完成までの経緯は、プロのライターによって書かれたコンテンツがアップされているので、そちらをご覧ください。

彼らの軌道に乗せるまでの熱いストーリーが、読んでいて楽しくなります。


同じゲストハウスと2回使うという楽しみ

北海道は広い。今回の旅では道内は12日間です。そこで札幌を2回使うことにして、いわば札幌を起点にしてルートを組み立てます。最初は8月第2週、次は1週間後に戻ってくるという具合です。

今年の夏は東京では梅雨が7月末になっても明けず、見切り発車で旅をスタートさせましたが、北海道も天候が不順です。オートバイの旅に、雨は本当に辛い。キャンプしながらなので尚更です。

北海道の良いのは、晴れている地方を狙って移動できること。中央山塊が西と東を隔て、北と南でも天気が違うので、天気図と雨雲レーダーをにらめっこをして晴れを探して走ります。

当初の予定では宗谷岬を最初に目指しましたが、行く先には厚い雨雲が立ちはだかっているので、進路を東にとって釧路を目指すことにしました。そうやって道内の晴れ間を縫い合わせて移動して、1週間後にWAYAに戻ってくる算段です。

画像11

実際に二度目に泊まったときは、なんだか我が家に帰ってきたような安堵感があります。使い勝手は分かっていますし、周辺で必要なものがどこにあるのかも把握している事は、旅を効率的にすると共に、心の安寧にも繋がります。

旅は自分で意識していなくても気を張って毎日を過ごすもの。ストレスを削ぎ落していくと心に余裕が生まれます。オートバイという危険度の高い乗り物で移動するので、尚更です。


旅の愉しみは、再会と出会い

旅先で待っている人が居るのは実に嬉しい。札幌には幾人も知り合いがいて、私の旅に合わせて声を掛けてくれました。

前回、札幌に来たのは1年前で、再会が嬉しい。1年の時の隔たりがまるでなかったかのように会話が弾みます。

画像12

ゲストハウス内での出会いも楽しい。国籍、年齢、性別、バックグラウンドが異なる人と会話が始まると、そこは「未知との遭遇」です。対談魂に火が付いて、どんどん聴いちゃいます。

そうした中で思わぬ情報や気付きが得られることがあると、これはもう儲けもの。そこがホテルや旅館と違うところです。ゲストハウスは人に会える宿。ゆえに一人旅では絶対のおススメです。


札幌でも「走って旅ラン」

着いた日は暑かった札幌も、朝は涼しい。カラリと晴れ渡った空の下で早朝に走り出します。

画像8

画像4

札幌市内を貫く豊平川を越えれば、そこは時計台や大通公園のある見慣れた風景。一大観光地も朝早いので狸小路でも人は居ません。気持ちよーく走れます。

画像5

画像6

画像7


イサム・ノグチは外せない

私の大好きなアーチストの一人にイサム・ノグチがいます。彼のデザインしたモエレ沼公園は「北海道好き好きリスト」のトップに位置します。

札幌に来るとその山のてっぺんで360度見渡すのが楽しみ。

画像13

この日も暑い日でしたが、遮るものの無い頂上は、日が陰って乾いた風が吹いて、登ってきた汗をどんどん吸い取ってくれます。中心部を挟んで札幌の裏山を望み、ぐるりと一望すると、心は晴れやか。また来て、ヨカッタ!

画像14

画像15

画像16

画像17

北海道を終えた後は、津軽海峡を渡って、今度は太平洋側を南下します。目指す先は気仙沼のゲストハウス「架け橋」さんです。


2020年夏のホステルパス利用の旅

ここまでのゲストハウスをつなぐ「ワーケーション」の旅です。

2020夏の東日本ブリ旅4

こんな旅、あなたも出来ますよ。

ではでは@三河屋幾朗

サポートありがとうございます! 日々クリエイターの皆様に投げ銭しています サポート頂いたり、投稿購入いただいたお金は「全部」優れた記事やクリエイターさんに使わせていただきます