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【詩】雨

あとどれくらい心の雨を降らせば
虹がみれるのだろう

あとどれくらい雨宿りすれば
晴れやかに前に進めるのだろう

心の雨は際限なく降り続き
止むことを知らない

あとどれくらい
繰り返し呟けど
雨は止むことなく降り続ける

少し小降りになり
勇気を出して歩き始めたものの
見事にこけて
またどしゃ降りの雨

ふと気付く
雨にばかり気を取られ
自分らしさを忘れていたと

そう自分らしく
もっと自分らしく

どしゃ降りの雨の中を
駆け抜けよう
滑って 転んで 怪我をして
血を流しながらも
また笑顔で起き上がり

天を仰いで
雨上がりの虹を信じ
思いっきり
駆け抜けろ!


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