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第7の栄養素、ファイトケミカル
『ファイトケミカル』って聞いた事ありますか?
植物性の機能性成分の事で、体内で抗菌、抗炎症、免疫力アップなどの働きをしている事が最近の研究でわかってきています。
ファイトケミカルの力✨
私達人間は動物なので、自分の足で移動する事ができます。
敵に襲われそうになったら逃げる事もできますよね。
植物は、移動する事が出来ません💧
だから、敵から身を守る為(食べられないように)色や香り、苦みを出す事で自分の身を守っています。
ファイトケミカルが含まれている植物は基本『苦い』という事ですね😊
『良薬は口に苦し』と言いますが、本当にその通りだと思います✨
ファイトケミカルは主に、ポリフェノール、カロテノイド、イオウ化合物の3つに分かれます。
どれも、抗酸化作用があります。
体は酸化すると老化しますので、それを食い止める為には欠かせない作用ですね。
美容と健康を保つには必須です🍀
ポリフェノール
ほとんどの植物が持つ色素成分やアク、苦みの成分です。
強い抗酸化作用があります。
✅アントシアニン
ブルーベリー、ブドウなどに含まれていて強い抗酸化作用があります。
✅イソフラボン
大豆などのマメ科の植物に含まれていて女性ホルモンに似た作用がありますので、更年期障害、骨粗しょう症などの予防に役立ちます。
✅カテキン
紅茶や緑茶に含まれる苦み成分で、コレステロール値下げたり口臭予防などの効果が期待できます。
✅ケルセチン
玉ねぎの皮に多く含まれています。抗炎症作用や血流改善、動脈硬化予防の作用があります。
✅ヘスペリジン
柑橘系の果物の皮に含まれまていて、末梢血管の強化、血流改善、コレステロール値を下げる作用が期待出来ます。
カロテノイド
植物の持つ鮮やかな赤や黄色、紫色の脂溶性の色素です。
強い抗酸化力を持ち生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
✅β-カロテン
人参、カボチャなど緑黄色野菜に多く含まれています。
体内でビタミンAに変わり抗酸化作用があります。
✅α-カロテン
カロテンの中でβ-カロテンの次に多い色素成分です。
緑黄色野菜だけでなく、多くの植物に含まれています。
体内でビタミンAに変わりますが、β-カロテンほど効力はありません。
✅β-クリプトキサンチン
みかんなどの柑橘類、柿、唐辛子、トウモロコシなどの黄色やオレンジ色の色素成分です。
体内でビタミンAに変わります。
骨粗しょう症の予防や改善、免疫力の強化が見込めます。
✅リコピン
赤い色素成分で、トマト、スイカなどに多く含まれます。
リコピン含有量は完熟するほど増加します。
体内でビタミンAに変わります。
動脈硬化の予防が期待出来ます。
✅ルテイン
緑色、黄色の色素成分でほうれん草、ケールなどに含まれます。
体内で生成されず、ビタミンAにも変わりません。
ブルーライトから網膜を守るといった働きがあると言われています。
✅ゼアキサンチン
黄色、オレンジ色、赤の色素成分でとうもろこしや桃などに含まれています。
体内で生成されず、ビタミンAにも変わりません。
視力回復効果が期待出来ます。
イオウ化合物
イオウを含んだ化合物で強力な抗酸化作用や抗菌作用があります。
✅イソチオシアネート
ブロッコリーやキャベツに含まれていて、強い抗酸化作用に期待出来ます。
✅アリシン
ニンニクなどに含まれていて、酵素によって変換された成分です。
殺菌、抗菌作用があります。
生のニンニクを食べる時は注意が必要で、腸内細菌を殺してしまうので胃腸障害を引き起こす可能性があります。
まとめ
主なファイトケミカルはこちらの3種類ですが、それぞれ違う効果があります。
1つの食べ物に集中するのではなく、色々な食べ物から得る事。
そうすれば、自然とたくさんの効果を得ることが出来ます。
バランスの取れた食事が貴方の体を変えていきます。
是非、意識してみて下さいね😊
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詳しくは、こちらまで。
https://saipon.jp/h/zak574/
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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