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熱々のイガ栗の投げるのか、受け止めるのか 

昨年末から引き続き仕事で色々と問題が発生していた。
あまりにも問題発生してるので、先日上司に状況報告した。
上司は問題になってるものを、小さなことでもいいから全部書いて
まとめて送ってほしいと言ってきた。
今の問題を洗い出して、今後の方向性を会議しようとのことだった。
翌日に休みを取ることになっていたので
忘れないよう、その日の夜に残業してまとめた資料を上司に送った。
残業のおかげもあって、かなり刺々しい仕上がり。
パワーポイントの資料なのに毒がすごい。
表現に忖度が全くない怨念と事実を書き殴ったようなスタイル。
まさに熱々のイガ栗。
火がついててそれを受け取るのも躊躇するようなやつを送りつけた。

3日後くらいに上司が問題を引き起こしてる相手と
ショートミーティングしてるのを見かける。
私が作った資料をもとにちゃんと話をしてくれてるんだなと思った。
そのショートミーティングを終えた後に、上司からお呼びがかかった。
問題の進捗を報告してくれるとのことだった。

私が作った熱々のイガ栗資料は上司の力で、
超絶まろやか、だけど言いたいことはきちんと明確に伝える
マロングラッセみたいな大人な感じに改変されていた。
「熱々のイガ栗をよくぞここまで!さすがですね」というと
苦笑しながらも
「熱々も含めて思いは受け取ったよ。」と言っていた。

この上司は数秘33の持ち主。
33は大人と子供を内包する数である。
3+3=6の包み込む母のような性質と、
子供のような3の性質を併せ持つ。

6はホスピタリティ、愛情、バランスの数。
3は破壊と創造、クリエイティブ、遊びの数。

私たちは企業でデザインの仕事をしている。
企業という大きな組織でうまくクリエイティブ力を発揮しなくてはいけない。
組織は自分一人の力だけで動かすことができない。色んな人の間でバランスを取りつつ遂行するのが必須になる。そしてデザイン業務上はクリエイティブ能力を発揮して新しいものを創造していかないといけないのだ。
今回の件で、上司の数秘33はこの形式の業務に一番向いている数字なんじゃないかと思ったのだ。
大人の対応でクリエイティブを発揮する。まさに33のなせる技。

私はといえば、過去6、現在7を持っている。ホスピタリティの6の数字を持ってるので能力的には出来るのだが、過去数より現在数を生かしたくなってる気がしている。
現在数と過去数の使い方のバランスが影響してるのではないかと推測する。過去数は得意分野。息するように出来ること。
だけどだからこそ、今は他のやり方(現在数)を試したくなるような気がする。私の場合は7で物事を剪定して没頭、深掘りしたいのが優先される。
仕事でもホスピタリティ(バランスとる、忖度する)を発揮するよりも、自分が剪定し深掘りしたものを通したい気持ちの方が強い。
イガ栗資料だって、私が拾ってきた尖ったものばかりで構成されていた。
それをうまく調理する33。さすがだなと感心した。
うまく母の愛でまとめあげる感じ。私のトゲもうまくまとめてあるし、私にも愛を向けてもらえてるし、問題の相手にも愛を向けている感じがした。

33の能力。
今回これを実感しつつも、
私はこれにはなれないし、ならなくていいんだなと
改めて思った。
私はきっと熱々のイガ栗を投げる役目。
問題を問題です!と言って声をあげる役。
上司はきっとここまで熱々を集めるのはできないと思う。
きっと母の愛で自然と丸くバランスとってしまい
問題提起するまでにならないのではと思うのだ。

世の中には色んな人がいて構成されている。
その中で私の役目、相手の役目を感じる。認める。
リスペクトする、できない部分を委ねる。
一緒に働く意味。
私が目指すものは上司のようでなくていい。

私が目指すものは
私が私らしく自分を発揮すること。

熱々のイガ栗はみんなの力で
甘栗みたいに美味しくなると思う。













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