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やなせたかしさん書籍_ 『何のために生まれてきたの?』長雨のお供に。

今日から6月ですね。
暦上では、2024年の梅雨入りは6月10日(月)。
「入梅(にゅうばい)」というそうです。

ということで、今回は雨の日の読書におすすめの本をご紹介します📕✨


「希望のありか 何のために生まれてきたの?」

やなせたかし(2013.2).「何のために生まれてきたの? 希望のありか」,株式会社PHP研究所.


やなせ先生の晩年、NHKのインタビュー番組の内容をもとに作成された本です。
語り口調で書かれているので、スラスラ読めます。

「何のために生まれてきたの?」という、人生の命題のような疑問に真っ向から切り込んでいき、
「正義を行う覚悟(1)」「生きているからかなしい(2)」といった非常に重い内容を扱っているものの、
文字も大きく、やなせ先生らしいわかりやすい言葉で語りかけるように書かれているため自然に頭に入ってきます。

アンパンマンや、童謡「手のひらを太陽に」をどのような思いからつくったのか。
やなせ先生が生きる上で大切にしていることは何だったのか。
これからの時代に希望はあるのかーーー。

読み終わった後に、爽快感と、前に進む勇気を感じることができると思います☺️

こちらの本、全国学校図書館協議会選定図書で、「小学校高学年向き」の図書となっています。
ただ、うーん、私の感覚としてはもう少しお兄さんお姉さん向きかもしれないです😅
(ルビは多めで読みやすいです!)


この本を読み終えても、
私が何のために生まれてきたのかがわかったか…といえばそういうわけでもないのですが(笑)、

しっとりした梅雨の時期、普段なかなか考えるきっかけのないことに思いを馳せてみてはいかがでしょうか☺️

今日もお読みいただきありがとうございました🍊✨

(1).同書p43
(2).同書p59

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