子どものサポートと自分マネジメント
三男の療育で、就学相談説明会に参加した。
来年はいよいよ小学校へ入学する。
ランドセルももう注文したけれど(早いよね。長男のときは夏休みに決めたのに)、入学への準備だってこれから計画的にしていかないといけないよね。
頭がいっぱいだよ。
いろいろと整理するための記事。
実は3回目
療育センターで就学相談の流れになったのは、3回目。
長男も次男も受けていて、三男で3回目になる。
なんとなくイメージはあるものの、特性が全然違うし、困る場面も違う3人だから、同じ説明を受けていても、受ける印象もやるべきダンドリも全然違うのを感じる。
それにこの業界の1年1年の変化がすごい。
私の理解の幅も広がったから、説明を聞いていてもだいぶ余裕がある。
それでも頭がいっぱいになってる。
でね。
三男がかなり手強い。
我が家の癒し系で、可愛くて仕方ないんだけどさ。
就学までと就学後のやることのイメージをしただけで、もう私、押しつぶされそう。
本気でもう仕事はやめた方がいいかも、と思ってしまった。
あんまりいいイメージが湧いてこない。
分離不安も大きいし、軌道に乗るまではかなりサポートが必要だろうと思う。
うーーん、困った。
こういうときは、私は紙に書いて図式化したり、時系列に整理した方がいいような気がする。
私だって特性持ち
長男は知的には問題ないがASDで社会不安が強く、中学1年で個別級在籍。
今はコミュニケーション目的で2週間に1回、中学に行くのみ。
勉強は家で自分のペースでやることにしている。
このコミュニケーション目的が大きな意味があって、先生と信頼関係が築ける、やりとりができる、理解してもらえるという体験がすごく大事で、このために私は去年1年をかなり計画的に動いたんだよね。
こういうことが必要だとわかるまでに、かなりの年月をかけたけれど、今やっと少しずつカタチになってきてる。
次男は普通級だけど、ASDとADHDがあり、いくつか配慮を受けながら、何かあるたびにその都度対応するカタチ。
かなり困難感は抱えていると思う。
でも学校で活動し、経験するメリットも大きいと感じていて。
どうしても出たくない授業は免除してもらったり、リフレッシュ休暇(私が仕事休みの木曜日限定)などを本人に伝えて、キツイときは上手く使ってバランスを取ってもらってる。
そして三男、知的な遅れとASD。
個別級を予定してるけど、そもそも通えるのか?という不安が拭えず。
トイレは依然として断固拒否だし、最近では排便後のオムツ替えも拒否がち。
不安が強くて、何度かやってみて安心できないと次につながらないから、何でも初めてのことにはお互いに精神疲労がハンパない。
何度もステップを踏まなきゃいけないところが私の負担でもあり、それを負担と感じる状況に、まだまだ私は余裕がないのだと思う。
そこで、仕事を辞めたら、もう少し気が楽になるな、という考えがどうしても頭に浮かぶ。
3人分をなんとかやってきて、でもまだまだだって思ってて、だけど自分のことで精一杯になってる自分もいて…仕事もってさ、欲張りすぎよね。
あーーー、逃げ出したい。
何にも考えないで過ごしたい。
考えるの苦手。
誰か代わりに考えて。
なんて現実逃避しても、何にもならないどころか後悔するだけだから、我にかえる。
はい、私も特性持ち。
限られた時間とやるべきことがハッキリしている仕事なら、問題なく遂行可能なわけだから、家庭内のこともそうすればいいじゃないね。
自分のキャパ考えて、できることと難しいことをハッキリさせ、できないことは手放しても良いのでは?
毎日ができるタスクのみで構成されていれば、私の気持ちも軽くなる気がする。
長男からの学び「できるけどやらない選択をする」
私は長いこと、「自分にできる」からやってきたところがある。
できるからやる。
でね、できるけどやらない選択ってしたことがない。
それを長男はうまくコントロールして生活できてるからすごいと思う。
(学校だって頑張れば行けそうだけど、月に2回が妥当だと判断してる)
自分のキャパがわかっていて、できることでも「あえてやらない」が選択できるんだよね。
私はできると思うからやってみるとか、できるかわからないけどやるしかないとか、そんなのが多い。
基本、何とかなるだろう精神で手をつけてしまうのだけど、キャパを加味してないことが多くてね。
結果、いろんなイレギュラーが起きたり、やることが増えるとキャパオーバーになる。
余裕がある中で生活するのが苦手ということもある。
常に突っ走っていたいし、自分の限界に挑戦したい気持ちもあるんだと思う。
そんな気質や待てない特性もあり、子育てと仕事、家事の両立においてはキャパオーバーがデフォルトになっちゃった。
何とかしなければ。
でも何とかならないから困る。
何が困るって、私のメンタルが全然落ち着かないのよ。
で、長男だよね。
長男はすごい。
学校に行かない選択をして2年で、自分のペースと生き方と、自分なりのスタンスを確立してしまった。
いつも置かれた環境の中で、自分にできることや必要とされる役割を見出して頑張る私とは違う(いや、それも必要なことだと思うけどさ)。
学校は世界を広げるところだ、と話した私に、オレには広さは必要ない、広くてもできないことが増えるだけだからと言い切った長男。
私にもそういう強さがほしかったより。
私が獲得した強さは、困難な状況の中でも粘り強くしがみつく力とか、自分を否定してくる人間に牙をむいて威嚇する力くらいじゃないかな、と笑っちゃう。
もうさ、子どもたちのサポートがどうのって言ってる場合じゃないよね、私。
私にだって必要なの、自分へのサポート。
自分のために使う時間もね。
自分のことは自分で決めていい。
生活費は減るけど、仕事を辞める選択肢だってあるんだよ。
ああ、だけど、それはなかなか自分で判断できないのよ。
人に続けた方がいいと言われたらそう思うし、辞めてもいいんじゃないって言われてもそう思う。
それくらいの感じなのだから、どっちを選択したっていいんだろうね。
だけど、お金の余裕があることは生活する上で大きいことだから、なかなか辞める選択ってできないよね、よっぽどじゃないとさ。
さて、これからどうしよう。
子どものnvcカード
先日、子どもの支援に使われているnvcカードの存在を知ったのよね。
kumikoさん、勝手に記事を紹介に使わせていただいちゃいました。
これさぁ、今の私に必要なやつじゃない?と。
自分がどう感じていて、何を必要としているか。
子どものことは一生懸命考えるのに、自分のこととなるとサッパリ。
感情ばかり膨らんで、解決には至らないのよ。
で、今の心情を選ぶと
「こわい しんぱい おそれている」と
「こんがらがっている ごちゃごちゃ よくわからない」
だった。
で、ニーズとしてはね、もう助けてー!って思ってたんだけど、カードを比べていくと、どうもそうじゃない。
やっぱり
「じぶんでやる ちょうせんする」
を選んだし、そのためには
「よそくがつく せいりせいとん はっきりしている」
ことが必要だって思った。
うぉ!!!
なんかすごい、これ。
私みたいにさ、自己認知が弱い人にはいいと思うよね。
この感情は何で、どうしたいのかがハッキリするもの。
困ってるし助けてほしいって自覚があったんだけど、よくよく考えてみると「自分でやりたい」なんだよね、私。
子どもの意思を尊重するってこういうことだし、親だって自分自身に対してこうでありたい。
子どもの支援を学ぶことは、実は自分を尊重することにもつながるんだって思ったよ。
自分の傾向を掴む
このnvcカードを眺めながら思ったよ。
私はいつも、自分で頑張りたいって思ってるんだけど、ごちゃごちゃしてるし、不安だし、頑張ってみたものの結果的にどうなのかも判断できない。
意外ともったいない感じに生きてきたのかもしれないね。
夫も言ってたわ。
めちゃくちゃ頑張る人なんだけど、それが自分の自信につながらない人なんだよねって。
自分を理解して、マネジメントするってめちゃくちゃ難しいね。
今の私に必要なことって、きっとそういうことなんだろうね。
うん、ひとつひとつクリアしていこう。
サポートのお気持ちがとっても励みになります😊✨その幸せの気持ちを他のたくさんの方へつなげていきたいと思います🎶