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求められる自分を手放し、大切にしたいことを大切にする

ここんとこ絶不調のみかんです。

今日は、そんな自分を眺めてみるための記事にします。

もう最近、そんなんばっかりよね。

うん、そういう時期みたい。


自分で自分に声かけ

今までだったらそんな自分ではダメだ!と変わろうという方向に舵を切っていたのだけど、今はダメな自分でいいじゃんか!の方向で腑に落としたいのよね。

だけど、そんなの、呪文のように唱えたって腑に落ちるわけじゃない。

私はこうして、自分で納得できるような言葉を自分に何度もかけてあげて、どこかでストンと腹落ちしないかなって思ってる。


実際には、ここ1年でだいぶ心が落ち着いているから、効果は感じていて。

だけど、環境から勝手に感じてしまうアンテナとか、自分の無意識に取ろうとする立ち振る舞いは条件反射で、やっぱり今でも自分を苦しめちゃう。

根深い。

そこに、今はちゃんと向き合いたいの。


ホントはね、仕事でも、母親としても、もっとできてるはずだった。

もっとやれてないとダメっていう感覚。

だけど、実際はどう頑張ってもできないものはできなくて、できないことに固執するとバランスが悪くなる。

この状況を打破するには、ダメな自分でいいじゃん、できなくてもなんとかやり過ごすための作戦を立てよう、その方が平和でいられるという結論に至ってね。


頭ではわかってるんだけどね。

感覚からの反応って無意識だから、なかなか変わらなくて。

月曜日、仕事で落ち込んで、火曜日に完全に引きずった。

時間があって、やりたいこともやらなきゃいけないこともあるのに、頭のザワザワが止まらなかった。

そして、昨日。

それなりに仕事を終える。

でもめちゃくちゃ疲れて、夕飯までにひと眠り。

ひと眠りしたにもかかわらず、21時過ぎに三男の寝かしつけとともに寝落ち。

疲れていたみたい。


失敗を重ねて、いろいろ過敏になってるのかもしれないよね。

何をやっても、自分は問題児のように思えてしまうわけ。

何か言われたわけじゃないのに。


だけど、もうね、なかなか言われないわけよ、この歳になると。

よっぽどじゃないと、言いにくいでしょ?

それをヒシヒシと感じるから、どうしても自分で自分を律しようとして、つい厳しい目を自分に向けてしまうのね。


前の職場でもその感覚を払拭できなかったし、業務量の多さもあって、自信喪失がかなり激しかった。

送別会での周りの反応が、またすぐ戻ってきてほしいっていう好意的なものだったのが、かなり意外で、私の感覚とのギャップにビックリして。

こんなにも惜しまれて退職する人っていなかったよねって、口々に言うわけ。

いやいやいや、惜しまれる存在じゃなかったはずなんだけど。

ホントにしんどかったんだけど。

自分で自分を苦しめてただけなのかなぁ。

あれがまだ、いまだに自分にはしっくりきてなくて。


それに、若い頃のように無鉄砲にチャレンジするとか、同じような感覚で新しいことにチャレンジすることが難しくなってきているという、自分の変化にもちょっとついていけない感じ。

新しい職場の環境は悪くないし、平日の流れは掴めてきたけど、どんな自分でいたらいいかわからないし、きっと周りもそんな感じ。


17年の経験が重い。

かといって、年齢だけいってて経験は少ないという状況でもきっと働くのには大変。

若い子たちはフレッシュな知識があり、吸収力もバツグンでしょ。

ホント、キラキラまぶしくって。

私もそうだったのかなぁ。

40代にもなると新しい知識も学びへの吸収力も落ちていて、その上、自分の立ち位置が難しいよ。

だからといって、経験があってもパートでマンパワーとして存在してるだけの状態は、なんだか疎外感。

これを払拭していくには、コミュニケーションが大事だろうな…と勝手に思って、自分の立ち振る舞いとスタッフとのコミュニケーションを大切に仕事をしているのね。

いろいろ考えてる。

それだけで疲れちゃう。

まぁ、慣れるまでは仕方ないんだけどね。

覚悟してたんだけどね。


前の職場だって1年以上かかったもんね、慣れるまで。

程よい距離感、程よい自分のスタンス。

パートで部分的にしかいないから、コミュニケーションをとる機会もなければ、職場のルールを理解する時間も少なくて。

同じ同じ。

そうやって覚悟してたのに、しんどいなぁ。


年齢の重さがのしかかってる。

能力の低下と、周りからの期待の声。

そんなの、自分でポーンって手放しちゃったらいいのかな。

経験あるけど、そんなに役に立ちませんポジションを確立したらいい?

私が狙ってるのは、いい聞き役、肯定的な存在であって、良き指導者や治療スキルの高い人ではないもんね。

そのスタンスを貫くには、周りの必要としている人材ではなくて、自分のありたい姿勢でい続けることなのかな。

もちろん、必要な人材を提示されたら、出来ることを提供していこうとは思うのだけどね。

でも自分で勝手に設定してしゃしゃり出ない、これきっと大事よね。

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思考の修正

今までの私は、その場に必要なポジションを探りすぎたのよね。

女子グループでも、長女タイプが多いときは甘えてその場の雰囲気を和ませるタイプでいるようにしたし、次女や末っ子が多くてまとめ役がいないときはまとめ役になったり。

いつも一貫した私っていなかった。

その場の必要性に応じて、あるべき自分を設定して、馴染んでいくようなタイプだった。


それはそれで悪くないんだけど、今はそうしてるとどうも苦しいし、自分の存在意義がわからなくなっちゃうのよね。

そろそろそのままの自分でいてオッケーって自分で許可してあげないとね。

組織の中にいたら、もちろんアウトなこともあると思うけど、そこは微調整していこう。

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夫の言葉

こういう迷いのあるときや、新たな決断をしようとしてるとき、私は夫の考えを聞くことにしてる。

以前は夫が正しいのかもってブレブレな気持ちで、夫の価値観をそのまま飲み込んでしまいやすかったのね。

自信なかったし、今の自分じゃダメだと思ってたからね。

でもね、今は少し成長してて、夫はどんな考えの下で行動していて今があるのかなって、ちょっと離れた距離で言葉を聞けるようになったかな。


で、今回の会話。


私「あのさ、ある社会的な場面があるとして、職場でも、学校みたいなところでも、何かの会議でも、保護者の集まりとかでもいいんだけど、そこに空気感ってあるじゃない?

 あ、今こういう姿勢でいた方がいいのかも、とか、意見を求められててきっと言った方がいいよね、とか、微妙に様子を見てた方が無難だよね、とか。

 あとは、まとめる人がいなさそうだな、とか、ムードメーカー必要?とかも。

 そこにある空気感に合わせて、自分の立ち位置とか立ち振る舞いとか、考えたりする?

 まぁ、夫ちゃんはキャラ的にその場の雰囲気とか人をよく見てはいると思うんだけどさ。

 私はね、わかると思うけど、ちょっと察知したら動いちゃう方だし、必要とされている役割を演じちゃうところがあるんだよね。

 でも最近、それが苦しいんだ。」


夫「オレは周りをよく見るし、状況も把握する。

 でも必要とされている役割がわかっていたとしても、それはやらない。

 自分の魂を持っていかれるようなことはしないね、絶対に。

 自分が自分でいられなくなるのは嫌だからね。

 だから周りに影響されて、自分じゃない動きをするなんて選択は、オレはしないね。」


私「!!!

 そんなことできるんだ!

 でも夫ちゃんのことだから、その場の空気に反することとか、誰かの反感をかうこととか、トラブルの原因になるような行動はしないよね。

 あ、だから動かないのか。

 動かないっていうのは、戦略のうちなんだね。

 私はつい、動かないっていちばんダメなことだと思っちゃって…だから動いちゃうのかもね。

 でもやってリスクになるようなら、やらない方がいいことって多いよね。

 特に大人になってからというか、仕事をしていてすごく思う。

 本当に必要な場面や求められたときにポン!と出せるくらいが程よいんだろうね。

 そう思うと、やっぱり私ってずっと前のめりだったんだなぁ。」


夫「みかんちゃんにはみかんちゃんの良さがあるんだよ。

 だからいい、悪いではないと思う。

 ただ、いつも頑張って動いて、空回りして落ち込むくらいだったら、やらない選択もアリじゃないかな、とは思っていたよ。

 人はやらない、しない、って選択を取りにくいものだけど、大事な選択肢の一つだと思う。」


私「うん、よくわかる。

 でもそれって、ちゃんと自分のスタンスがわかってないとできないことだよね。

 だって周りの目が怖いもん。

 だけどその中で、自分と周りとの関係を保っていくためのバランスってあるよね。

 夫ちゃんはスゴイなぁ!

 距離感とかバランスが絶妙よ。」


夫「オレだって最初からそういうわけじゃないから。

 みかんちゃんとの関係を築いていく中で、いろいろ考えたし、学んだことはいっぱいある。

 それが仕事に活かせてることだってある。

 それに、みかんちゃんの子どもへの接し方は見ていて微笑ましいよ。

 ちゃんとみかんちゃんらしさがある。

 そういうのは大切にしてほしいと思ってるし、オレには絶対にできないことだよ。」

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私の大切にしたいこと

グッとくるでしょう?

って私だけかな。

こういう言葉の引き出しを持ってる夫って、スゴイなって思う。


そうそう、私、ひとつ認められることとして、夫からこういう言葉を引き出すのが上手くなったな、とは感じてるのね。

自分がほしい言葉を聞くために、どんなふうに関わったらいいか、どんな言葉で聞いたらいいか、どんなタイミングで、どんな気持ちで、夫と一緒に過ごしたらいいか。

たくさんの選択をして、夫と自分に合うカタチを見つけたの。

夫はほとんど話さない人だったけど、条件を整えたら、心を開いてくれるようになったのね。

そういうことは、多分私がずっと大切にしたいと思ってきたこと。

仕事でもそれはおんなじで、人との関係を丁寧に、信頼関係を大切にしたいと思っていることは私らしさかもしれないね。


うん。

そうだよね。

私、noteで何度も言ってるじゃないね。

自分や人との関係を大切にしたいって。


どんなに自信をなくしても、どんなに上手くいかなくても、それだけは大切に、日々過ごしていったらいいんじゃないかな。

それって伝わるもの。

それで上手くいかないなら、それは環境と合ってないってこともある。

だから必要以上に自分を責めないで、自分の大切にしたいことを大切に過ごそう。


必要以上に周りに合わせず、必要以上に自分を責めず、私が私でいることを大切にする。

失敗も、よくよく考えると私の優しさからくるものだったり、周りを意識したものだったりするのよね。

だから、自分らしさが裏目に出たことを、残念だったけど私らしいねってなぐさめてあげよう。

大切にしたいと思ってることが裏目に出るなんて、よくあること。

裏目に出ることだってよくあるけど、伝わって笑顔がもらえることだってたくさんあるんだもの。

頑張ってる自分にダメ出ししないで、お疲れさまって言ってあげよう。

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