- 運営しているクリエイター
記事一覧
コロナ禍で見たもの:独白と呪詛
「コロナ禍」と呼ばれる混乱がはじまってから一年以上が経った。
多くの人が人生を振り回されたであろうが、私も例外ではない。むしろこの災厄をある意味では「中心」から見ていた。
この苦しみと失望に満ちた一年を振り返り、呪詛を吐きながらこの感情を供養したいと思う。
私はしがない一公務員で、感染症関連の部署にいる。この言葉の指す意味はただちにわかってもらえるだろう。コロナウイルスが流行りはじめた昨年の
休職することになりました
休職することになりました。
気を遣われても困るので、あまり周囲には言っていませんでしたが、2月からずっと病気休暇を取っています。
前のnoteで精神状態がよくないことは書いたと思いますが、4月上旬くらいまではその時よりも酷い状態でした(今は落ち着いてきています)。
毎日、目が覚めることに絶望していました。まだ生きている、と落胆することから一日がはじまります。気力が何もなく、動くことすら億劫に
明日なんて来なければいいー眼球とミサイル
残業終わりにがらんとした電車に揺られながら、窓越しに街並みを眺める。まばらに明かりのついたマンション、家々。思考がぼやける。駅に近づくと明かりが増えていく。
退屈な風景、見るようなものは何もない。
明かりさえなければ、世界が滅んだものと思えたかもしれない。だめだ。電車が動いている。車内放送が聞こえる。
駅で停車する。また動き出す。何度も繰り返す。各駅停車なんて鬱陶しいだけなのに、僕はいつもそれ
壊れたものと壊れなかったもの
メンタルを壊した。
上司・同僚のサポートなしの仕事が手詰まりになって心が折れた翌日、朝起きられなくなった。
2日間の休みの後、出勤したが、職場が近づくほどに動悸と息苦しさが増し、吐き気で冷や汗をかいた。
結局その日は午前だけでギブアップした。
翌日も吐きそうになりながら出勤したが、職場に着く頃にはもう何も考えられないくらいヘトヘトだった。
リラックスしようと音楽を聴いたが、メロディーが騒音
死に絶えながら、生き延びる、あるいはその逆
こんにちは。
今日はいつもと趣向を変えて、文学者・詩人・哲学者等々の格言を淡々と引用する記事にしようと思います。
テーマは「ネガティブ」。
しんどい時には暗い曲を聴いてとことん沈むような人にオススメです。
その実、ネガティビスト達の嘆きの中にあるポジティブさも感じて欲しかったりします。
われわれは絶壁が見えないようにするために、何か目をさえぎるものを前方においた後、安心して絶壁のほうへ走って
目が覚めて空が晴れているとしあわせ
ここ数ヶ月、これでもかというくらいに人間の悪意に毎日触れていてうんざりしているわたしです。
といっても、もう1年以上仕事では嫌な思いしかしていないので段々慣れてきました。
でも、最近は少し変化がありました。
朝起きてきて、空が晴れているとすごく嬉しいんです。
それだけで元気になります。
他にもありますよ。
残業でボロボロになって帰宅してる時に目に入った満月がとても大きくて嬉しくなりました。