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文房具に魅せられて

小学生の頃から書くことが好きだった私は、文房具には強いこだわりがありました。
ペンであれば書きやすさは勿論、見た目や筆箱に入った時の収まり方など、他人が見たら「どうでも良い」ことにこだわっていました。
しかし、私にとって筆箱の中は宇宙的な空間です。道具の一つ一つが私の思いを描くための大切な仲間であり、とてもかわいい存在。
だいぶ変わり者のようですが、案外文房具に魅了される方は多いそうで、それほど文房具は魅力的なんですね。
今は昔のように、文房具屋さんというお店が少なくなりましたが、私が学生の頃は文房具屋さんは夢の国でした。レジ前のガラス棚に並んだ高級な万年筆を見るたびに、早く大人になってこの万年筆を使いたい…そんな可愛い夢を持ちながら通い続けたのが懐かしく思えます。

現代はたくさんの種類のある付箋やカラーペンなどがあるので、用途に合わせて便利に使わせて頂いています。
私は大人になった今でも百貨店に行くと、最初に足を運ぶのは文房具のコーナーです。
万年筆のインクも山葡萄色や紫陽花、翠玉など季節感があるものから日本に馴染みのある色まであり心がワクワクするものが揃っています。
また、和紙で出来た便箋や封筒、一筆箋は送る人の顔を思い浮かべながらニヤニヤとしちゃいますね。
文房具コーナーは私にとってパラダイス空間なのです✑✑✑


「お気に入り」

上の画像はクリエイターさんのものですが、
看護師試験に合格した自分のお祝いにやっと念願の万年筆を購入しました。
それからは、頂いたお給料から少しずつ筆記具を増やしましたが、結局こだわりが強い私は気に入ったものしか使わなくなってしまいました。
パソコンでの作業も多くなり、使わなくなった文房具達が寂しそうにしているのが切なくて…。
時々趣味の書道やペン字を嗜みながら文房具と昔話を楽しむこの頃…。

憧れのモンブラン、遊び心のあるpelican、安心のパイロット、無印のノートやバインダーは、私のモチベーションを上げるお気に入り
の筆記用具達です♪みんな大好き!


「こだわり」

私は物にこだわることは決して悪いことではなくそれを持つことや使う時に、どんな気持ちになるかのほうが、大切なのだと思います。
しかし、これでなければならない!どんな時でもこれじゃなきゃ嫌っ!というのは、ご祝儀袋にお気に入りのクレヨンで「お祝い」と書くようなもので、執着に繋がってしまいます。その場、その用途によって使い分けていきたいものですね。

東京日本橋で見つけた梅の一筆箋

上の写真の一筆箋には梅の花が描かれています。
梅は清らかな香りと清楚な姿見から、高貴な花とされてきました。
冬の寒さの中で、蕾を膨らませて春の訪れを伝えています。
梅は、厳しい環境でも志を曲げない高潔で、気品あふれる女性、大和なでしこを象徴しているようですね。このような一筆箋で「日頃の感謝を伝えたいな」と思って購入しました。

「入魂」

物は、大切に使えば魂が宿ります。持ち主と一体となり、持っているとわくわくと心が活かされます。白いノートに私の色々な想いを表現するための大切な相棒。
これからどんな文房具が登場するのかな?私の探究心がくすぐられます♪

今日は女性の話や更年期のことではありませんが、大好きな文房具を活かして、これからも女性にとって役立つ情報をお伝えしたいと思います。文房具についても、どなたかが共感して頂ければとても嬉しいです♡


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