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幸せな更年期への道のり

こんにちは。

私は更年期を探究している看護師です。
そして、もうすぐ私の更年期が終わろうとしています。
10年を振り返って思うのは更年期は「好転機」という始まりだったということです。
好転機には辛くて苦しい試練という好転反応が付きものなんですね。


今、日本人の平均年齢は48.6歳。
その半数である約70%の女性が何らかの更年期の症状、あるいは更年期障害に苦しんでいると言います。
私は看護師として働きながら更年期の女性を見てきて、辛くて苦しい思いをしている人と自分らしく活き活きとしている人のふた通りに分かれている事に気づきました。

薬を飲んでも治療しても、病院と縁が切れない人もたくさん見てきました。
確かに、看護の教科書には更年期になると女性ホルモンが減少して様々な症状が出ると書いてあります。
その他にも体重が増えたり、骨がもろくなるなど、肉体的な変化があると書かれています。しかし私の経験から言えるのは、必ずしもそうでない!という事です。

更年期の方との関わりを通じて、私の探究心が増していき、更年期の真実を知りたい、更年期ってどういう時期なの?健康に生きるってどういうことだろう…ネガティブで症状を抱えていた母や、辛い思いをしている女性を目の前にして、毎日そんなことばかり考えるようになりました。

この「note」では、私が女性として、看護師として、プロコミニュケーターとして学びを深め、導き出した更年期の在り方をお話をしています。
今はあまりにも情報が多くて、何を信じて良いかわからないと思います。この投稿がひとりでも多くの女性のお役に立てたらとても嬉しいです。


簡単に私の自己紹介をします。

更年期の女性に笑顔が戻りますように!


私は、なりたかった職業を親に反対され、収入が安定しているからという父の勧めで看護師になりました。内科小児科、外科整形と救急病院など20年の看護師経験と介護支援専門員として7年在宅支援をしてきました。

病院で働いている時に感じたことのひとつに喘息やアトピーの子供には過干渉な母親が多いということがあります。

喘息で吸入の治療をしながら勉強をする子供を見て感じたのは「いったい誰のための勉強なんだろう」ということ。
私も例外ではありません。母は勉強することを強制し、私は行きたくもない塾へ通いながら阿修羅のような母の顔色を見て物事を判断する子供に育っていきました。

この時の私は重度のアトピーと闘っていましたから余計に心配かけまいと、母に気を使い、子どもらしく甘えることも笑うことも忘れて、良い子の思春期を迎えていきました。

母のようにはなりたくない…心の奥で女性である母を否定し、高校を卒業するとすぐに家を出て、働きながら看護師になる自立の道を選んだのです。
アトピーで顔が赤く、化粧もできない私でしたが、理解ある今の夫と巡り合うことが出来ました。
そして、結婚してからは夜勤のない介護保険サービスの看護に従事しましたが、患者の家族とも関わりたい…そう思うようになりました。

病院では病気と病名にしかアプローチできなかった私でしたが、家族との関りを通じて相互の関係性が、社会問題に発展しているのではないかとも感じるようになりました。

特に更年期世代の娘さんやお嫁さんは、無理に頑張る自分と、もっと好きなことをしたい自分が葛藤して、自律神経を乱し、更年期の症状が現れている方もおられました。

その時、卵巣の病が見つかった母の記憶が重なりました。あの時、更年期だった母は学歴のない自分を否定し、子供を通して自らを認めてほしかったのかもしれない…。
介護者のお嫁さんや娘さんの姿と同じだな、と思ったのです。

どうやら高齢者と介護サービスで距離を置くだけの問題ではない、でも看護師や介護の知識と経験だけでは足りない。そんなことを思うようになった私は、もっと学びを深めたい、本当の健康は何かを知りたい、更年期世代の方が、自分のやりたい事を選べる世の中にしたい!そう思って、たくさんの情報を集めていくうちに同じ思いを持った看護師の仲間と出会うことが出来ました。 

年齢も経験も違うけど価値観は一緒
大切なwellnessナースの仲間たち

ウエルネスナースの仲間との学び

母は厳しくて怖い存在がったけど、私に好奇心と進む力をくれました。私の「知りたい」という強い思いは仲間を引き寄せ、社会を健康にしたい!女性の笑顔を増やしたい!という大きな目標となりました。

心理学や認知科学ではワークをしながら体感で覚え、さらに私たちの無意識には男性性と女性性が存在し、そのバランスによって心の状態が変化することを知りました。

また、日本文化では、日本人の精神性は素晴らしさや、言葉の力がどれほど心と体に影響を与えるかも学んでいきました。

心は社会や環境とともに先祖や土地の影響を受けながら刻々と変化をし続けています。すべての症状や病気の根源は心の奥底にある「性」の不調和バランスであると知った時は衝撃的でした。

心の仕組みと病気の仕組みを学びました。
更年期は不安があるから次に進めるんですよ!

未来の健康のためにやりたいこと

私は母の影響を受けて、完璧な自分を演じてきました。完璧主義は男性性を優位にして競争心を駆り立てます。物事を善悪で判断して、人を白黒で決めつけた結果、自律神経のバランスを崩してしまい、笑顔を忘れてしまいました。

しかし、自らのアトピーの症状と、母との関係から自分の課題に気づくことが出来ました。このままだと男性性優位の体は更年期の症状を発症していたかも知れません。

私に足りなかったのは、頑張りすぎて力を入れ過ぎたこと、素直になれなかったこと、子供のように無邪気な笑顔を忘れてしまっていたこと、それに気づかせてくれたのは、更年期の母でした。

すべての出来事は、私の更年期を好転機へと導いてくれたのです。
ほんとうに感謝です!

更年期は女性の産む、子育てるという役割が終わる時です。体の役割を終えた更年期は、閉ざされた心を開くために力を抜かなければ次の役割が見えてきません。

日本神話の古事記には、天照大神が天岩戸を閉ざしてしまい、世の中が暗くなったと書かれています。しかし、アメノウズメノミコトという神さまが笑い、踊ると天照大神は岩戸を開けて世の中が明るくなったのです。

神さまは、人生のクライマックスである更年期に笑いが必要だということを教えています。女性が笑顔であったなら、母親が笑顔であったなら、奥さんが笑顔ならきっと家庭も社会も、日本だって健康を取り戻せる…

なぜなら笑顔のエネルギーは、仲間も健康もお金や運も引き寄せるくらいのものすごいパワーがあるからです。

本来、どんな大変なことでも、みんなでわいわい笑顔で楽しみながら進めていけるのが女性の力であり、女性の在り方です。私はそのための仲間つくり、場所つくり、居場所つくりをしていきたい..…
そう思っています。

現在配信している「50代女性が自律するメルマガ」では、更年期から女性が自律するための情報をお伝えしています。
私たちは人間関係の中でしか生きてはいけませんが、その前提として自分との関係性を整え、心から健康になる事が必要です。人が病気になるのも、ならないも、根源は無意識にある性のバランスが関係しています。
時に私の恥ずかしい失敗も交えながら心の深い部分の話をしているので、よろしければ、お付き合いくださいね。



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