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〈long story ♯5〉二十四節気 “小満” は一度止まって自分を認めてあげる時期

今日は、二十四節気の “小満” 。

万物が成長して天地が満ち溢れる時期。

麦が色づく時でもあって、食べ物が豊富ではない時代にその様子にホッとし “少し満足する” 時期でもあったそう。

きっと、わたしたち人も4月から始まった新しい環境に少し慣れてホッとすることも多い。

例えうまくいっていなくても、

4月から比べた自分はたくさんの成長をしている。

天地の中でちゃんと自分なりに育ってる。

だから、そんな自分を一旦止まって認めてあげるといい。

多摩川河川敷も万物の成長に満ち溢れてる。

桑の実が熟して鳥たちとこどもたちがこぞって集まって

シロツメグサやアカツメグサにはミツバチがやって来て

場所を選ばずに植物は生えて

雨上がりの草の上では鳩がみんなで食事をしてて

植物とともにいろんな命が育っている最中。

雨が続いて晴れがまた来て、そして梅雨へと向かう今は

体と心を休めて今の自分を見てあげよう。

育っている最中の自分を受容しよう。

どんな自分でもいいんだという自己受容は

「どんな天気でもどんなことがあっても構わない」

そんな強さという思考の根っこをつくり出す。

雨の日が続く前に、

万物が成長して天地が満ち溢れる時期にすることは、

「自分を認めてあげる」こと。


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