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〈long story ♯8〉二十四節気 “小暑” は、梅雨時期の不安定さを味方にして自分を丁寧に見つめるとき

自分はどんな人?

何を大切に思う?

どんな生き方をしたい?

何が好みで何が不快?

自分の心に素直に生きれている?

何も制限がなかったらどうしたい?

本当はどうしたい?


今日は二十四節気の “小暑(しょうしょ)” 

温風至(あつかぜいたる)。

湿った暖かい風が流れ込むから激しい雨が降りやすくて、雨が降ったり止んだり、そして晴れの日は気温が一気に上がる。

そんな不安定な季節。

梅雨の始まりに吹く季節風を “黒南風 (くろはえ)” といい、梅雨明けの頃に吹く風を “白南風 (しろはえ)” いう。

人がつくった季節の言葉。

亜熱帯から吹く暖かく湿った風を、雨雲を黒、青空を白と風に色をつけて表現をした。

季節を楽しむために。


自然と同調すると、心とからだが整っていく。

それは、季節を楽しむ古人のように、変化の多い自然を自分に取り入れることで、変化に順応できるようになるから。
 
夏の本番が来る前に、梅雨時期の不安定さを味方にして、自分に深く潜りこもう。

太陽の大きなエネルギーとリンクできるように、今、自分を丁寧に見つめよう。

不調はどこからきてる?

痛みはどこにある?

心地いい状態はある?

自分を否定していない?

我慢していることはない?

頑張りすぎていることはない?

ダメな自分も愛せてる?

自分を知ってあげられたらそれだけで、心は満ちてからだが喜ぶ。

そして、夏のエネルギーに後押しされて、これから自己実現が叶っていく。

こどもがパワフルなのは、自分に素直に生きているからだ。

こどもがイキイキとしているのは、五感というツールを使って生きていることを感じているから。


自然物のこどもと季節から教わるのは、「自然体でいることの大きさと大切さ」

 “小暑” の今、自然なままの自分を見つけてあげよう。


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