フッ素の是非、歯科の高橋純一医師のブログ、より
※画像
フッ素Pt_3の危険性https://www.youtube.com/watch?v=vBndfUU0zhEより。
※出典を転載しました。ノーコメントでお願いします。
出典
2019年5月17日
フッ素の是非
今回は長文で読まれる方も少なく、歯科の大多数、そして世間一般では安全とされるフッ素など取るに足らない投稿内容かも知れませんが敢えて投稿します。
もう数十年、フッ素は当たり前に虫歯予防に使われているから何の疑念も持たれてないのが常識になっている。
大昔に下の論文(解糖系酵素におよぼすフッ化物の影響 )が、頭の隅にこびりついていた。
確かに、表に急性中毒以外、歯の斑状態歯ぐらいしか健康被害情報は出てこないし、北欧の歯科関連情報(フッ素大国)に、エビデンスレベルの高い健康被害もとして聞かれないし、北欧では街中でコンビニなどでフッ素やクロルヘキシジンで溢れているという事。
だから、フッ素に疑念を持つ事など意味がないかも知れない。
しかし、今年の学校検診での結果から疑念が膨れ上がる事になった。
フッ素は、本当に安全なのか?
フッ化物応用についての総合的な見解
http://www.pref.nagasaki.jp/.../kenkodu.../ha/332722.html...
フッ化物の過剰摂取による影響として、大量摂取による急性中毒、
慢性的な過剰摂取による歯のフッ素症や骨フッ素症を引き起こすことが知られている。
しかしながら、これまでの疫学的研究や実験的研究において骨肉腫をはじめとする癌の発病率や死亡率、先天奇形に対する影響についてもフッ化物摂取との関係は示されていない。
歯の形成期に過剰のフッ化物を継続的に摂取したときに歯のフッ素症が発現するが、上水道の普及が進んだ現在の日本では、天然のフッ化物含有飲料水による歯のフッ素症の発現はほとんどその例をみない。
また、今日、わが国のフッ化物応用はいずれも局所応用であり、適正な応用で歯のフッ素症が発現することはない。
通常の齲蝕予防のために適正に使用されるフッ化物によって健康状態に悪影響を及ぼすことは認められていない。
ここでの疑問は歯科では全身評価は薄いということ。
慢性的な過剰摂取による歯のフッ素症や骨フッ素症を引き起こすと書かれているが、全身的な評価はどうなのか?
全身評価が口腔内特に歯と骨しか出て来ない歯科がフッ素を盲信するのは危険ではないかと長年疑念はあった。
口腔衛生学会雑誌 第20巻 第1号 昭和45 年3月
解糖系酵素におよぼすフッ化物の影響 (F Series No. 12)
第 1 部 enolase 矢 崎 武*
https://www.jstage.jst.go.jp/.../jdh1952/20/1/20_1_68/_pdf
微量Fの長期間投与の場合の酵素系に対する影響はさらに追試,検討する必要性があるという点である。
という50年近く前の上記論文と
「フッ素が全ての原子の中で水素に次いで小さく, 全ての原子の中で最も電子を引きつける力が強い」 という原則は、とても大切だと思う。
歯科医になったばかりの頃、「解糖系酵素におよぼすフッ化物の影響という論文で、フッ素の扱いで微量Fの長期間投与の場合の酵素系に対する影響がずっと気になっていた。
ただ、フッ素に関して 歯科の範疇の虫歯菌の解糖系阻害で虫歯予防や再石灰化やフルオロアパタイトなど歯科のありふれた内容だけに拘って来た。
30数年前からの胸のつかえだった。
歯科は基本的フッ素に是認の立場の業界で、私もフッ素の是非に答えを見出せなかった。
時代は昔よりずっとフッ素是認が現状。
今年の学校歯科検診で、確かに鉄亜鉛欠乏の質的栄養失調によるエナメル質形成不全も多かったが、何か歯のフッ素症を感じる事が多く、
子供達の発達などへの口腔外特に脳内への影響を感じざるを得なかった。
エビデンスレベルの真実を深読みしてもないのに迂闊に物言わぬ事は大切だが、妊娠中の母親の体内のフッ素レベルと、その子どものADHD (注意欠陥・多動性障害)リスクには強い関係がある。
https://neurosciencenews.com/adhd-pregnancy-fluoride-10021/(原文)
ここからの引用 (信憑性に疑問もあるが)
https://indeep.jp/link-between-adhd-and-high-fluoride.../
フッ素は簡単に胎盤を通り抜けることができるものだ。
つまり、胎内で発達中の脳がフッ素にさらされると、成熟した脳より毒物による障害を受けやすくなり、生涯にわたるダメージにつながる可能性がある。
と書かれていて驚いた。
私たちは学生時代、胎盤でフッ素はブロックされるので安心という知識を口腔衛生学で教わった過去がある。
胎内で発達中の脳がフッ素にさらされると、成熟した脳より毒物による障害を受けやすくなる、とも書かれているという事。
過去の研究でフッ素と関係あると医学的研究で認められたもの
とも書かれている。
慢性的フッ素長期使用を含めるフッ素症と脳機能や代謝関連を改めて調べ直す必要性を強く感じる。
開業医レベルでは余りに多忙で毎日に忙殺されてしまう事を理由にしてはいけないが、フッ素性善説への考察は必要。
●昔から何か割り切れない思いはあった。
私は短大で歯科衛生士に口腔衛生学の教鞭を執っていました。
当時、フッ素に関しては教科書通りの是認の立場で、フッ素論争は感情論だから相手にせずという指導(歯科医師会や役所や保健所からの指導)があり、全てフッ素励行でした。
フッ素論争の感情論とは
フッ化物利用の反対論には学問的にどんな誤りがあるのか?
という問い掛けに対して、フッ化物利用に反対するグループが存在していることは事実。
宗教的、政治的、感情的理由で反対運動に参加している場合が多いようで、むし歯の問題をさほど重視していないため、真剣にフッ化物応用 について考えたり、むし歯予防活動を展開しないという特徴がある。(http://www.kuma8020.com/school/pdf/111031_03.pdf)
というものです。
宗教的、政治的、感情的理由で反対運動の一例としての日本フッ素研究会の活動内容はいつも歯科界からは敵視されている。
写真は 第35回日本フッ素研究会 の招聘講師
第35回日本フッ素研究会 全国大会の報告
http://plaza.umin.ac.jp/~JSFR/35th%20report.pdf
この報告は非常に濃い内容だと思う。
下には フッ素洗口や塗布に対する 日弁連の意見書に歯科関連の方が返答しているが、短大の授業でのフッ素に対する方針確認のため、
下も意見書を歯科医師会に問い合わせたら、日本弁護士連合会の意見書は
理論的根拠が乏しいという事で、意見書は無視して、授業ではフッ素推進を行えという指導があった。
日本弁護士連合会「集団フッ素洗口・塗布の中止を求める意見書」 に対する日本口腔衛生学会解説
http://www.kokuhoken.or.jp/.../news/news_111118_jsdh.pdf
集団フッ素洗口の中止を!全国の関係機関に申し入れをしました。
2012年11月28日、日消連と主婦連合会は、学校や幼稚園・保育園などでのフッ素洗口を中止させるために、全国の保健所長(支所や保健相談所を含む)、市町村長と教育長、都道府県・地区歯科医師会)、都道府県知事・衛生主管部長、都道府県歯科医師会の会長と学校・公衆衛生担当者あてに、日本弁護士連合会の意見書に基づき集団フッ素洗ロ・塗布等の中止を求める要請文を送付しました。
http://nishoren.net/flash/3000
●私は数年前から栄養療法を始めて、フッ素への疑念が日毎に大きく膨らみ、フッ素を再考し続けていました。
先日、NHKのガッテンで結構、強烈な報道があった。
決して、ガッテンが全て正しいという思い込みに注意すべきかも知れない。
ガッテン
虫歯リスクが激減!?発見!新★歯みがき法
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20190508/index.html
やはり、フッ素使用励行 と プロケア の説明
北欧の売りは 昔から キシリトール フッ素
キシリトール は血糖値を上げるし、フッ素はミトコンドリアを疲弊させる。
殆どの歯科医院でフッ素は必ず推奨していると思う。
今回 NHKガッテンの推奨の歯磨き法は イエテボリ テクニック
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20190508/index.html より
<ポイント1>
フッ素配合の歯みがき粉をたっぷりと使う(目安は2cm)
<ポイント2>
歯全体に歯みがき粉が行き渡るように意識して2分程度歯みがきを行う
<ポイント3>
口の中の泡を吐き出したあと、口をゆすがない
ゆすぎたい場合は水を少量にして、回数も少なくする
<ポイント4>
歯みがきのあと、2時間飲食をしない(最低でも30分)
ただし、イエテボリ テクニックの対象年齢は12歳以上です。
小さいお子さんにはオススメしていませんのでご注意ください。
という番組内容だった。
真っ向から反対したのは、日本フッ素研究会。
この放送に対して
中村 満雄氏のFB記事は抗議文の紹介
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2177056965703910&set=a.483285558414401&type=3&theater
日本フッ素研究会の抗議文
http://mituona.web.fc2.com/Statement_of_protest_to_NHK...
日本の歯科界は イエテボリと聞いただけで 平伏して正しいと思う方が多い。
番組内では
ガッテンでは 安全性については今回あらためて複数の専門家に確認を行った上で、番組でご紹介いたしました。
と胸を張っているが、栄養療法実践派や自然派の方々は、ガッテンの歯磨き親子のうがい無しでフッ素含有歯磨剤の溢れた口に気分が悪くなったはず。
番組中、口中フッ素含有歯磨剤の泡だらけで、フッ素を飲み込んでしまえとばかりに、水によるうがい無しというの事に違和感。
フッ素は解糖系酵素のエノラーゼ活性を阻害してグルコースの代謝(分解)を阻止するという原則がある。
口腔内細菌に対して、細菌の代謝経路の酵素に対してフッ素は阻害可能という代謝阻害があるので、細菌減少可能だということのかなり以前に語られている。
それは、
生体アパタイト結晶形成機構と フッ素イオンの影響 (教育講演記録)
寛 光夫
http://www.ctb.ne.jp/~kazuno/Kakei.pdf の中で
何故、虫歯予防にフッ素が役に立っていたのかを考えてみると、1940年に、その最もと思われる報告がある(文献4)。5)にあ るように、酸産生の口腔内細菌をその毒性をもって減少させているというのである。
(文献4,5)
4.B.G.Bibbyand M.Van Kesteren,J.Dent.Res・ 194α19)39ト402.
5.Y.Miyakeetal.,J.ElectronMicrosc.2003(52裕05-613,
という講演録が残っている。
高濃度フッ素含有歯磨剤は 口腔内細菌だけでなく
ミトコンドリアTCAサイクルを阻害する可能性がある。
そして、骨の代謝、炭酸脱水素酵素阻害の可能性まである。
という事を患者さんが知ると事態が一変するかも知れない。
しかし、これらは都市伝説なのだろうか?
でもそんな事は、歯科では皆が使っているから問題は起こらないはずと考え、皆で渡れば怖くないと、誰も気にしないからきっと現状のままなのでしょう。
日本歯科医師会広報テーマパーク8020 フッ化物(http://www.jda.or.jp/park/prevent/index05_04.html)では
WHO(世界保健機関)とFAO(食糧農業機関)は、すでに1974年に
「ヒトの栄養所要量の手引」を発行し、フッ化物を必須栄養素として位置づけています。
必要とされるフッ化物は微量ですが、からだのとくに歯や骨をつくる石灰化には欠かせない物質であり、すでに欧米では長年にわたり必要な栄養素として、所要量が策定されているのです。
(以上 3)栄養・ミネラルとしてのフッ素 より抜粋)
と謳っている。
人体にも自然界にもフッ素は含まれているからと言って、高濃度フッ素を常用してもいいという事を免罪符に出来るかどうかは保証できない。
いつでも疑いを持って医療を評価しないと後の祭りになる可能性もある。
●●●フッ素反対の立場の方(マスコミ、医師、歯科医師他を含む)を歯科界が無視していいかどうかは今だに結論はないものの、私には大昔のようなフッ素無条件容認はしていない。
●昭和59年のフッ素に対する国会の質問と答弁が今日まで生きているかも知れない。
昔の国会質問と答弁が現在まで生きていて、行政は全くフッ素の危険を意識していない。
これがあるからフッ素は安全という前提は変わらないかも知れない。
● フッ素の安全性に関する質問主意書
昭和五十九年十二月二十一日
提出者 松沢俊昭
http://www.shugiin.go.jp/.../html/shitsumon/a102011.htm
(以下は質問主意書より抜粋)
6 何らかの形で経口摂取されたフッ化物の生体に及ぼす作用について
次の諸点について検討したなら、その見解を示されたい。
① 腸壁において、重要な栄養成分の吸収に及ぼす影響について、特にカルシウムの吸収の影響について
② 体内に吸収された後、生理的に重要な科学物質との結合について。特に、フッ化酢酸を生成して肝臓でエネルギー生成を行うTCAサイクルを阻害する可能性について(発育、成長の阻害として現れる)
③ 染色体に各種の障害を与える可能性について
④ 骨の発育に及ぼす影響について
⑤ 腎臓の排泄機能に及ぼす影響について
(以上抜粋終了)
● 衆議院議員松沢俊昭君提出フッ素の安全性に関する質問に対する答弁書
http://www.shugiin.go.jp/.../html/shitsumon/b102011.htm
(以下は答弁書より抜粋)
四の6の①及び②について
むし歯予防のためのフッ化物歯面塗布により口腔内に残留する微量のフッ素が嚥下されることで、栄養吸収あるいはTCAサイクルに影響を及ぼすという報告は、承知していない。
四の6の③について
むし歯予防のためのフッ化物歯面塗布が生体の染色体に影響するという報告は、承知していない。
また、WHOの附属機関である国際がん研究所(IARC)の報告によつても否定されている。
四の6の④について
むし歯予防に用いるフッ化物利用で骨等の発育に悪影響を及ぼすという報告は、承知していない。
なお、微量のフッ素は骨の発育を促進するとされている。
(以上抜粋終了)
●●●フッ素に対する疑義はネット検索でも数え切れないほどある。
虫歯予防のフッ素の真実
http://www.thinker-japan.com/husso.html
歯磨き粉に含まれる「フッ素」は歯に効果がない、癌や障害の原因になるは本当か?
https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Doctorsme_3454/
従来言われているフッ素の効果とは?
https://www.friends-dc.jp/フッ素の危険性/
フッ素について 10 の真実
http://thinker-japan.com/PDF/10facts.pdf (和文)
http://www.fluoridealert.org/wp-content/uploads/10facts.pdf(英文)
フッ素と松果体の石灰化
https://www.friends-dc.jp/フッ素と松果体の石灰化/
コミユニティ問題としてのフッ素論争
投稿日 : 2016-08-16 最終更新日時 : 2016-08-17
http://muratoru.net/2016/08/16/コミュミティ問題としてのフッ素論争/
フッ素で虫歯予防は根拠無し
フッ素は歯のエナメル質を硬くしていなかった
健康情報研究センター 里見宏(Dr.P.H..)
http://www.sih.jp/news/kenkou/no72.htm
(転載開始)
●フッ素は根拠のない効果で推進しされてきた予防法
フッ素推進派の歯科医師は「フッ素が歯のエナメル質に直接作用し、ハイドロキシアパタイトからフルオロアパタイトを生成してエナメル質に耐溶解性をあたえ、また結晶エナメル質結晶の格子不整を修復し、う蝕抵抗性を与えます」と言い続けてきました。
しかし、なぜかフッ素を使った人間の歯にフッ素が入って結晶ができているという報告がないのです。
人間の歯のエナメル質で簡単に化学反応が起こって新しい結晶構造ができるという話は生物の恒常性から考えてもおかしいのです。
老化とともに骨が弱くなっていく骨粗鬆症にフッ素を使ったが効果がないということで使うのをやめたことからも歯だけが特別という話に矛盾を感じていました。
1939年、J.F.ヴォルカーという人が歯の表面にフッ素が入り込んでフルオロアパタイトを作るので硬くなっているに違いないと推理したのが始まりだという論文読んで合点がいきました。
これをその後誰も確かめないで本当であるかのように説明に使ってきたようです。
科学の世界ではありえないことです。
●フッ素の効果を実験で確認したら「嘘」だった
明海大歯学部口腔解剖学分野の筧光夫講師はレーザー光などを使って結晶構造が分析できる「顕微ラマン分析装置」でフッ素処理した歯と合成したアパタイト結晶でフルオロ化が起きているか分析したら「メディアを通じて宣伝されているような結晶構造中におけるフッ素イオンの置換は認められずフルオロ化は起きていなかった」と確認したと報告しています。
また、フッ素を体内に入れた場合、エナメル質と骨が作られる過程でフルオロアパタイトが出来るか確認したら、逆に結晶構造に欠陥が認められた。
骨でも欠損が起き、わずかのフッ素でも酵素の生成が阻害され、そのためにエナメル質や骨に異常が起きていることを報告しました。
結晶ができないばかりか、欠損が起きていて、これが酵素の阻害剤として起きるフッ素の毒性なのです。
この実験でフッ素の虫歯予防の中心になる論理が完全に無効になり効果が否定されたのです。
再度言いますが、フッ素で虫歯予防は根拠がない嘘の効果だったのです。
下記の論文をぜひ読んでください。
これから似た実験が行われ結晶構造にフッ素が入らないということが証明されていくと思います。
(転載終了)
筧光夫「生体アパタイト結晶形成機構とフッ素イオンの影響」について
生体アパタイト結晶形成機構と フッ素イオンの影響
Mechanism of biological apatiteformation and influence by fluorideions
寛 光夫Mitso Kakei*
フッ素研究 No.25 2006.12
http://www.ctb.ne.jp/~kazuno/Kakei.pdf
結果と考察:
はじめに、顕微ラマン装置を 用いてフッ素処理した歯と合成アパタイト結晶にフロール化が本当に生じているか否かについて分析結果を報告する。
結果は処理時間 にかかわらずメディアを通じて宣伝されているような結晶構造中におけるフッ素イオンの 置換は認められずフロール化は起こっていない。
炭酸脱水酵素の生化学的分析から 細胞内での合成がわずかな濃度のフッ素でも 阻害されていることが明らかとなった。
すなわち、フッ素は結晶形成過程に直接関与するのではなく、硬組織を形成する細胞内で酵素の合成阻止に働き、間接的に結晶形成過程に影響していることを示すものである。
これらはエビデンスレベルも語られない質の低いものでなのか?
ある歯科開業医の先生はご自分のブログで、筧光夫「生体アパタイト結晶形成機構とフッ素イオンの影響」をモチーフにして フッ素反対派や上のサイトの状況を信憑性のないバイラルメディアとしている。
フッ素入り歯磨き粉は危険ってホントなの?(結論:ウソでした)
https://www.fukushige-dc.com/dcblog/2015/08/31/post-1128/
内容は
この話題については以前も軽くブログに書いたのですが
都市伝説を検証:「フッ素は危ない」って本当?現役歯科医師が謎に挑む!
その後もこのようなポストが繰り返し繰り返し流れ来て、一般の方はもちろんのこと、歯科の専門家も混乱しているので「これは一度ちゃんと調べてみるか」とやりかけたはいいのですが、国内外の論文を検索して果てしなく読み続けるという作業に心が折れて何度も挫折してきました。
しかし、ついに本日コツコツ取り組んだ成果をお届けできるところまでたどり着きました。
無責任なことを思いつきで言うのは簡単ですが、それが正しいのか間違っているのかを検証するのは何十倍も手間暇が掛かります。
この手間暇の差がFacebookやTwitterなどにいい加減な言説があふれてしまう原因なんですね。
今回は延々と論文の紹介が続いて退屈かもしれません。長いので覚悟してご覧あれ!という長文投稿でフッ素反対派を完全否定しています。
●どうもフッ素を盲信する気にならない
う歯予防を目的とした
水道水へのフッ素添加の有効性と危険性に関する
文献的調査研究報告書
医薬ビジランス研究所
所長 濱 六郎
〒543-0062 大阪市天王寺区逢阪2-3-1, 502
TEL 06-6771-6314 FAX 06-6771-6347
目 次
https://npojip.org/fusso/fusso-index.html
http://mituona.web.fc2.com/Fluoridation_Apatites.pdf
フッ素の虫歯予防効果を科学的に証明した論文は存在しません 全て、机上論が基で信じられているのみです。
よく引用される疫学的所見は、科学的に誤りが証明されてます。
1) 耐酸性の向上は核形成不全による。
2) フッ素塗布によるフロール化は生じない
3) 初期虫歯でも再石灰化は起こらない 。
さらに、フッ素暴露は呼吸酵素の形成阻害に働く 一旦、フッ素暴露された結晶は修復することはありません。
厚労省の歯科関係者にこれらを理解させることは難しい。
歯科医師、歯科衛生士はフッ素は虫歯予防に良いと学び、 国家試験に出るので、現状では自己防衛する以外ない 。
(Warburg O. and Christian W Biochem. Z. . (1942), 310, 384-421):
生物界で、enolase酵素 はATP合成系の最初の段階である解糖系で働く酵素であり、フッ素暴露はこの酵素合成を阻害すると報告されている。
影響は口腔内のバクテリアのみに限らず、身体に及ぶことは容易に推測される。
(Vijaya Bhaskara Rao and Vidyunmala S. American-Eurasian J. Toxicological Science (2009), 1, 81-83.) :
動物実験で、フッ素暴露は小球性低色素性貧血を引き起こす報告がなされている。
炭酸脱水素酵素への影響を考慮すれば関連性が理解できる。
●参考
フッ化物洗口問題についてまとめます。
http://mituona.web.fc2.com/Fluoric_problem1.html
2018年11月4日、東京神田で第38回フッ素研究会が開かれ、以下の講演がありました。
1.虫歯予防フッ素はフッ化水素ー1 成田憲一(歯科医師)
2.虫歯予防フッ素はフッ化水素ー2 成田憲一(歯科医師)
3.フッ素:脳への影響とメカニズム 秋庭賢司(歯科医師)
4.アドホックレポート:翻訳と解説 秋庭賢司(歯科医師)
5.フッ化物洗口事業、法的根拠の疑問、洗口薬剤の添付文書について 中村満雄(霧島市)
私はフッ素推進を唱える方々が法律上のよりどころとされています『1985年、第102回国会、衆議院議員松沢俊昭君提出フッ素の安全性に関する質問に対する答弁書』についての疑問について寄稿し講演を行いました。
http://mituona.web.fc2.com/Fluoric_problem1.html
日本歯科新聞に『母親の尿中フッ素濃度と、1~3歳児の知的発達指数(MDI)は逆相関し、水道水や食塩のフッ素化は小児の知的発達を阻害する可能性がある。
ミシガン大学をはじめとする、アメリカ、カナダ、メキシコの内科学、栄養学、環境科学、歯科公衆衛生などの研究者グループが、メキシコで401組の母子を調査したもの』の記事
●追記
行政への質問主意書と答申
平成 30 年 12 月 5 日提出
質問第 139 号
虫歯予防用のフッ素洗口等に関する質問主意書
提出者 阿部知子
http://mituona.web.fc2.com/Fluoric_problem_TomokoAbe...
内閣衆質 197 第 139 号
平成 30 年 12 月 18 日
衆議院議長 犬島 理森 殿
内閣総理大臣 安倍 晋三
http://mituona.web.fc2.com/Fluoric_problem_TomokoAbe...
●付記
iHerbでこういうのもあります。
フッ化物不使用の歯磨剤(iHerb)
https://jp.iherb.com/c/Fluoride-Free...
●代謝の基礎知識
ミトコンドリアを動かす栄養素
https://medium.com/orthomolecular/ミトコンドリアを動かす栄養素-98f91e32e48f
なぜ癌になる?クエン酸回路に必要な栄養素不足と阻害する重金属
https://16296315.at.webry.info/201701/article_8.html
(上より抜粋転載)
☆クエン酸回路で必要とされる主な栄養素
◆ビタミンB1・B2・B3・B5・B6・B12・ジクロロ酢酸(B15)・α‐リポ酸・マグネシウム・鉄・亜鉛・マンガン
☆電子伝達系で必要とされる主な栄養素
◆CoQ10(コエンザイムQ10)・鉄・ビタミンC
☆クエン酸回路を阻害する主な有害物質
◆水銀・アルミニウム・ヒ素 ●●●フッ素・アンチモン・鉛
☆電子伝達系を阻害する主な有害物質
◆スタチン(コレステロール低下剤)→コエンザイムQ10の生成を阻害する
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