近年のインターネット事情
インターネットが世に浸透して長い年月が過ぎた。
多くの人達にとって今やインターネットの世界は
生活に欠かせないものの一つになっているように感じる。
その一方で私は煩わしさを感じている。
その理由の一つに膨大な情報量を瞬時に与えられることにある。
調べたい単語を入力するだけで一瞬でその単語にまつわる情報をみることができてしまう。大変便利で素晴らしいことだ。
しかし同時に本当かどうかも怪しい情報や知りたくなかったことも知ってしまったりする。主観で語っているいらない情報も目についたりする。
知らないでいた方が幸せだった、なんてことも起きたりする。
もう一つの理由は人の本心が書かれているのか、否かというところにある。
ひと昔前のインターネットの世界では普段は人に言えないようなことを
正直に心のまま話せるどこかアングラな雰囲気があった気がする。それが心の拠り所だった人もいるのではないか。
だが今やネットの世界ですら自分を偽って弱さを見せるどころか偽りの強さを示すような文化が広まってしまっているように思う。
見ているだけでも疲れてしまう。
インターネットが身近になりすぎた故に人々の距離感も近くなり混とんとしているように感じる。
大変便利なものなのにそれが煩わしいのだ。
少し距離をおいて付き合っていきたいと思う。
上手く書けなかったこの文章も煩わしさに加担していたら申し訳ない。
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