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あの人みたいになるのではなく、言い訳しない自分になる

今向き合っている本は、
『大人の「非認知能力」を鍛える25の質問』

▲こんな人向けに書かれているようですが、
私個人にこういう課題感があるかと言われると、
そういうわけでもなく。

ではなぜ手に取ったかと言えば、
「何が起こっても大丈夫な自分を作る」という点に
共感
したから。

フットワークが軽い割に
適応性は低いし、
いろんなことを思い通りにしたいし……
昔から「変化」に弱い私。
時としてガンガン攻める割には、
自分のコントロール下にない変化に
大きなストレスを感じて
実際体にあらゆる不調をきたしてしまう。

もうちょっとしなやかに生きていきたいなぁ、
と思ったんです。

実は今月、手帳×本書で、書籍からの学びを深める
「深読」(勝手にそう呼んでいる)に取り組んでいます。

ただね、この深読、
何度もトライしたものの、
私、完走したことがほとんどなく……。
ちょっと今回もどうなるか分かりませんが。(弱気)

まだまだ道は半ばですが、
先日この深読を始めて早々、
わたし的に衝撃的な事実に気づいてしまいました。


私は自分が「好き」ではない

この本は「7つの武器」として
様々な非認知能力を磨いていく構成。
そのトップバッターとして登場するのが、
「自己肯定感」です。

いろいろな問いを投げかけられ、
ワークにも取り組んでみた結果、
わたしは自分を
そこそこ肯定していることはわかりました。

コレとコレが得意ってのは挙げられるし、
何かをするときにも結局は
「私ならできる」「どうにかなる」
っていつも自分を信じて背中を押している。

けれど、
「あなたは自分のどんなところが好きですか?」
と問われれば…
心から納得して挙げられることがない!

そう、
実は私は自分を「好き」と思えていなかった!

――いやいや、それ自己否定じゃん!
肯定してないよ!というご意見もあるでしょう。
ただね、うーん……なんていうか……
まるっと否定しているわけではないんですよね。
スペックは認めてはいるけれど、
存在を愛せていない
というのかな。

(優越感という意味ではなく、強みという意味で)
他人に対して誇れることはあっても、
自分に対して「いいじゃんいいじゃん!!!」って
思えてない
んでしょうね。


私が「好き!」と思える人から
見えてきたヒント

自分を好きになるにはどうしたらいいんだろう?
まぁ、「自分大好き!!」とまではいかなくても
つまるところ目指したいのは
「なんか最近の私、いい感じじゃない?」
「今日はいい1日だったなぁ」
「この人生を生きてて楽しいなぁ」
って思える瞬間を増やすってことだよね。

そんなことを考え始めてから、
「私が私を『いい感じ』って思える瞬間はどこにあるかな」
とアンテナが立ち始めています。

そこでヒントになりそうだと感たのが、
この本に登場する「トリガーロールモデル作戦」

①比較する対象を選ぶ
②観察する
③真似できることを見つけて実行する

他人との比較をポジティブに使い、
自分の成長のヒントにする、というアプローチ
です。
(かなり要約&意訳)

今回わたしがロールモデルに挙げたのは3人の女性。
いずれの方にも嫉妬はしていなくて、
「人生をワクワクと楽しんでいそうだなぁ!」と
元気をもらえる大好きな方々!

いろいろ分解してみましたが、
結論から言えば、私が魅力に感じているのは
「深い愛に支えられた一貫した姿勢」
そして、これが
目先の利益や刹那的な感情に一喜一憂している自分との
最も大きな違い。

本質的な大きな愛を自分の中で育みたい!


納得して初めてスタートラインに立てる

そんな気づきを得て、数日。
自分でも驚きなのですが、
以前は感情的になっていた場面で
落ち着いて対応できる瞬間が増えています。

そういう
「愛情を根っこに置いた一貫した振舞い」を貫くと
普段は疲れが蓄積されるだけの夕方に
「なんだか今日は、
 すごく充実していてうれしい一日だな」って
ほくほくした思いが満ちてくる。
びっくり!

アンガーマネジメント、とか、
「7つの習慣」に出てくる
「反応せずに一時停止ボタンを押す」とか、
認知行動療法とか……
ここ最近様々な方法に触れてきましたが、
どうにもこうにも続かなかったのは
「本当にそれが自分にとって必要なことなのか」が
腹落ちしていなかったから。

私に足りなかったのは
「方法論」以前に
「なりたい姿の具体的なイメージ」だった
んですね。

逆に、それが定まれば
ちょっとずつそこに向かって努力ができるんだなぁ。

▶ 「トリガーロールモデル作戦」におけるポイント

今回この作戦に取り組んで
いい方向に行っていると感じていますが、
とても大切だと思ったポイントが一つ。

それは、「別の誰かになろう」としないこと。
「あの人たちが持っている素敵な部分」と
「自分がもともとありたいと思っていた姿」との
接点を探ること。

今回私は「大きな愛情を根っこに育て抱く」のが
自分的な取り組みポイントになりましたが、
これって、
ずっと自分が「そうありたい」と思っていたけど 
何かしら言い訳を作って
本気で取り組もうとしてこなかった部分
なんですよね。

もしこれが
「私は別に愛情ってものを育む必要性は感じてないけど
 あの人がそうだからやってみようか」
って思ってたら、
結局変われないだろうし、
多少変われたとしても充実感は、きっとない。

「素敵だと思うあの人に、
 これまでの言い訳を消して
 ”本気”に火をつけてもらう」
――そんなイメージで
ロールモデルがもつエッセンスを探っていくとよさそうです!


まだまだいい感じじゃない自分のことも多いけれど、
こうやってちょっとずつでも
よくあろうと取り組める自分は、
「ちょっと好き」な自分かもしれません(!)。

「性格は習慣である」ってアドラーも言っているしね。
ありたい姿への振舞いを積み重ねて、
自分も他人も大切にできる未来へ!

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