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転職1年日記:執行役員として転職したことで得た学び&これからの挑戦

キャリア戦略について考えるのが大好きな森数美保です!株式会社ミライフで、エグゼクティブキャリアデザイナーをしたり、企業の組織に関するお困り事を解決したりしてます。

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ミライフに入社して1年になります(2022年5月1日入社)この1年で得た学びや気づきについて書きます。

はじまりは以下noteに書いていますので、読んでもらえたら嬉しいです。

こんな人の参考になるかも💡
① これから転職する人
② 管理職として転職を考えている人
③ 管理職の入社受け入れをしている会社の人


これまで、4回転職してきました。

新卒で入社した転職エージェント(JACリクルートメント)
⇨ 事業会社(ドコモ子会社)で採用担当
⇨ 創業期のスタートアップ(Misoca)で人事立ち上げやマーケ広報
⇨ スタートアップで事業責任者(キャスター)
⇨ 現職(ミライフ)で執行役員COO

転職ってパワーかかりますよね。
何度経験しても、入社してしばらくは本当に大変だなと感じます。
これまで経験したことがある業界/職種への転職だったとしても、"これまで"と"今" は違います。その会社の考えや、やり方を知る必要があるし、人間関係も一から構築になる。知ることだらけ、慣れることだらけ。

転職ベテラン (?) の私ですが、最初から役職付きで転職したのは初めてでした。わたし調べでは、メンバークラスで転職した人より、マネージャーや役員クラスで転職した人の方が早期離職率が高いです。

なぜか?

キーワードは、「期待値」「サポート体制(オンボーディング)」「カルチャー」「プレッシャーやハレーション」だと考えています。これらは、今回の転職でも痛感した大事ポイント!

企業 / 人 双方の「こんなはずじゃなかった」を極限まで減らすためにも重要です。1つずつ説明していきますね。

1. 役職者の受け入れで大切なポイント

1.1 期待値の調整(役割の明確化)

どんな役割を、どのくらいの期間で果たすか?について、曖昧にせず、事前にしっかりすり合わせしておくことが大事です。「入ったらやることはいっぱいあるし、優秀そうだから何かやってくれるだろう」くらいの気持ちで採用するのはNG。スタートアップの場合、数年先はわからないかもしれないけど、3ヶ月 / 半年 / 1年単位ですり合わせておくといいです。

1.2 サポート体制(オンボーディング)

「経験者だし、役職者なんだから教育いらないよね?」と入社後に放置されるケースは多いです。特に役職者の場合は、「メンバーを教える立場なんだから、ハイお願いします」となりがち。
いやいや、待ってくれよ!誰でも最初は1年生!!!(絶叫
スムーズに職務を遂行できるよう、情報共有やコミュニケーションなどのサポートは必要です。放置して勝手に結果を出す人は、とても稀です。

1.3 カルチャー理解(カルチャーインストール)

役職者の発言は、良くも悪くもインパクトが大きいです。採用前に十分話し合っているはずではありますが、入社時に改めてカルチャーを共有して、しっかりインストールするのが良いと思っています。小さな違和感は、こういうところから生まれます。

2. 入社する側の心構え

入社する人は、上述の「受け入れ側のポイント」を理解して動く必要はあります。私の場合、私の役割が少し曖昧で、社内にも伝わってないと感じたので、ミライフ代表のスケさんに、詳細のすり合わせと共有を依頼しました。待つのではなく動いた方がいいです。

ちなみにスケさんのサポート体制は、めちゃくちゃ手厚く感動ものでした。(ありがたやーー!

話がそれちゃいました。入社側の心構えですね。

2-1. いきなり組織を変えようとしない

最初が肝心。すぐに成果をださないと!!と焦って、色んなことを変えようとする人は少なくないと思います。成果はすぐ出した方がいいけど、「変えることを自分の成果としない」が大事なのかなと思います。まずは、知るところから。

2-2. 「前はこうだった」を持ち込まない

この考えは、不幸しか生みません。"前" と "今" は違います。転職した時点で、違うんです。フォーカスをあてるのは "今" 。「今、ここで何ができるか?」について頭が擦り切れるほど考える。そして、実行実行実行!

2-3. 自分を見失わない

"前" に執着するのは良くないですが、これまでやってきたこと全てを手放す必要はありません。「転職したらアンラーニングが大事」と言われますが、アンラーニングは、有効ではなくなったものを手放すのであって、全てをリセットするものではありません。自分の価値がみえなくなると、根底が揺らぎます。大事なものまで手放さない。

2-4. 「みんなも不安だしやりにくい」という前提にたって仕事する

外からいきなり上司がきたら、誰でも構えます。
ミライフへ入社する時、何度も面談を重ねて多くのメンバーと会ってから入社しました。それでも、みんなは不安だったと思います。

 - 実際にはどんな人なんだろう?
 - 会社は変わってしまうのかな?
 - どうして執行役員なんだろう?

ミライフの皆んなはとても心根の良い人たちなので、あまり直截的には言われませんでしたが、何度か感じるタイミングはありました。入社して数ヶ月経ったときのフィードバックコメントで、「やっぱり不安だったよね。そりゃそうだ」と思いました。コメントをいくつか抜粋。

私が根暗なのがバレるコメントですね…笑

2-5. 違いを楽しむ

自分の考えを一方的に押し付けたり、違いを揃えたりしようとしない。
「違いを楽しむ」くらいの気持ちでいることが大事だなと思っています。いくらカルチャーフィットしたチームだったとしても、労働価値は人それぞれだし、生活環境もバラバラ。全てが同じなんてことはあり得ないんです。
感情の対立は不要だけど、知の対立はヘルシー。違う視点をもっているほうがイノベーションは起こりやすいと思ってます。
「違いを揃えず 楽しむ!」とても大事です。


3. 入社してから考えていたこと

入社時に考えていたことは、入社1ヶ月 note から読み取れるかもしれないのですが、重要なところだけ抜粋。

スタートダッシュ肝心!
これまでも、役割が変わった時や転職した時、スタートダッシュはかなり意識してました。どんなに経験がある分野だったとしても、会社が変わればアンラーンしていく必要はあります。とはいえ、執行役員として迎え入れてもらってるので早めにアウトプットはせねばとも思ってました。

キャッチアップしながら、アップデートしてくには量が必要です。1つずつゆっくりやっていこうなんて、さらさら思っていませんでした。とにかくマックスやれるだけやる。もちろん、質も追いかける。

体調悪いし、入社したばかりだし…はご登録者やクライアント企業には一切関係ないしね!

事業と組織を運営するだけではなく、「プレイヤーとして、誰より打席にたつ。結果をだす」と決めてました(下半期はキャリアデザイナーとして一番多くの方の転職サポートを実現できたので、ホッとしています。

会社から課せられたわけではなく、ただ自分で勝手に課していただけなんだけど、理由はシンプル。「打席にもたたず、結果も出さない人にあれこれ言われたくないよなー」と率直に思ったからなんですよね。

入社したばかりの時は、知ること&やることたくさん。溢れて受け身になりそうなタイミングもあると思います。だけど、「私が役立てることは何か?」の視点は常に意識していました。
「年齢や経験関係なく、誰からでも学べることはある。だから、私も学びたいし、みんなにお返しもしたい」そんな気持ちからです。

4. これから

ようやく1年という気もするし、まだ1年とも感じる不思議な1年でした。
正直、心折れそうなタイミングも何度かありましたが、クライアント企業が「みほさんがミライフに入社してから、ますますミライフいいなーって思うようになりました」と言ってくださったり、発信を通じてミライフと接点をもってくださる方が飛躍的に増えたり。その方々の声に支えられてきたなと思います。ありがとうございます!

そして何より、スケさんはじめ、ミライフのみんなの存在。
私は自己開示が苦手で、強いWillもない(スケさんには「みほさんにはWillあるよ!」と言われますが笑)ので、自己開示の場が多くフィードバック盛んなミライフの文化は、最初戸惑いがありました。私個人のことなんかを開示して、みんなにメリットあるのかな?って(今でも、私の話、需要あるのかなって思いながら話してる…笑。

だけど、LIFEもWORKも含めたお互いを知ることが、強いカルチャーの源になり、より良いチームになると痛感しています。

で、次の1年!
世の中に良いチーム/強い組織を増やす取り組みに、もっと自分の努力量を投下したいと考えています。キャリア支援もそれに寄与しますが、会社や組織そのものをより良いものにしたほうが、ミライフのミッションである「働く、生きるを、HAPPYに」にさらに近づきます。

事業と組織は別個ではなく、両輪。
これまで事業も組織もつくってきた私(更に、キャリアオタク)だからこそ、役に立てることがあるんじゃないかと思います。

これまでもご依頼ベースで、事業や組織の壁打ちに関わってきましたが、もっと積極的にやっていこうと思っているのでお気軽にお声がけください🕊

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5. 最後に

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