"HR業界には転職しない"と決めていた私がHR業界に身を置くことを決めた理由
組織とキャリアについて考えるのが大好きな森数美保です。
はじめましての方は、どうぞこちらに寄り道していってください。
5月1日付で株式会社ミライフ にジョインしました!
これまでやってきたことを更に磨きながら、経営の当事者として、自社メンバー含め "働く全ての人 / 組織" に貢献していきたいと思っています。
Twitterで転職活動をした結果、当初考えてもいなかった選択をすることになりました。タイトルに書いた通り、"HR業界には転職しない" と最初に決めていたからです。自分でも驚きの展開ですが、転職活動を振り返りながら意思決定プロセスについて書き記します。
Twitterで始めた超オープンな転職活動
2月末に株式会社キャスターを退職し、3月からTwitterでオープンに転職活動を開始しました。
Twitterを転職活動の主戦場に選んだ理由は、いくつかあります。
転職ツイートへの皆さんからのリプやRTによって、リファレンス効果もあったようです。意図してなかったけど、そう言ってもらえると嬉しい!
どのツイートも嬉しかったのですが、いくつか転載します。
🕊 一緒に働いてたメンバー
🕊 キャスターの社長
🕊 クライアントのいなっちさん
このほかにも本当にたくさん!ありがとうございます。
多くの方が拡散してくださったおかげで、100社以上からお声がけいただき、毎日のように6〜8社と面談していました(お時間をくださった皆さま、ありがとうございました!)
▼ この時の転職軸 ▼
アーリーフェーズであれば、事業がピボットする可能性も大いにあるため、事業領域は特に絞っていませんでした。ただ、HR以外にしようということは決めていました。キャリア戦略相談や職歴書の書き方講座などはこのままライフワークとして続けて、もっと歳を重ねた後にボランティアでもいいからやろうかなと思っていたんです。
そんな中、TwitterDMで声をかけてくれたのが株式会社ミライフの代表 佐藤雄佑さん(以下 スケさん)でした。
ミライフは、私がキャスター時代に立ち上げたエージェント事業 Apply と大事にしている価値観がとても似ています(Applyを立ち上げた経緯はこちら)。素敵な取り組みだなーと思っていたので、こうお返事しました。
直球すぎる返信にもかかわらず、スケさんは優しく受け止めてくれて面談のお約束をしました。スケさんの受け止め力!!!!!
その後もスケさんは応募を促すことは一切せず、「次はこのテーマで話しませんか?」とタッチポイントをどんどん増やしてくれました。私の一風変わった転職活動を一緒に楽しんでくれているようにも見えました。
2回目以降お話する会社を決めて進めている中に、シレッと混ざり(表現が失礼…笑)、毎週のようにオンラインで話して、交換日記のように毎日DMでやりとりしてたのがミライフです。
そして、条件提示をうけると決めた5社の中にミライフはいました。
HR領域はミライフのみ。残りの4社は、当初決めてた軸の全てに当てはまる会社ばかりでした。
でも、最終的にはミライフに決めました。
ミライフに入社を決めた理由
1) 各々がアウトプットしていることを持ち寄ったら同じだった
これは、私の働く理由の1つです。Twitterの背景やプロフィール、自分のキャリアスライドにも書くくらい大切にしています。
そのためには、子どものキャリアに大きく影響を与える親(大人)がこの状態であるのがいい!と常々思ってます。
ミライフのカルチャーブックを見てみましょう。
はい、驚くほど同じですね。
他にはこんな感じで、言ってることがほぼ同じ。
スケさんと一緒に働いたことはないのですが、同じような挫折をして、そこから学んだこと/変えたこと/大事にしようと決めたことが、どこまでも似ているんです。スケさんはよく、「生き別れた兄妹」と言ってます笑
ここにはもう1つ重要なポイントが潜んでいます。
「類似点の気づきアウトプットは、スケさんが行っていた」ということです。私が自然と気づいたことではありません。
「みほさんのVoicy聴きました!この時に書いてたことと似てます!」
というようなお手紙(DM)が、毎日のようにスケさんから届きました。
さすがHRのプロです。
2) ミライフは奇跡のチーム
私のライフラインチャート共有会に、ミライフメンバーの多くが参加してくれました。ワイワイ楽しい時間を過ごしたのですが、終わった後にメッセージをもらったんです。
このメッセージの内容を見ると、みんなが “人と人の心の機微に関心が高く、良いところを見つける天才" であることがわかると思います。
言葉の選び方に滲み出てる。
スケさんが声がけをして集めたメッセージだと思いますが、「言われたから書いた感」が一切ないことにも感動しました。
ミライフこそが「性格のいい会社」です。もっと光をあてたいと思ったし、ミライフが性格のいい会社のままスケールし、世の中にもたくさんそういう組織を増やせたら…!と思うとワクワクしました。
ほんまにいいチーム!!!!
3) "私じゃなくて誰がやるんや" 魂に火がついた
スケさんは「こういうことをやって欲しい」ではなく、「今こういうことで悩んでいる」とissueを共有してくれました。issueについて話すことで、ミライフのこれからやスケさんの頭の中を解像度高く理解できた気がします。
もちろん、他の会社さんもissue共有はしてくれました。
違いはどこにあったのかを振り返ると、"私じゃないといけない理由" が明確だったのがミライフでした。
もちろんミライフは既によい会社なので、私がいなくても間違いなく伸びます。"私が入社したら描けるであろうミライフの未来とその理由" が明確だった という表現の方が近いかもしれません。
4) HR業界を選ばない理由がなくなった
最後まで高い障壁になったことは、
「最初に決めた軸にあう会社から良いオファーをいただいているのに、選ばなくていいのだろうか」でした。
自分で決めたことを覆すようで抵抗があったのかもしれません。
HRを選ばないと決めていた理由を振り返ると、"私が実現したいHRの世界はかなり理想が高く、事業として成立しにくい" と思っていたからなんです。私の理想をぜんぶ詰め込んで立ち上げた転職エージェントApplyは、CASTER BIZ recruitingという安定した事業の傘下に置くことで実現しました。
でも、同じことを掲げて事業として成立させているのがミライフです。しかも、エージェント事業のその先についての考え方も、全く同じ。
本当に奇跡だと思いました。
意思決定前にコーチングのセッションで、安保奈緒美コーチから、
「決めたことと違う選択をしようとしているわけではなく、美保さんが ”自分で決め直した"ってことですよ」と声がけしてくださったことも大きかったです。奈緒美さん、ありがとうございます!
5) "今じゃなくていつやるんや" 魂にも火がついた
「いつかやろう」の "いつか" は、一体いつなのか。
勝手にはやってこないし、待ってるだけだと永遠にその時はこない。
自分で決めないと…!!!!
気持ちが固まりました。
こうして、
選考を受けてないミライフから内定がでて、入社することになりました。
組織づくりやキャリア戦略について考えるのが好き
私は組織やキャリアについて考えるのが大好きです。
どの人 / 会社にも、光を当てればめちゃめちゃ光る場所があります。
みんな気付いてないだけで、ある。ある!
その光を見つけて照らすことが好きなんです。
組織のことだけ、事業のことだけ考えてもダメで。事業と組織は両輪で考える。そして、これが1番だいじ!
会社の都合でメンバーを活用するのではなく、本人のキャリアを中心においた組織デザインをする。個人が強くなればチームも強くなって、今より遠くへ行けるはずだと信じています。
"個人のやりたいことだけやる" という単純な話ではありません。
事業との両立はめちゃくちゃ難しいです。でも、できると思ってます。
実現するには、企業/人 どちらか一方が意識してもダメで、双方が組織づくりやキャリアに関するリテラシーをあげていく必要があります。
ミライフでこれをやる。ミライフの皆とならできる!
子どもたちが "働くって面白そう" と思える未来をつくるためにも、全力でやっていきます🔥
お気軽にご相談ください!!
これまでキャリアコンサルタントとして、事業会社の人事として。累計400社以上の採用をハンズオンで支援する事業の責任者として、数えきれないくらいの転職/採用/組織づくりに立ち会ってきました。
私自身も事業と組織をつくる当事者として、事業と組織を両輪でまわすべく頭が擦り切れるほど考え、実行と振り返りを繰り返してきました。
キャリアコンサルタント/人事/事業経営をしてきた私だからこそ、お役に立てることがあるのではないかと思ってます。
キャリアデザインに悩んでいる方、
組織デザインで悩んでいる方はご連絡ください。光は必ずあります。
TwitterやVoicyやってます!
フォローしてもらえたらめっちゃ嬉しいです。
最後に
スケさんがアンサーソング書いてくれました!
採用する側の視点が知れるので、こちらもぜひ✨