インタビュー取材の鍵
何百回取材を経験しても、インタビューの前にはやっぱり緊張します。
でも、緊張は良いサイン。
お話を聞かせてもらう相手について、事前によく調べるエネルギーになるから。
著書があれば読み、HPやSNSがあればすみずみまで目を通す。
その上で、実際にお話を聞くときには、いったん全部忘れてまっさらにする。
かっこいい質問をしたいとか、嫌われたくないという自我をできるだけ消すために、事前の準備をするのかもしれない。
表に見えている記憶の層、そのもうひとつ奥の領域から自然に質問が出てくるところまで行けたら、きっといい記事になる。
私自身もまだまだ修行中だけれど、相手との間に生まれる時間と空間を信頼して身を委ねられるかどうかが、インタビューの鍵という気がする。
読んでいただきありがとうございます! ほっとひと息つけるお茶のような文章を目指しています。 よかったら、またお越しくださいね。