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障害年金の貰えない障害者の労働観とブログ

一応のビジョンが固まってきたところだ。


ノリで個人事業主として開業したものの。。。

特に何もしてこなかった。ある程度の購入品を経費に落とせるとだけ聞いて、それだけが目的で税務署に開業届を提出しに行った。開業をすれば自然と頑張るだろうと思っていた。全くそうではなかった。

生活費の足しにちょっとでもなれば良いなぁと、その程度の動機でブログを始めて7年位が経過した。ところがそれだけの期間をかけても稼いだ額は8,000円ちょっと。才能も無いのによくここまで続いたな、と自分でも驚く。

夢とかやりたい事というのは、かなりの時間を割いて考えてきたが特になかった。得意なこともあるにはあるが、やはり他人と比較されたら劣ってしまう、どうしようもないスペックの持ち主なのだと現実を突きつけられる。

せめて、藁にもすがる思いで「じゃあ自分にできそうなことはないのか」と考えてみた。読んでいてウンザリするくらいの長文が書ける事、長距離の散歩が出来る事、どうでもいいことをひたすら考え続けられる事が浮かび上がった。

それで折角開業したことだし、何かビジネスらしいことをしてみたいなぁとようやく思い始めたところだ。開業から三ヶ月目にしてである。

境遇や今の状況、スキル、これらをかけ合わせてせいぜい出来そうだと感じたのが「障害年金を貰えない精神障害者又は低賃金労働者が生き延びる術」を記事として書くことだった。

あまり調べても出てこないし、これならば自分に書けそうだと直感が告げる。誰かの役に立てるか、あわよくば少しお金になるか、そんな妄想を膨らませながら、アタイは今の東京の下町に引っ越してきてほぼ一年経過して、何かが変わるかもしれないと、ヒントを求めてようやく自宅から徒歩10分程度のところにある生活支援センターに踏み出すことにした。

生活支援センターでヒントを

無料で開放しており、とにかく人に迷惑をかけなければ何をしてもいい。寝ていてもいいし、勉強してもいい。誰かと話していてもいい。そういう精神病患者向けのラウンジのような福祉施設が、地域の至るところにあるが、あまり知られていない。

今、この記事を書いているのも下町の生活支援センターからなのだが、平日の昼間なのもあってアタイと、パソコンをやっているおっさんの2人だけ。職員の方が沢山いるという始末。

飲食を伴うイベント、何かの作業イベントに参加する時の材料費くらいは自分持ちだが、基本的にお金がかかることはない。アタイの現状としての労働習慣は4日働いて3日休みの繰り返しだ。そこで3日間もダラダラと、誰とも喋らずに自宅に引きこもっていたら間違いなく駄目になると判断し、誰か話し相手を見つけるためにやってきた。

様々なパンフレットに目を通していると、傾聴ボランティアという存在を見つけた。人と話が出来る上に色んな悩みが聞ける。感謝されるかもしれない。何かのきっかけになるかもしれないと、ちょっと期待してみたが、この支援センターでは特に募集している都合の良いところではなかった。そもそも利用者が不規則的かつ少ないのだ。

それでも少しの時間だけ滞在していた、初対面のおっさんと自転車の話を熱く語ったり、障害者一人暮らしの大変さを共感してくれる人とも会話が出来て、案外有意義だったなぁと感じている。

しかしながら、アタイと全く同じような境遇で暮らしている人はいなさそうだった。いや、世の中にはたくさんいると思うんだ。障害者なのに、障害年金が貰えないという事実に悩まされている人たちが。

ニッチ過ぎる分野なのだろうか。まあ自分の悩みをインターネットで勝手に共有していれば誰かが共感してくれるかもしれないと、ちょっと期待していた考えの甘い自分がいる。

風通しの良いラウンジで一人カタカタと持ち込んだパソコンをいじっていて、放課後の教室のようなエモさを感じながら、ここでも話し相手は思ったよりも少ないなぁと少し寂しい気分になりつつ、改めて「自分はこんなビジネスでやっていけるのか」と、悶絶している。サポーターに相談すべきか。

労働観の変遷

稼げる方法を求めているわけではなく、ただ自分としては自力で稼いでみたいだけだった。これまで自分はほとんどアルバイトを転々としか、してこなかった。一度障害者雇用で就職したこともあったが、大学への再入学のために辞職をしてしまった。今でも都内は丸の内近辺で小売のアルバイトをしていて、時給で見れば10年前とは200円ほどしか変わりがない。

かと言って、朝9時から始業し、そのために早起きをして電車に乗り、残業が無くても17時辺りに退社するような働き方を、しかも週5でこなすのは精神的な負担が大きい。

なんせ今の仕事は午後からだし、4日働けば3日休みが貰えるからだ。言うまでもなく手取りは常人の平均よりも遥かに下回るものの、「贅沢さえしなければ生きていける」という圧倒的な事実があるため、心の底では将来がどうなろうと今の労働環境に甘えているのかもしれない。

今はクローズド(障害を隠して健常者を装って働く)のアルバイトの身だが、障害者雇用だった時よりも時給は高い。あの時の手取りは月に10万も行かないくらいだった。それなりに苦労して勝ち取った内定にも関わらず、貰える賃金はその程度。初任給を貰った瞬間から「コンビニで働いた方が稼げるな」と本気で思った。

なので障害者雇用を退職し、大学に入学をして5年間籍を置き、大学を今年の3月に卒業しても、微塵も就職は考えになかった。出来る仕事が無いし、すでに年齢は31歳。ろくに相手にされないと判断し、アルバイトで食いつなぎながら自分なりに稼ぐ方法を模索し始めていた。大学ではただ勉強がしたかっただけで、就職はついでだと考えていたからだ。

ところが、学生の頃から現在も勤めている今の職場は暇そのもので、飲食店のバイトの頃とも大きく違い、閉店作業も15分あれば終わる。客層としても落ち着いている上、特に「忙しくて死んでしまいそう」と感じた事はほとんど無い。

そうしたぬるま湯の様な環境にいるからこそ、「余暇で副業をしてみようか」という気分になる。誰だって毎週3日も休みがあったら、自己実現のために時間を割くだろう。アタイだってそうだ。

結果として今年3月に個人事業主として開業をしたものの、週に2本程度ブログをアップしているだけだった。SNSを頻繁に更新するのは、あまり好きではなく、こうしてブログとして長文を展開する方が楽しい。

3月から始めて一体幾ら稼いだのだ、そう思って帳簿を見てみれば大きな利益としてはメルカリで中古品を処分しただけで、本来の仕事のはずであるブロガーとしての稼ぎは400円程度だった。

自力で稼ぐというのがこんなに難しいという現実。才能がない、の一言で割り切れば楽になれるのかもしれない。
統合失調症の症状の一つに、全能感が現れることがある。つまり、自分は何をやっても上手く行く、皆が出来る事は自分もちょっとその気になればこなせる。そう本気で思い込んでしまう症状だ。

自分も長い間、この全能感に囚われていたのだろうか。どこか今でも「やり方が悪いだけで、ちゃんとやればそこそこ稼げるんだ」と信じている。無限の可能性を秘めていて、たまたま自分の考え方は現代とマッチしていないだけなんだと。まぁ振り返ってみれば、ここまでやってきた事は所詮日記を継続してきただけに過ぎない。

アイドルでもタレントでもあるまい、ただの精神障害者の日記を一体誰が読みたいと思うだろうか。「統合失調症のブログ」なんて聞いただけで、「読んだら頭がおかしくなるんじゃないか」と、変な先入観を伴っても仕方がない。

根本的には、事実を少し楽しそうに話すだけのスタイルをとってきた『三原氏物語』も、収益化を目指すのならば何か戦略をとる必要が出てきたのではないだろうか。


これからのブログの話をしよう

自分の周りでの出来事を、文章で面白かったように書く。それが『三原氏物語』のスタンスで、今後も変わることは無い。

雑談アクティブログ(活動記録)二部構成で、体力とメンタルに余裕がある時だけ更新し続けてきた。一度活動を休止したことも有ったが、なんとか7年ほど続いている。

『三原氏物語』はこのまま、微修正をしながら続けていくつもりでいる。活用出来ていないのは、こちら、noteの『エッセンシャル版三原氏物語』の方だ。

ブログとはまた違ったスタイルで、出来ることならばブログと似て非なるものを造りたい。『三原氏物語』が日記ならば、こっちは「少し役に立つかもしれない内容」を発信したいのだ。

先程も書いたとおり、「障害年金を貰えない精神障害者のための記事、月収10万生活の術」をメインに、その他に共感してもらいたい概念等を記事として投稿していく。

生活支援センター等を活用して悩みを探り、共有し合い、解決法をそれなりに考えてアウトプットをする。将来的には並行してピアスタッフのボランティアも始めたいと思っている。障害者目線での当事者としての悩み相談役だ。


もう一つ軸として考えているのが、不労所得を如何に増やしてみるか?を実践する企画だ。概要は2022/06/12の『三原氏物語』にちらっと書いた。

要するに貰ったお金を手段は問わずに増やすことだけに取り組んでみよう、という企画だ。一体幾らになるのか。結局使い込んでしまうのか。そういう実験である。

障害年金が貰えないならば自分で稼ぐしかないのである。とにかく余裕がないこの人生を、悩んでいても何も解決しないからこそ、動ける時は動くしか残された生存戦略は無いのだ。

自分の最大の資本は「まだ動けること」だけであり、言い換えれば無理をして無理をすることになる。最低限の収入としての最低限の労働は確保しているので、あとは自分が有り余る自由時間を如何に有効活用するかにかかっている。

起きている限り働け、体力の限界まで活動しろ。しかし一日7時間は寝ろ。

じゃ、今回はこの辺で。٩( ᐛ )و
頑張るぞー!


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