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【1週間】北海道・十勝ワーケーションのすゝめ

こんにちわ。普段はパソコン1台あればどこでも仕事ができるWeb系エンジニアとして働いています。コードを書く楽しさや、自分が作ったものが画面に表示される喜びはもちろんですが、「どこでも働ける」という自由さも魅力の一つです。私は旅先で景色を楽しんだり、人と関わったりするのが好きで、時折ワーケーションを取り入れています。例えば、先月は宮崎県で1週間ほどワーケーションを行い、今年の1月には広島県に滞在しました。広島では、朝6時に起床し、8時から2時間ほど農作業をした後に本業に取り組むというスケジュールで過ごしました。土や野菜に触れた後にコーディングするという、普段とは異なる体験は一生の思い出になっています。詳細は過去のnote記事にまとめておりますので、ぜひご覧ください。

最近では十勝に行く機会も増えています。こうして何度も訪れる中で、「このように生活すればいいのか」という1つの例を示せるような気がしてきました。そこで、私が感じた「十勝での暮らし方」をまとめてみようと思います。記載の中に「1週間」「ワーケーション」という表現がありますが、短期滞在や観光目的の方にも役立つ情報が含まれていると思います。ぜひ、この記事を参考にして、十勝での生活を楽しんでいただけると嬉しいです。それでは、行きましょう!


【暮らしの基盤】どこに泊まるか

「十勝に行こう!」

そう思い立っても、まず悩むのは「どこに泊まるか」という問題ですよね。幸いなことに、十勝は帯広駅を中心に宿泊施設が豊富なので、宿泊場所に困ることは少ないでしょう。しかし、「どこが一番良いのか」と迷ってしまうこともあるかもしれません。そんなあなたのために、いくつかおすすめの宿泊先を紹介しようと思います。これから、5つの候補を挙げてみますので、ぜひ参考にしてみてください。

1つ目は、「十勝ウィークリーイン」です。
こちらは長期滞在向けの宿泊施設で、時期によっては1日2,000円台で宿泊することができます。私も今年の8月初旬に宿泊しましたが、宿泊料金が全体的に高騰している中でも1泊4,500円で泊まることができました。ホテルは個室で、シングルベッド、テーブル、ユニットバスが完備されており、アメニティも必要なものは揃っています。シンプルではありますが、不足を感じることは特にありませんでした(強いて言うならテーブルがもう少し大きければと思いましたが)。また、帯広駅から徒歩10分以内という立地も大きな魅力です。

2つ目は、「HOTEL NUPKA」です。
こちらの宿泊施設はゲストハウスで、1Fは朝と昼はカフェ、夜はバーとしても営業しています。2F以上が宿泊エリアになっており、魅力はなんと言っても価格帯と清潔感です。ドミトリー部屋であれば、1泊3,000円〜4,000円と、帯広駅周辺ではかなりリーズナブルな方だと思います。それにもかかわらず、この価格帯で清潔感が保たれている点が大きな特徴です。帯広駅から徒歩5分ほどの距離にあり、さらに居酒屋街や屋台(北の屋台)にも非常に近いため、ついお酒に飲まれてしまっても何とか帰れる安心感があります(笑)。

3つ目は、「SHARE APARTMENT TORINOSU」です。
これまで紹介した宿泊施設とは異なり、こちらはシェアハウスです。実は、私も3ヶ月ほど帯広に住んでいた時に、こちらに滞在していました。このシェアハウスの魅力は、コスパと人との関わりです!1ヶ月の滞在費は49,600円で、宿泊はもちろん、光熱費、水道、さらに施設内の料理器具も使い放題です。住む上での固定費はこれだけなので、非常に経済的です。また、ここでの人との関わりも大きな魅力です。近くに高校や大学があるため、そこに通う学生や、十勝にインターンシップや旅行、ワーケーションで訪れている道外の方々と出会うことができます。普段は会わないような多種多様な人々との交流は、きっとかけがえのない経験となるでしょう。

上記3つは長期滞在向け。ただ、「せっかく帯広に行くのだからもう少し贅沢しても良い」という方もいるかと思います。そんな方に向けて追加で2つ。

4つ目は、「ドーミーイン 帯広」です。
ドーミーインといえば、充実した設備が魅力のホテルチェーンです。サウナ付きのお風呂や夜に無料で提供されるお蕎麦、地元の名物を揃えた豪華な朝食など、宿泊者を飽きさせないサービスが提供されています。帯広のドーミーインでは、十勝名物の豚丼も朝食に登場し、ご飯の上に好きなだけ豚を載せられるという贅沢な体験ができます。こんな体験ができるのはバイキング形式ならではの楽しみです。ホテルだけでも充実した日々を過ごせること間違いなしです。

5つ目は、「プレミアムキャビン 帯広」です。
こちらも全国各地に展開する有名ホテルの一つで、特に温泉と朝食が魅力です。こちらでは十勝のモール温泉が楽しめ、ホテルにいながら本格的な温泉体験ができます。また、朝食は十勝の食材をふんだんに使用しており、その豊富なバラエティは1泊だけではとても食べきれないほどです。複数泊して、ホテル内でも十勝の美味しさを存分に堪能していただきたいです。

また、特別枠として「北海道ホテル」を挙げます。特別枠として挙げたのは、行ったことがないからです。ずっと気になっている場所で、いつか行けたらと思っています。北海道ホテルの1番の魅力はサウナ。「北海道 サウナ」と検索すると、多くのサイトで紹介されるのを見かけます。実際に行った友人の話では、「人生を変えたサウナ」だとか。これが本当か否か。

【生きるための軸】どこで仕事をするか

次に決めるべきは、仕事をする場所ですね。どこで働くのが良いかを考えましょう。

まずは、ホテルの中で働けるかどうかです。個室であれば問題なく働けそうですね!私自身、十勝ウィークリーインに滞在していた際には、ずっとホテルの部屋で仕事をしていました。自宅のように使えて、とても快適でした。しかし、ドミトリーに泊まっている場合や、個室であっても作業スペースが小さい場合は、ホテル内での作業が難しいこともあります。そんな方のために、おすすめのワークスペースを3つご紹介します。

1つ目は、LANDです。

ホームページには「十勝発の新たなビジネスプランやアイディアを実現するための空間」と記載されているように、「十勝の街をより良くしたい!」という思いを持つ老若男女が集まるコワーキングスペースです。高校生が集まって議論している様子も見かけることがあり、まさに活気に満ちた場所です。こちら一般の利用もOKで、無料で使えるのが魅力!帯広駅からも近く、周辺には飲食店がたくさんあるため、お昼休憩も全く困りません。平日は10時〜20時、土曜日は10時〜17時まで利用可能です。ぜひ活用してみてください!

2つ目は、NUPKA ONNAYです。

こちらは、先ほど紹介したNUPKAに併設されたコワーキングスペースです。NUPKAに宿泊すると、なんと無料で利用できるのが嬉しいポイントです。利用時間も朝7時から23時までと、非常に長時間にわたって利用可能です。また、宿泊客でなくても1日1,000円(1時間200円)で利用できます。私も何度か利用したことがありますが、とにかく静かで集中しやすい環境です。長時間、じっくりと作業や仕事をしたい方には特におすすめです。

3つ目は、ひまわり温泉です。

「温泉にコワーキングスペース!?どういうこと?」

思わず驚いてしまうかもしれませんが、なんと温泉の中にコワーキングスペースがあるんです!しかも、ここで紹介する温泉は私のイチオシです。価格は大人490円と非常にリーズナブルながら、ロウリュが楽しめるうえに、熱波師が訪れて「ととのい」を提供してくれます。仕事をした後にすぐに温泉に入れるなんて最高の環境ですよね!お仕事の疲れを癒すためにも、ぜひひまわり温泉でワーケーションしてみてはいかがでしょうか?

【北の大地の食】どこでご飯を食べれたよいか

十勝といえば「食の宝庫」として知られています。小麦粉、牛乳、野菜、お肉など、豊かな食材が揃っています。なんと十勝の食料自給率は1,000%を超えており、日本全体の食料自給率が40%以下であることを考えると、驚異的な数字ですよね!そんな食材の豊かな街で、何を食べるべきかお悩みの方もいるかもしれません。任せてください、私がオススメの食べ物をご紹介します。

まずは、オススメのパン屋さんから。私のイチオシは、満寿屋パンです。

なんと、満寿屋パンでは十勝産の小麦を100%使用しているんです!そんな地元の小麦粉で作られたパンが美味しくないわけがありません。さらに、地元の野菜や肉を使ったカレーパンや、十勝小豆をたっぷり使用したあんぱんなど、具材にもこだわりが詰まっています。満寿屋パンはいくつか店舗があり、帯広駅周辺にも2店舗ありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

ちなみに、特にオススメの店舗も貼っておきます。

麦音の魅力は、お店の内装やパンの味はもちろんのこと、広々とした庭です。素敵な庭を眺めながら食べるパンは、本当に最高です。また、朝6時55分から営業しているので、ぜひ朝一番の食事を麦音で堪能してみてはいかがでしょうか?

次にご紹介するのは、地元に愛されているカレーの名店、インデアンです。

インデアンのカレーは、価格が500〜800円ほどと非常にリーズナブルで、某カレーチェーン店を彷彿とさせる価格帯です。しかし、インデアンの魅力はそのシンプルさにあります。よく「実家のような安心感がある」と言われるのですが、その理由は食べてみれば納得できるはずです。私も大好きで、1週間滞在していた際には、ついつい3回も食べてしまいました(笑)

次に、肉系の料理をご紹介します!

まずは焼肉です。十勝は牛、豚、鶏と、すべて地元産の肉を楽しむことができるエリアです。そのため、焼肉店がたくさんあります。私がよく行くのは「平和園」です。

平和園の売りは、立地の良さとコスパの高さです。帯広駅から徒歩圏内に2店舗あり、滞在中にも非常に行きやすい場所にあります。さらに、料金も全体的にリーズナブルで、お財布に優しいのも魅力です。個人的には、士幌町のクラフトビール「ほろ」が特におすすめです。ぜひ、ビールと一緒に十勝産のお肉を堪能してみてください!

また、十勝といえば豚丼も有名です。「え?豚丼ってご飯の上に豚があるだけでしょ?」と思う方こそ、ぜひ一度食べてみてほしいです。豚丼のお店はたくさんありますが、ここでは帯広駅構内にある「ぶたはげ」をご紹介します。

多くの豚丼屋さんでは、豚肉を炭火で焼いており、その香ばしさと旨味が引き立つ一品です。豚丼を味わえば、きっと十勝のことがもっと好きになるはず!ぜひ「豚丼 帯広」と検索して、豚丼を食べに行ってみてください。

また、帯広駅前は飲み屋街となっており、お酒好きな方にはたまらないエリアです。楽しい時間を過ごせること間違いなしです。そんなお酒好きの方に向けて、いくつかおすすめのお店を紹介してみます。

まずは、「コモドキッチン」です。

こちらのお店では、十勝食材を使った肉料理からイタリアンまで、幅広いメニューが揃っています。十勝の食材を存分に楽しみたいという方には、ぜひ訪れてほしい場所です。また、スイーツの種類も豊富で、このお店一つでさまざまな料理を堪能することができます。お酒を片手に、美味しい料理を心ゆくまで味わってみてはいかがでしょうか?

また、「北の屋台」というお店が並んでいる通りがあります。

「お酒は飲みたいけど、何を食べようか迷う」という方に特におすすめです。複数の店舗が並んでいるため、その時の気分に合わせてお店を選んだり、梯子酒を楽しんだりすることができます。また、各お店はコの字型のカウンターになっており、全員がスタッフの方を向くスタイルです。8〜10人ほどの規模感で、席が一緒になった方と自然に交流できるのも魅力の一つです。北の屋台には、地元の方や観光客など、さまざまな人が集まるので、十勝のことや他愛のない話を聞き出してみてください。

最後に、私がよく行くお店をご紹介しておきます。スイーツを探している方には特におすすめです。

こちらで終了…と思っていましたが、大事なものを忘れていました。十勝といえば、やはりお菓子やスイーツも外せません。おすすめがたくさんありますので、簡単にいくつかご紹介させてください。

まずは「クランベリー」。

特におすすめはスイートポテトです。十勝の小麦と牛乳を使って作られたスイートポテトは、一度食べればその美味しさに惚れること間違いなし。お土産にも大変人気です。

次に「高橋まんじゅう店」。

こちらでは、大判焼きや蒸しパンなど、100円台で楽しめる和風スイーツがたくさんあります。お手軽に美味しい和菓子を堪能できます。

そして、有名どころで行くと「六花亭」や「柳月」。

札幌や新千歳空港、さらにはあなたの地元で見かけることもあるかもしれませんが、実はこれらも十勝発のお菓子なんです。地元限定のお菓子を探しに、ぜひ訪れてみてください。

最後に、十勝で最もお召し上がりいただきたいのがアイスです。十勝で育った牛乳を使ったアイスクリームやジェラートは絶品です。特におすすめのジェラート屋さんを3店舗ご紹介します。

上士幌町にあるジェラート屋さん。後に出てくるナイタイ高原に行かれる方は、こちらのお店おすすめです。

紹介する中では、最も帯広の町の中心にあるお店。連続テレビ小説のなつぞらの舞台にもなっているこの場所。周りは畑が広がっており、訪れるだけで非日常体験できること間違いなし!

十勝ワインが有名な池田町にあるジェラート屋さん。ワインを購入されたい方は、合わせて行ってみるとよいかもしれないです。

【非日常】十勝の遊び方

「宿、仕事場、ご飯のチェックはOK!だけど、休みの時間何しよう」なんて思う方もいるのでは??そんな方に十勝での遊び方をいくつか紹介しようと思います。

まずは、温泉。十勝のモール温泉は、植物性の有機物が豊富に含まれた温泉で、肌に優しい「美人の湯」として知られています。保湿効果が高く、しっとりとした肌を実感できることから、多くの人々に愛されています。各地で温泉が沸いているので、気になるところに行ってみてください!いくつかおすすめを貼っておきます。

セルフロウリュのサウナ、コスパの良さが魅力。ひまわり温泉

露天風呂から見える十勝川が最高。内風呂、露天ともに広く、非日常を感じることができます。観月苑

露天風呂、外のととのいスペースが広く、サウナ好きにはおすすめ。水光園

また、十勝といえば北海道を体現している自然。皆さんが思い描いてる北海道の景色は十勝にあり!そう思っています。そんな景色が見える場所もいくつか紹介します。

日本一の広さを誇るナイタイ高原。牛が放牧されている様子、周りに草木以外ない景色に圧倒されるはず。

十勝の景色を1番体現していると感じる新嵐山スカイパーク展望台。あまり知られてなさそうで穴場スポット。ただ、満足度は非常に高いはず。

そこはまるでジブリの世界。然別湖。ナイタイ高原とセットでいくのがおすすめです。

十勝の野菜を購入したい、見たい方へ。直売所にいってみてください。特に愛菜屋は、生産した農家さんの名前が書いており、「作った人の顔」を見ることができます。こちらで購入できるとうきび(とうもろこし)が本当に美味しいので、ぜひ旬の時期(6月〜9月)に行かれた方はぜひ行ってみてください。

また、タイミングがあえばぜひ「とかちマルジェ」というイベントにも足を運んでみてください。十勝食材を使った様々な料理が出店されます。1店舗ワンコインあれば楽しめるため、様々な店舗で食べ比べするのも良いかもしれないです。

そもそも何でこんなこと書いてるの

最後に。自分は十勝生まれでもなければ、住んでいたのもたったの「3ヶ月」。ただ、1、2ヶ月に1回は訪れており、とても好きな場所のうちの1つです。「なんで十勝に住んでいたの」と聞かれることもあります。最後に十勝の魅力を語らせてください。

景色が好きだから

まずは、景色です。特に、初めてナイタイ高原や新嵐山スカイパーク展望台を訪れたときには、その美しさに衝撃を受けました。大学まで関東に住んでいた自分にとって、「自然が主役」の景色はまさに非日常で、「日本にこんな場所があるんだ」と感動しました。まるで海外にいるかのような感覚を味わえる景色です。この絶景を一人でも多くの方に見てほしいという強い思いがあります。

僕の夢の一つとして、十勝の外にいるたくさんの人たちを集めて、十勝の雄大な景色を眺めながらBBQをするというものがあります。なんとかこの夢を実現させたい。そして、出会ったすべての人に十勝の素晴らしさに興味を持ってもらいたいと思っています。

ご飯が好きだから

十勝はまさに「食の宝庫」です。普段何気なく食べている食材が、一段と美味しく感じられる場所です。すべて地元の食材のみで調理できるなんて、本当に贅沢だと思いませんか?この土地でしか味わえない「味」と、「地産地消」に対する感動を、ぜひ皆さんにも知ってほしいです。十勝での食の体験が、あなたの食に対する価値観を変えるかもしれません。

人が大好きだから

これが一番大切なことです。十勝には、老若男女問わず、十勝の街をより良くしていきたいという強い思いを持った人たちがたくさんいます。特に若い世代の活躍が目覚ましく、彼らのエネルギーと情熱には感動させられることが多いです。

最近、このような出来事がありました。

高校生が公園でフェスを開催したという話がありました。「ただのフェスか」と思うかもしれませんが、帯広市にとっては大きな出来事でした。実は、30年前に有名バンドが公園でライブを行った際、騒音に関するクレームが多数寄せられ、それが原因で公園でのフェスが禁止されることになったのです。それ以来、ライブイベントが行われることはありませんでした。

しかし、30年の時を経て、地元の高校生が「フェスをしたい」と立ち上がりました。もちろん実現は簡単ではなく、地元の大人たちからも「帯広市から許可を取らなければならない」と止められたそうです。この段階で諦めても不思議ではありませんが、高校生たちは近隣住民に騒音についてのアンケートを取り、フェス実現に向けて必要な手続きをすべて行いました。その結果、無事にフェスを開催することができたのです。また、フェスにはキッチンカーをはじめ、飲食の提供が充実していました。これも高校生自身が自ら動いて出店をお願いしたとのこと。フェスを開催するだけでなく、訪れるお客さん目線を持って対応している姿が流石だなと思いました。

この実現までの一部始終を直接見たわけではありませんが、彼らの行動力からは多くを学び、強く刺激を受けました。彼らのような若い世代の力こそが、十勝をさらに良い方向に導いていくのだと感じています。

また、他にも十勝にある芽室町では、高校生が町役場や警察との交渉を経て、クリスマスイベントを主催し、それを定常的なイベントとして定着させるという素晴らしい取り組みが行われています。

https://www.instagram.com/memukuri.official/

「地元の商業施設が次々に閉店し、放課後に遊びに行く場所がない」という課題に直面した高校生たちが、放課後に集まれるドリンクバー付きのスペースを作るために動き出しました。彼らはこのアイデアの実現に向けて、十勝のふく井ホテルで実証実験を行ったのです。

こういった挑戦を支援する大人たち、そして飲みに行った際に出会った方々の温かさにも触れ、十勝の素晴らしさに魅了されました。地域全体が一体となって、若者たちの挑戦を応援する姿は、本当に感動的です。

実は、そんな挑戦を支えるイベントが毎年夏に行われています。(下記は去年の記事。今年も開催済み)

高校生たちが4日間かけて十勝の課題を自ら見つけ、解決策を考える姿には、学ぶべきことが本当にたくさんあります。何より、その一生懸命さと輝く目が印象的です。彼らは今、自分たちが最も打ち込んでいることに全力を注いでいます。私も、彼らが私と同じ年齢になったとき、彼らの輝きに恥じない自分でいられるよう、頑張らなければと強く思います。

また、この4日間をサポートするメンターも大学生であり、高校生にとっては少し先輩の存在です。学生同士で完結するこの絶妙な距離感が、インプットとアウトプットを通じてお互いに多くを学び合う機会を生んでいるのでしょう。このイベントが、そして「十勝の街をより良くしていきたい」という想いが、これからも続き、さらに多くの人々に広がっていくことを期待しています。そして、自分自身ももっと頑張っていきたいと思います。

「挑戦する高校生や、上に挙げたような人々に会いたい」と思う方は、序盤にも紹介したコワーキングスペース「LAND」に足を運んでみてください。そこで彼らに出会えるかもしれません。

長くなりましたが、これで十勝の紹介を終わります。この記事を通して、元々興味を持っていた方はもちろん、少しでも興味が湧いた方がいれば、ぜひ一度十勝に訪れてみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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