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【宮崎県えびの市】小学校の廃校でワーケーション

7月に入り、梅雨の終わりを感じてる方も多いのではないでしょうか。太陽の眼差しから元気をもらうと共に、暑さに負けぬよう野菜をたくさん食べる自分がいる。夏が来たなと。そんな初夏を、宮崎県えびの市というところで過ごしてみました。1週間くらいね。

ただ、過ごすとは言っても本業はエンジニアなので、リモートワークをします。あ、言い忘れてましたが、私は北海道の札幌市に家があります。読者の頭の中に色んな「??」が浮かんでると思いつつ。本編に入っていきましょう。

宮崎県えびの市とは

宮崎県えびの市について、簡単に書いておきます。人口18,000人程度の街らしく、東京ドーム6052個入る広さだとか。東京ドームに5万人のお客さんが入ると考えると、かなり広い印象を受けますね。えびの市は緑の景色がとにかく美しい。美味しい野菜、お肉を沢山生産してます。

また、各地に温泉があり、そこから見る外の景色は最高。蒸風呂文化もあって、そこから天然の水で構成されてる風呂に入ると、もう整うこと間違いなし。本当に自然の魅力が詰まった。そんな場所です。

露天風呂からこの景色が見れる。惚れます

えびの市との繋がり

「ぼく、北海道から来たんです!!」って言うと、「どうしてえびの市に??」と言われます。本当にその通りで、自分でも「なんでこんなところにいるんだ。」ってなります(笑)宮崎、えびの市とどういった繋がりがあったのか。簡単に書いてみます。主に2つ。

1つ目は、宮崎に親友が住んでいたから。今は住んでないですが、宮崎に居た時期がありました。そのタイミングで、会いに行く。そして宮崎を観光する。行ってみると分かるのですが、宮崎って日本の中でも南国感あると言うか、かなり特殊。椰子の木が生えてたり、「見た目はパスタ、食感がラーメン」みたいなお店があったり、鳥の刺身があったり。とにかく面白いものが多い。何度か訪れる中で宮崎県にハマりました。今思うと、親友が宮崎県に居なかったら、行くことがなかったと思うし、宮崎県にアンテナを張ることもなかったのかなと。

青島
鳥の刺身の存在を知った時の衝撃
カルボナーララーメン

2つ目は、週末3日間で行われる起業体験イベント、startup weekend。北海道でこのイベントに出会い、取り組みとかコミュニティが面白くて、全国各地に回る人間になってしまった。その中で、福岡で開催されたイベントを参加した際に、えびの市で農業を軸に町おこしされてる方に出会ったのが大きかった。その方にえびの市を紹介頂き、「ぜひ来てよ」と。ちょうど1つ目で紹介した親友と遊ぶ予定があったので、行くことに。ただ、自分は「同じ宮崎県だから近所っしょ」と思っていたが、遊んでいたところから1時間半かかることが分かった。今でも「えびのどこにあるんだよ」とか文句を言いながら車を走らせていたのは忘れもしない。

そんなわけで、初めてえびの市に訪れた。到着したのは小学校の廃校。尾重野。最近、「学校の廃校をリノベした〇〇」と言うのをよく聞く。ただ、ほとんどが完成後の姿。尾重野はリノベ途中。学校らしさが残っていて、良い意味で発展途上で、これからどのように面白くなっていくんだろうって。また、農業を軸にしているからご飯も美味しい。その場にいる人もみんな面白い。自分は、正社員と働きつつ、土日は好きなことして生きてる。「色々やってるな」といってくれる人はいるし、自分でも「色々やれてる」と思っていた。だけど、その場にいる人の姿を見ると、いかに自分が何もしてないかを痛感した。ただこの想いが良くて、「ずっとこの人たちと関わっていたい」「もっと頑張ろう」って気持ちになったのでまた行きたいなと。何より人の温かみをすごく感じられたのが大きかった。

写真漁って思ったのは、ちょっとずつ変わるなーと
当時のこれが
半年でこうなるんだから笑

そんな中で、いつ頃行けるかなと思っていたら、7月の頭とか良さそうだなとなった。飛行機のセールもあって、羽田⇔宮崎まで8,000円とかで取れた。あとは行くのみ。

どんな感じでワーケーションしてたのか

「いつでもワーケーションしに来ていいよ」と言って頂き。個室空間を提供して欲しいとは伝えていたため、1室(旧音楽室)をお借りすることができた。さらに、モニターもあるとのことで、普段とほぼ変わらずで仕事できた。

仕事の前後の話

ただ、せっかく遠方から来たのだから仕事の前後は楽しみたい。そんなわけで、朝は起きたら温泉に行く。朝風呂は本当に気持ちが良い温泉もそうだし、露天風呂から見える景色が最高なのだ。これをみて「今日も頑張ろう」となる。また、余裕があれば山の上からの景色も見に行く。

仕事終わったあとも温泉に行く。温泉好きにはぜひ行ってみて欲しい。あとは、ご飯を食べる。これも1人ではなくて一緒に食べる人がいる。日によってはBBQをしたり。これもまた非日常。毎日夜の時間が楽しみだったから、早く仕事終わらせたいなと。そんな気持ちで頑張れた。

台湾から学生が来てた!

今回偶然にも、台湾から学生が来てた。ご飯食べたり、一緒に作ったり。一緒に温泉にも行った。すごく楽しかったが、言語の壁を少なからず感じた。もっと色んな話をしたい。もちろん英語を話せるようにする必要もあるが、相手の英語のレベル感もある。だけど、相手の母国語を話せるようになる難易度は高い。何がベストなんだろう。「翻訳機能を使う」「ボディランゲージを習得する」色々あるが、どうもしっくりこない。これを機に探ってみようかな。

ただ、一緒に過ごした日々はすごく楽しくて、えびの市にある道の駅で行った台湾まつりも楽しかった。偶然の出会いの中で、一緒に何かをするって面白いな。

えびの市の好きなところ

1週間滞在してみて、改めてえびの市が素敵な場所だなと感じた。えびのの好きなところを書いてみる。

まずは、自然が豊かなところ。本当に緑、空の青が綺麗だ。北海道でも見れそうと思いつつ、景色が全然違う。えびの、もっと広げると九州って、緑は多いが山に囲まれたる地形が多い。それに対して北海道は、山が遠くにある。これだけでも見える景色が変わってくる。だからこそ、新鮮味がある。

次にご飯。野菜、お肉、乳製品。これがとにかく美味しい。さすが農業と関わりがあることもあり食材が豊富。また、美味しいご飯を作れる人が多く。ありがたいことに、ご飯はほとんど作って頂いてた。あまりにも運が良すぎた。たまに自炊をしていたが、食材が良いから美味しいものを作れた。

恵の空と土
ここからできるお米は美味しいに決まってる
手作り小籠包

そして人。この1週間でたくさんの人に会った。廃校を管理してる株式会社terra。えびの市の市長、副市長、関係者。えびの市観光協会の方々。台湾から来た学長。探求学習・DX推進にに力を入れ、全国各地から人が集まる飯野高校の先生。農家の方々。お昼ご飯、夜を食べに共用ルームに行くと、いつも違う人がいる。これが本当に面白かった。人が集まる場が廃校、しかも市の中心から山を登ること20分。そんな場所にあるのに集まる。きっと、街をより良くしたいとか、管理人の人望だったり、「ここに来たら面白いことがある」って勘付いて集まるとか。ほんと面白いなー。憧れる。いるだけでもすごく感じること、学べることはたくさんあるし、縁がなければ辿り着かなかったところだから、得した気分。また行きたいな。

えびの市を支えてる方々と台湾の学長

今後のはなし

おそらく、今年のうちにあと1回は行きたいと思ってる。あわよくば、誰か連れて行きたい。北海道の人なのか。同僚なのか。友だちなのか。それは分からないけど、実現できるようにコソコソ動いてたりする。これがうまく行くといいな。自分よりも社会経験豊富な方々に頼りまくって、想いを実現したい。面白いに違いない。

こんなところにたくさん集めてみたい!

また、えびの市みたいな場が北海道にもないかなと思ったり。あるのかもしれないが見つけられてない。あったら行ってみたいし、なんなら作ってみたい。少しだけど、自分が望む「今の会社でやれることたくさんやりつつ、町おこしとかしてみたい」という未来の姿が見えた気がした。改めて、移動すること。色んな景色を見ることって大事だなと。

十勝。やっぱり北海道に対する気持ちは強く

まとめ

兎にも角にも楽しかった。充実した。これから、宮崎を出て神戸に行く。今後1週間で、京都→逢坂→東京→北海道という感じになりそう。熱中症には気をつけて生きて行きたい。

おすすめの街、ワーケーション場所あったら教えてくださいー!どこにでも行くと書いときます!最後までご覧頂きありがとうございました。

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