社会課題をビジネスで解決する!ソーシャルビジネス業界が巻き起こす影響力がすごかった!〜オイテル社を例に〜
◆生理のある皆さん、朗報です!
先日、渋谷のミヤシタパークに行きました。
すると個室トイレでこんな機械を発見!
最初は「ん?個室トイレ内にもサイネージ?」とびっくりしました。
広告ツールとして町中で見かけるデジタルサイネージがこんな所にも設置されるのか、と思ったのです。
ただそのサイネージの下についている、カードか何かが出てきそうな口が2つ。
不思議に思って隣のQRコードを読み取った所、「オイテル株式会社」が展開している【生理用ナプキンを常備し無料で提供するサービス"OiTr(オイテル)"】なのだと判明しました。
◆使い方は超簡単!さらには無料!?中学時代から欲しかった…!
公式HPで紹介されている通り、使い方は超簡単の3ステップ!
ものの1分でアプリのダウンロードは終わるので、そのままディスペンサーから生理用ナプキンをGET!
一言に「生理」と言っても、人それぞれの症状や状態の変化があります。
生理痛の大小、生理期間の長短、などなど。
余談ですが、友人と話している時。
片山「うう、、生理前だ〜イライラする〜〜眠たい〜〜」
友人「え!生理前って分かるんだ?全然そういう前兆ないから急に来て困るんだよね。」
片山「え!?急に来るの!??」
友人「そうだよー。片山はPMSあるから準備できて良いね。」
PMS(月経前症候群:生理前に現れる心や体の不調のこと)は生理ある全員が体感しているものだと、生理になる前は「もしかしてそろそろ生理?」と全員が分かるものだと片山は勘違いしていたので、これには本当にびっくり!
もちろん生理にも周期があるので準備する目処は立つかもですが、その時々の体調やメンタルで周期なんて簡単に崩れて、早まったり遅れたりします。
そう思うと、このOiTrがどれだけ多くの「え!もうキタの!?」を救っているのか測りしれませんし、欲を言うなら中高生のトイレに設置してあって欲しかった!(もう何回、同級生にSOSをしてナプキンの貸し借りをしてきたことか。)
◆「生理の貧困」ツイートが話題に。日本に貧困問題は確実に存在している。
2021年6月の記事ですが、「生理の貧困」はまさに日本の貧困問題の一部です。毎月のように出ていく必要経費に関わらず、軽減税率の対象でない事にも納得できません。友人と「生理用品とストッキングは福利厚生で会社から支給されないかな。」なんて話した事は何回もあります。
上記のように経済的な問題がある中、じゃあ今までナプキンをGETできるチャンスがなかったのか、と言われるとそうでもありません。
ちょっと田舎の方に行くとまだ見られるかもしれませんが、個室トイレに入る前にウェットティッシュやポケットティッシュと共にナプキンが買える小さな自動販売機はありました。
ただ、この小さな販売機のデメリットは、
①個室トイレに入る前に生理に気付いている必要有
(=すでに漏れている可能性大)
②個室トイレに入ってから気付いた場合、もう一度購入しに出ていく必要有(=その間に下着が汚れる可能性大。小銭がなかったらさらに絶望)
③買ってる人を見かけたことがない位、販売機で買うのがそもそも恥ずかしい
これら経済面を含めたデメリットをOiTrはカバーし、更には広告枠を作る事で無償提供を可能にしているのがソーシャルグッドなポイントです。
その影響力はアプリダウンロード数20万人が物語っています。
◆社会のインフラに貢献し、3方良しを実現するソーシャルビジネスの未来は明るい。
SDGsでいう「1.貧困を無くそう」「3.すべての人の健康と福祉を」「5.ジェンダー平等を実現しよう」の3つの項目に貢献している、オイテル株式会社。
今回の経験から、理念に賛同する仲間づくりと3方良しの大切さを学びました。
事業を起こし、さらに永久に繁栄させる秘訣ですね。
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