2016年3月

[ 第1週 /4日]

本格的に春ですね〜

頭から下りる体表の気の流れが強くなると、渋滞しやすくなります。足三里が頭から足へ向かうタテの流れの最大の「排気口」ですが、途中でヨコにも抜けてくれると流れはスムーズになります。ヨコ方向の発散の要が胸の中心にあります。

とくにこの時季、体表の気の流れが良くなると、お肌に湿り気が…。美しくなります!

(胸の発散の要は)壇中と胸椎5番です。二の腕の真ん中の胸部反応点も同時に敏感になります。触れるとピリッと敏感な感じがします。手首の敏感なツボ内関・外関を重ねて胸の真ん中の壇中に近づけるとこの全てのツボが共鳴して発散し始めます。

手首同士、胸との間少し隙間がある方がよく反応します。胸の中が温かく(熱く)なり、肩の上や腕の周りが涼しくなります。胸に弾力が出て、アレルギーをはじめとする春の不安定な反応を落ち着かせることにつながります。


[ 第2週 /11日]

あの3.11から5年目。身体はまだ揺れています。あの時からずっと、脊柱のボトム=仙骨がどうも不安定なのです。

季節の推移も、生態系も社会も揺らいでいる。今年も冬になりきらないうちに春になりました。5年前3月7日の「初ツイート」でも、やはり「1月から春めいて足三里が敏感」となっていました。

以来、身体の「免震」はどうすればいいんだ?? その試行錯誤をずっとしております。変動期はリセット期であり再生のチャンスでもあります。何かをつかみたいものです。

今できることは「祈り」のかたち。胸の前で手を合わせる。手首をクロスさせる。「動揺」がちょっとなめらかになります。フクシマの空に向かって祈りの姿勢をとってみましょうか…。

火山はその昔から聖地であリますが、フクシマは逆聖地か? いや、新たな人類史的な「聖地」になりつつあると思いますね。前回は胸を共鳴させるために、両手首の外関と内関を重ねましたが、外関同士を重ねる(近づける)方が反応が良い人もいます。これも一つの「祈り」のかたちですね。胸を中心に周りの空間・環境と響き合います。

今週のメソッド:手首の外関同士を重ね(近づけ)、胸の真ん中(壇中)に近づける。少し隙間を開けるのがコツ。


[ 第3週 /18日]

この春は進行が早く、骨盤左→左半身が既に大きくゆるもうとしています。月経のサイクルでいえば、生理の3〜4日目、骨盤が左右とも広がって(→さらに広がりきるとギュッとちぢむ)身体がリフレッシュされる時期にあたります。

ということはこの時季の生理では骨盤が特別に「大開放」になるということです。身体を思い切りゆるめて、溜まった疲れも老廃物も大掃除するチャンスです。とくに生理の3〜4日目、是非身体を休めてくださいね。

骨盤はよくゆるむほどよくちぢみます。「よくゆるみ、よくちぢめ!」ですね。ここで、身氣一転=心機一転!さっぱりしましょう。


[ 第4週 /25日]

「花冷え」ですね〜。早くから骨盤がゆるんでいるだけに余計に寒く感じます

また急に寒くなったので、骨盤底の左側がちぢみ、お腹は膨り、のぼせやすくなっています。

変動に対応するためにも骨盤がちぢんだりゆるんだり滑らかに動けるようにしたいです。「腰椎4番の疲れとり体操」寝る前にやっておくといいですね。

それから急に冷えると食べ過ぎやすくなります。秋や冬よりも、ゆるんでいる春のほうが太りやすいです。これも腰椎4番(=骨盤の開閉)の弾力があれば対応できます。


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