2015年3月

[ 第2週 /8日]

(な)さんに助けられながら、たどたどしく初めてのツイート?を始めてから4年経ちました。身体の変化の基本サイクルには、2年周期というのがあります。「3.11」のショックから2サイクル回ったことになりますね。

その節目のせいかどうは分かりませんが、今年の春の身体の動きはとても流動的です。興奮もしやすいし、過敏でもあります。もともと春は身体がゆるみ、流動化してリセットされる時季です。バランスも崩しやすいですが、立て直しのチャンスでもあるわけですね。

毎春、足三里の反応が活発になって、リセットの要になるのですが、今シーズンは既に冬の間から活発です。足三里からの「抜け」「発散」がキモです。足三里(膝下外側)が空気に触れているのを意識して、硬いものに触れている感じがしたら詰まっています。

逆にふわ~っとやわらかいものに触れている感じがするほど、よく発散、リラックスしています。(綿アメのような感触を足三里のまわりにイメージできると)全身の流れが良くなります。

春は骨盤がゆるみやすく、同じ量を食べても太りやすい時季です。足三里が詰まるとお腹が張り太りやすくもなりますが、逆に足三里からの発散が良くなると、お腹が動いてスッキリ凹みます。


[ 第4週 /24日]

身体が最もゆるむ時季になりました。今年は特に左半身の反応が早く、普段ゆるみにくい部分が大きくゆるむチャンスです。

寝る前に「腰椎4番の脱力体操」(『生き抜くための整体』133頁)をやっておくと骨盤がスッキリします。「腰椎の脱力体操」については電子書籍の新企画『疲れとり体操』(仮)で、アニメーションとともに紹介する予定です。

腕を組んで手三里(肘の少し先)に触れておくと、肩甲骨の周りがスッキリして肩から首にかけて細く見えるようになります。肩が下がって軽く感じたらOKです。手のひらの真ん中よりも横の方で触れる方がうまくいきやすいです。


[ 第5週 /31日]  アンケートのこと

答えたくない人もいるかもしれない「セックスのアンケート」、率直にお答えいただいた皆さん、まことにありがとうございました。「自分はどうなんだ」というご質問もありましたので、ちょっとお答えしておきます。

男は興奮は強いが、気持ちよさは局所的瞬間的とよく言われます。私もこういうことを平気で書けるようになったこと自体、性欲(とくに生理的な)が薄くなっている証拠ですが、かえって興奮しすぎない分、局所的快感より全身的気持ちよさになった氣がします。セックスを通した気持ちよさと、眠り、音楽、食、場所などでの気持ちよさとの境界も薄くなってきました。

今は空間の気持ちよさに一番敏感になっているような気がします。男でもない女でもない気持ちよさにつながってイク!予感です。歳をとることで人それぞれの仕方で、より深く気持ちよさが分かるということもあるわけですね。

また性的関心(優先順位)が高い人はより高く、もともと高くない人はより低くなるようです。人それぞれ、歳をとるほど「らしさ」があらわれてきます。「アンケート」一応の締め切りになりましたが、今からでもお答えいただければありがたいです。

骨盤はセックスでも、ただ刺激に受け身で反応するのでなく、内側から能動的に動いています。あらゆる行動(休むことも)も骨盤の中からの動きから生まれてきます。ご質問の数々、答えきれないかも知れませんが、本の内容にできる限り反映します。骨盤のライヴ、さらにはじっとして受け身な骨盤ではない「アクティブな骨盤」を表現してイキたいですね。


*過去の3月

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