2016年9月

[ 第1週 /2日]

暑かったですが、さわやかです!

平衡感覚の要=頚椎4番が敏感な時季となりました。首を横に傾けてみて、つっぱる感じがしたら、硬くなっています。「乗り物酔い」的なムカムカ感を感じる場合もあります。

脱ストレッチでゆるめておきましょう。肩の上のこりも楽になります。うつむき気味でやれば、耳鳴りに効果的です。

頚椎4番は胸椎7−8−9番・腰椎2番(消化器系)と連動するので、お腹の動きも良くなります。


[ 第2週 /9日]

残暑といっても、このところ蒸し暑さがずっと続き、胸や上腹部、そして腎臓にも熱がこもりやすくなっています。脛の骨の内側のポイントに触れて、お腹を温め胸をゆるめて呼吸を深くしたいところです。

指の先で骨に触れて、直接にツンと当たる感じがするように、触れる角度を調節します。

息を止めてしまうと反応が鈍るので、5〜6呼吸数えましょう。お腹が温まり、呼吸が自然に深くなります。

今週は腰椎2番ーー頚椎4番が硬くなって、めまいがしたり乗り物酔いのようになったりする人が多いです。先週紹介した「頚椎4番の脱ストレッチ」それから「腰椎2番の疲れとり体操」も予防になります。


[ 第3週 /16日]

今年の台風は本当にしつこい

引き続き平衡感覚が安定しにくい傾向。姿勢の不安定から眼にも余計な負荷がかかり、眼に疲れを感じる人もいます。

ボトムでは腸骨筋の力が抜けて、立ち上がる時に腰が伸びにくい、脚の運びが重い、足元が不安定な感じにもなります。

腸骨筋に気を通して、腸骨筋→腰椎2番→頚椎4番へ、ボトムアップで弾力をつけることができます。腿の付け根内側に触れると温かくなり、お腹も温まります。自然に下腹で呼吸するようになればOKです。

またまた台風が近づいています。「台風感度」が高い人は、脛骨内側膝下(左)に触れておくと、気の流れの”抜け”が良くなり、身体が軽くなります。

[ 第4週 /23日]

相変わらずうっとうしい”妖気”

湿度80%超の日々が1ヶ月続き、湿度に敏感なタイプの人はこの間ずっと腰椎3番が硬くなりやすかったですが、この先逆に湿度が急に下がると、今度は誰もが肘・膝が冷え、腎臓に熱がこもり、お腹が冷えて腰椎3番が硬くなります。

腰椎3番のテスト。

「腰椎3番の疲れとり体操」ーー 腰椎3番に弾力を保つことがこの時季のキモになります。お腹が温まり、身体が軽くなります。

[ 第5週 /30日]

ふとんを干したらほとんど晴れず…

肘の内側の尖ったところ(少海穴)とくに左側が敏感になっています。眠っている間に冷えやすいです。

左肘を右手で温めるように触れ、肘が温まるとみぞおちが温かくなり、首・肩のまわりがゆるみ、眼の疲れが取れます。

右手のひらで触れた場合、右手に力が入ってしまうと反応が鈍るので、左肘の方から右手に触れるように意識すると、よく反応します。お腹が温まり、肩から上が涼しくなります。


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