2014年9月

[ 第2週 /10日]

踏んだり蹴ったりの不快極まりない天候

今年の夏は、真夏らしい入道雲と青空を見ないまま過ぎてしまった感じでしたね。身体も「真夏らしさ」を経過せず、胸のゆるみ方が中途半端になりました。胸の反応に敏感さが残る9月の間に、弾力をつけておきましょう。

仰向けになって「バナナのポーズ」をしたら、片脚ずつ少し持ち上げてみてください。軽く持ち上がりやすい方の脚を10センチほど上げ、ストンと落とす(腰椎2番の脱力体操)。みぞおち周りを中心に胸全体がゆるみます。寝る前にやってみてください。

すねの骨の内側はむくみやすいところですが、むくんで詰まっている感じのところ(2〜3カ所)の骨の真上に指先(爪の先)をのせると、角度がうまく当たればツンと感じます。そのまま普通のテンポで5~6呼吸数えます。お腹が温まり、胸がゆるみます。ついでにむくみも取れます。

呼吸を数えるのは、呼吸を止めないようにするためです。知らない内に集中し過ぎると、息を止めてしまい、そこで反応も止まってしまいやすいからです。大きく呼吸する必要もありません。反応が始まれば呼吸は自動的にお腹中心に深くなります。


[ 第3週 /18日]

夏が変だと夏バテも変

ちょっと涼しくなって早くも秋めいてきました。夏の名残の熱が胸に残って、眠りが浅くなりがちになっています。「眠い!」という人が多いです。例年とは一味違う夏バテパターンです。

胸に熱がこもったままでいると、涼しくなった時にお腹が冷えやすくなってしまいます。あと1週間くらいは胸の反応が敏感なので、その間にゆるんでおきたいところです。

寝る前に「バナナのポーズ」「腰椎2番の脱力体操」等でゆるんで、眠りが深くなればOKです。


[ 第4週 /22日]

台風がグズグズしています

気温だけでなく湿度が低い日が続き、肘・膝が冷えて腎に熱がこもる、10月的な身体の反応に移ってきました。寝ている間に肘を冷やさないようにして対処したいですね。

左ふくらはぎ内側の膝下が冷えて硬くなります。ふわっと手を載せておくと、お腹も一緒に温まります。胸に「夏の名残の熱」が残っていると、ふくらはぎの下の方も硬くなるので、一緒に触れておきましょう。胸がゆるみお腹が温まります。

身がまま企画リポート

今、あらゆる動きの基礎になる5つの要素と疲れパターンについて「超わかりやすく」整理して、形にしようと考え中です。腰椎を要とする5系統の動き・働きと疲れ方。そして要の腰から全身をゆるめるシンプルな5つの対応メソッド。「粋」だけに削ぎ落とそうという試みです。


[ 第4週 /25日]

このところ、温度・湿度とも上がり下がりが激しく、風邪や下痢になった人も多いです。そういう場合は、結果として身体がリセットされて、胸にこもっていた夏の熱の名残が始末され、秋の身体に移行しやすくなります。


*過去の9月

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2012年

2011年

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