2012年9月

[ 第3週 /13日]

大震災から1年半。果たして今夏、胸はうまくゆるんだのか? 昨夏はゆるまなかった胸(特に中心の胸椎5番)、今夏は結果的にみて様々な症状をともないながらもゆるんできたといえるでしょう。

昨年9月は、震災後半年の節目で骨盤がゆるみ始めました。今年は7月以降、ずっと骨盤の開閉傾向(=脱力・リセット)が大きく、9月になっても続いています。まだ身体は変動が続くようです。

胸椎5番は元々とてもショックに敏感で、本来短いスパンで変化するところです。それが本格的にゆるみ始めるまで1年半もかかった(継続中)。ショックはそれだけ根深いということでしょう。

身体からみると、震災・原発事故にショックや不安を持ち続けている人も、忘れ去ったかのような人も、あまり違いはありません。これからもっと長いスパンで、根の深いショックからの回復の経過が、どのような姿で身体に顕れてくるのでしょう。息長く、観てゆく必要がありそうですね。


[ 第5週 /26日]

お彼岸過ぎから急に涼しくなり、骨盤が広がっている人は少なくなりました。暑い間は骨盤と肩胛骨をゆるめて、たくさん放熱しようとしていたということなんでしょうね。

例年なら暑さに対して、仙骨の動きをゆるくして胸を同時にゆるめるという対応だけですむところなんですが…。

身体は10月の態勢に移って、肘ーー膝ーー腰椎3番が敏感になっています。ただ、あまりに暑さとの落差が激しかったので、まだ胸に暑さの名残があり、胸に連動する仙骨4番あたりが硬い人が多いですね。

腰椎4番の微妙運動」をやってみて、動きやすい片方の脚のみ動かすようにすると、胸も腰椎3番もいっしょにゆるみやすいです。


去年の9月


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