2016年7月

[ 第1週 /1日] 

相変わらずの陽気でお疲れさまです

昨日は朝日カルチャー新宿教室で田畑浩良さんとのコラボ講座の7回目でした。テーマは「濃い共鳴と薄い共鳴」。

春先からずっと強い反応をしている足三里を足がかりに、<近い間合いでの濃い共鳴から、より薄い共鳴へ場を少し広げる>を私が担当。田畑さんは<さらに薄くかすかな共鳴>を担当。静かに響きあう場になりました。

上腹部と胸の下部に熱がこもり、みぞおちの周りが張りやすい時季になってきました。うまくゆるめると、横隔膜の動きが滑らかになり、お腹は温まって消化器の働きが良くなります。

腰椎2番の「疲れとり体操」。そのあと「バナナのポーズ」。みぞおち周りがゆるんで身体の側面全体が涼しくなります。


[ 第2週 /8日]

猛暑予想、きましたねー

猛暑で身体に熱がこもり、すねの骨の内側のポイントが敏感になっています。指の先(爪の先)で軽く触れ、コツンと当たる手応えがあればOKです。

最初は身体の中が熱くなりますが、脇腹ーー上腹ーー胸、それぞれ放熱しやすくなり、涼しくなってきます。お風呂に入る前にやっておけば、お腹は温まり、全身涼しくなりやすくなります。むくみを取る方法としても、とても効果があります。


[ 第3週 /15日]

相変わらずジメジメしております

この時季、上腹部に熱がこもって硬くなると、腸骨筋の力が抜けて骨盤の左右の腸骨が後ろに傾き、腿の横の筋肉が張って脚が重くなりやすいです。

内腿の付け根に手を置くとお腹の中まで温かくなります。腸骨筋に力が入りやすくなり足腰が軽くなります。左右片方ずつやっても大丈夫です。歩くと脚が疲れる人、平らなところでつまづきやすい人にも有効です。

前回ツイートの左脚の脛の骨の内側のポイント、腰椎2番の疲れとり体操と合わせると、さらに身体にこもった熱が発散して、暑さ疲れが取れやすくなります。


[ 第4週 /22日]

急に北風になりました

脚の筋肉の張り方を見ると、夏の身体の熱のこもり方のパターンが分かります。腿の外側面の筋肉が張っている状態ならば上腹部ー胸の下部に熱がこもり、腰椎2番が硬い。

腿やふくらはぎの後ろの外側の筋肉が張るようになってきたら、胸の真ん中に熱がこもり、腰椎5番が硬くなっています。

真夏の放熱パターン

そろそろ胸の真ん中をゆるめて放熱効率を高める真夏の反応パターンになろうとしています。「腰椎5番の疲れとり体操」で腰椎5番→胸中心をゆるめ、夏バテを予防したいですね。


[ 第5週 /29日]

ようやく梅雨明け!

また暑さが戻ってきました。真夏、暑さにやられて胸に熱がこもった場合も、冷房で冷えた場合も、左のふくらはぎ内側の下部が硬くなります。

このあたりに手で軽く触れていると、温かくなって硬さがとれてきます。

胸がゆるんで上半身は涼しく、お腹は温かくなります。手のひらよりも手の甲の側を当てると余分な力が抜けて反応が良くなります。試してみましょう。その後で風呂に入るか、足湯をすると、さらに良いです。


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