うた

バンドがすき。美術館がすき。ミッフィーがすき。な大学生

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最近の記事

「つかずはなれずでこれからも」(2/2)

最優秀賞に選ばれたいな。クリープハイプに想いが届いたら。下心こみこみで、でも忖度せず、誠実に、このライナーノーツを書きます。 ※この記事は後半(8~15曲目)です。前半(1~7曲)はこちらをどうぞ。 * 「夜にしがみついて、朝で溶かして」ライナーノーツ 8.ニガツノナミダソフトバンクのCMに採用されていた曲。CMでは冒頭の数十秒しか聞けなかったので、初めてフルで聞いた今、展開と緩急の激しさに驚いている。各メロディだけ切り取って聞いたら全く別の曲。それが2分弱の間に収ま

    • 「つかずはなれずでこれからも」(1/2)

      最優秀賞に選ばれたいな。クリープハイプに想いが届いたら。下心こみこみで、でも忖度せず、誠実に、このライナーノーツを書きます。 * クリープハイプを好きになったのは、「憂、燦々」がリリースされた頃。私が中学生の頃だった。 何にもない田舎で、両親の仲が悪い家庭で育った私は、狂ったようにクリープハイプを聞いた。何より一番好きだった。私のアイデンティティの1つだった。せまい世界から抜け出せず、誰に言ってもどうにもならないであろう思いを自分の中に隠して、クリープハイプの歌詞に重ねて

      • 夜明けと”男友達”

        これは前記事の続きである。 このような題名で続きが書ける幸運をかみしめる。 ↑前記事 * この記事を書いた後,私は”どうしても気になる異性の友人”である彼と遭遇し、2人で話す機会を得た。(というか内なるストーカー気質を発揮し、遭遇に成功した。こういうところ、自分でもほんまにキモい。) noteに書き表現することで、自分の苦しさや動揺を収めようとしたのだが、今回はどうしても気が晴れなかった。 一段落した今その理由を考えると、彼との関係が途切れることが嫌、なだけではなく違

        • Your Loves Whore

          私は大丈夫だと思っていた。でも意外と心にダメージを受けていたみたい。 だから彼がこのことを表現で整理をしたように、私も整理をしたいと思う。 * 私には、どうしても気にかけてしまう異性の友人がいる。 軽音楽部の同期で、大学の学科も一緒。一緒のバンドを組むことも多く、特別何かしなくても頻繁に顔を合わせる間柄だ。 彼は真面目で自信なく、ひ弱だ。でもギターが上手くて、部活では命を削ったパフォーマンスで様々な人を魅了してきた。 優しいところや、人に素直に自分の思いを伝えられるとこ

        「つかずはなれずでこれからも」(2/2)

          夜更かしして一気に読んだ「天使なんかじゃない」

          今日は体調が万全ではなくて、あまり上手くいかなくてへこんだ日。最近は毎日同じことの繰り返しで、以前にはない鬱々とした気持ちになることが多い。 そんな気持ちから脱却できたら、と手に取ったのが「天使なんかじゃない」。好きなYoutuberが紹介してたことをたまたま思い出して、とっても良くて一気読みしてしまった。こんな夜中だけど、この気持ちを少しだけ書き残しておこう。 「天使なんかじゃない」は矢沢あいさんによってかかれた少女マンガだ。それなりに昔に連載されていたマンガだ。私はマン

          夜更かしして一気に読んだ「天使なんかじゃない」

          また三日坊主になってた

          えらいこっちゃ。最終更新から1ヶ月経っている。 「言葉を紡ぐ側になりたい」と始めたnote、すぐ中断してしまっていました。以前インスタで自分の専攻分野の情報について発信しようとしたときもそう。すぐめんどくさがりが顔を出してやめてしまっていた。 最近私は就活を終え、すなわち就職先が決まり、自らのアイデンティティを決定した。○○という企業の額縁に自分をはめこむことに決めた。 就職の目的がただの「経済的自立の実現」だった私。いざ就職先を決めたら、自分の可能性が全て閉ざされた気が

          また三日坊主になってた

          MONO NO AWAREと私の関係性

          私にとってMONO NO AWAREというバンドは、お守りのようで、きらきらとした「かけがえのないもの」なのだ。 * 前記事でも少し触れているのだが,私がMONO NO AWAREに出会ったのは2年前。所属する軽音楽部でコピーバンドに誘われたからだ。他者から受動的に知ったこのバンドを、偶然か必然か、とても好きになった。 好きになった理由なんて、本当のところは分からない(芸術に対する「好き」に明確な理由などないと思う。)しかし敢えて好きなポイントをあげるとするなら、3つあ

          MONO NO AWAREと私の関係性

          MONO NO AWARE/LOVE LOVEを聞いて

          私はMONO NO AWAREと出会ったのは2年前。所属する軽音楽部でコピーしようと先輩に誘われたバンドだった。軽音楽部で伸び悩んでいた私は、尊敬している先輩に誘われたことが嬉しく、練習にのめり込んだ。 最初はバンドメンバーへの恩返しと自分の殻を破るために練習していたが、次第に曲の魅力に気づく。 アルバム「AHA」の最初の曲、東京。ただのバンドの基盤ではない、遊び心と躍動に溢れたドラム。動きながらもバンドの軸となるベース。ノスタルジックで心地よい、八丈島を想起させるギター。

          MONO NO AWARE/LOVE LOVEを聞いて