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圧倒的爆音パフォーマンス 舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-」 ヒプステ 感想レポ

私は原作のゆるいオタク、ヒプに限らず二次オタクなのでそこを不快に思う方は読まないでください。

待望?話題の舞台化、そして脚本演出がエーステの方ということで絶対面白そう!とチケットを取りました。

ちなみにあと1回入ります。
できることならあと何回か入りたい…。




※※※※ネタバレ含みます※※※※
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ストーリー

原作のサイドストーリー。
女尊男卑、武力が禁止され言葉での争いにシフトした世界。『ヒプノシスマイク』という脳に直接攻撃できるマイクで各地域ごとの代表が領土を争う『ディビジョンラップバトル』のCD本編へ繋がる予選の話です。

既存の曲をかなりアレンジしたものや、オリジナル曲です。既存のものそのままではないかな。

前説

前説のお兄さん達が盛り上げてくれます!LINEの着信音を鳴らしてスマホの電源を落とすよう言ったり、配布される笛の鳴らし方レクチャーをしてくれたりおもしろい!
会場内の誰かが指名されて笛を吹かされるので手元に置いておこう。
お兄さんたちかわいいし楽しい。

OP

あまりのラップ歌唱力と映像、パフォーマンサーに圧倒されてあまり覚えてないです。とにかくすごい。これは2.5とか舞台、俳優ファンでない層でも圧倒されるのでは?特にダンサーさんやそういうパフォーマンス系職業の人に見てほしい。

イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!“

山田一郎 言わずもがなのいちにい。写真やポスターより50倍くらい本物!舞台で動いてるところ見てほしい。さすがラップ系は役者さんの下地もあってすごいです。ニッと笑うのがお兄ちゃん…!って感じです。

山田二郎 スタイルがそのまんま。今回が初舞台とは思えぬ立ち振る舞い。ダンスも歌もかっこいい!

山田三郎 本当に小さくない…?と思ったら17歳だそうで。やっぱり歌がうまい。ベビーフェイスからあのラップの熱量が出てくるの圧巻です。


ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW“

碧棺左馬刻 細い…そしてドスのきき方がこわい…。理鶯くんのご飯を断れない。めちゃくちゃ怒ってたり怖いのに最後はなんだかんだ駆けつけてくれた。なんだかんだヨコハマの人たち優しいよね。

入間銃兎 細い…。声の高い役者さんですがそれがものすごく原作寄りです。スッと立ってる姿はそのまんま。理鶯くんのご飯をサマトキ様に押し付けて回避するのがうまい。

毒島メイソン理鶯 顔と体系がそのまますぎる。理鶯の活躍で今回は敵の正体がわかりましたね。声の響き方がかっこいい。何だろうあの独特な声…。


アカバネ・ディビジョン“North Bastard”


舞台オリジナルディビジョンです。

堂庵和聖 ヒプノシスマイクはコブラ?のついた杖のマイク。それを抱え込むように歌います。ヒプノシススピーカーはサイバーでとても不気味。久しぶりに再開した一郎くんの幼馴染。「カズ」「いっちゃん」と呼ぶ仲です。多分一郎くんにラップバトルをやめてほしいのは本心だったんじゃないかな。でも彼はどうしてもラップラップバトルを許せなかったんですよね。お父さんのことを歌う独白ラップは涙なしで居られなかった。とても可愛そうなひとです。
役者さんの初舞台を知っている身として、元から歌がうまいのは知っていたのですが演技がめちゃくちゃうまくなってる。向かうところ敵なしな役者さんの印象です。

狐久里梁山 ヒプノシスマイクは穴を空けるドリル工具。ドリルの反対に付いたマイクに歌います。ヤクの元売人。ヨコハマに居たが倫理に反した人物でサマトキ様に追い出されてた。North Bastardの表用リーダーなのかな。ヒャッハー系のキャラ。予選敗退したが対戦相手の辞退?により繰り上がり、その際前バトルにて戦闘不能になったメンバーの補充で堂庵と蛇穴をメンバーに。利用されてたのかな。憎めないキャラです。

蛇穴健栄 ヒプノシスマイクは海賊の剣の柄のようなマイク。戦闘派マッドサイエンティスト。研究員なのにこんなに武闘派なんてチートでは?堂庵に対して敬語なのが地味に好き。こんなにかっこいいサイエンティストすごい。一筋縄ではいかない強キャラって感じ。MPだけでなくHPも多そう。

バトルシーン

とにかく会場前面を使った演出がすごい!プロジェクションマッピングだけじゃなく、色々な技術が使われています。特にアカバネ戦は本当にすごい。あの動く目玉の映像が不気味でびっくりした。前はサイドの画面がうまく見えなかったので、2回目は後列なのでその辺に注目したいです。


ライブパート

これは言葉では伝えられない。アイドルものの2.5次元舞台には何度か行っていますし、ライブパートがある作品も多いのですがこれは一線を画しています。歌がうまい。ダンスもうまい。映像もすごい!演出もすごい!客降りもあります。
サマトキ様が近くに来るときはみんな怯えてた。
North Bastardのときに笛を吹きます。ほぼブブゼラ。そしてNorth Bastardのハンドサインレクチャー。左手でピース、右手で1をつくり『N』のマーク。難しくてステージのパフォーマンスの人を一生懸命見ながら行ってたら『合ってるよ!』というように大きく頷いてくれてうれしかった…。

私はイケブクロ、ヨコハマ、アカバネの3つともリングライトを買ったのですがやはりアカバネの緑色のリングライトをつけている人は少なくて、一生懸命ハンドサインや振りをしていたら蛇穴さんにファンサをもらいました…好き…。


確かに1万8千円は高いと思うし、でも映像技術やパフォーマンサーさんのクオリティが高すぎてあの方たちのお給料とかも考えると妥当なのかな…とも思えます。
ですが今回は前方でしたがあの席と2階席が同じ値段なのはちょっと違うのではとも思いました。次回はせめて後方席、せめて2階席やサイドシートだけでも値段を下げてほしいです。でも私は前方確定席があったら喜んで払いたいくらい大迫力舞台でした。
だからこそ『ちょっと行ってみたい』『どんなものか気になる』という層にも観てほしい作品なので少しその辺変わってほしいな…。
あと強制配布のグッズ(バッグ・Tシャツ・CD・笛・チケットケース)を持て余してしまうのがつらい。捨てるにも心が痛むので…。

でも少なくとも私は2回、3回入りたい!と思う舞台でした。

ちなみにこちらは個人パートが聞けます。


春の公演にも(当たったらですが)行きます。次回も楽しみです。


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