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フランスと日本のアルコール事情についてちょっと

Bonjour ! みなさんこんにちは。Mielです。

昨日のニュース(France 2という日本ではNHKのような番組)で、日本の話題をみてびっくりしました。日本では、アルコールの消費量が減っていてそれによる税収減少を改善するために、もっとアルコールを飲みましょうという宣伝をしているとのこと。えーなんで?!政府は国民の健康よりも国の利益を優先するってことですか?一緒に見ていたふーさんも、思わず頭を抱えて苦笑い。。。そのニュースでは、フランスと日本のアルコール摂取量の比較はしていませんでしたが、フランスでは4人に1人がアルコール摂取過多だとか。それすらすでによくない状態だと思います。国にお金が増えても国民が不健康だったらその国は本当の意味で幸せでしょうか?うーん、こんな形で日本を紹介してほしくなかったな。。。だってここで見る日本の話題といえば、桜の下で花見をする様子とか富士山から見る初日の出とか、ベタだけどそれを見るたびに、日本人としてちょっとした誇りを感じていたんです。だからちょっと複雑な時間でした。。。

そんな私も看護師として働いていた頃、ストレス発散できると信じて、浴びるようにアルコールを飲んでいた時期がありました。二日酔いで仕事をすることもあったし、それをお互いに自慢するような雰囲気でもありました。
でも、海外に出てみて周りの友達(もちろん日本人以外)から、それはまずいよ、恥ずかしいよ、って言われてはっと気づきました。よく観察してみると、特に女性はそんなに飲まない。(「そんなに」という定義がどこを基準にするかは人それぞれですが)女性が泥酔して道端でうずくまっているなんて危険極まりないし。もちろんそんな光景を一度もみたことがありません。


でも、日本ではそんな危険を感じることは少ないし、周りだって同じことしているんだし、ストレスが発散できると信じていたあの頃の自分って、アルコールにではなく、ハメを外した自分に酔っていたのかもしれません。

今では、自分に聞いてから飲むか飲まないかと決めています。ふーさんは、以前の私のように毎日飲みすぎていますが(そのせいでいつもお腹がゆるくなってしまいその後トイレで長時間過ごすことに。。。)彼に誘われても自分の中でいらないって思った時は断れるようになりました。最近はほぼ飲んでいないかな。だから、たまに彼の友達カップルと一緒にカフェに行ってビールとか飲んじゃうと、すぐボーッとなってしまい話についていけなくなる。。。ただでさえフランス語できないのに、ますます聞き取れず何度も聞き返したりして、最後にはみんなに呆れられる私(汗)


アルコールとの付き合い方って難しいですよね。
アルコールでなくても、いつもまず自分に聞いて、自分が本当にしたいことをすることが、自分を本当に大切にするってことだと思います。

ちなみに、写真の猫ちゃん(うちのペルソバル君)はアルコールを飲まなくてもいつもスヤスヤ寝ています(笑)

ではまた、A bientôt !

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