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芽生える「復讐」

ここ最近の心境の変化を取り留めもなく、
ただ心に留めるため、
書いてみることにするシリーズn文目。

直感さんがこういうのだ。
「負けず嫌いは悪いことじゃない」と。



最近ゲーム仲間でブームとなっている
Apex Legendsのカスタムマッチ(フレンドだけでチーム戦をするやつ)にもっぱら虜となっている。

Apexはランク戦などに始まって、技術の上下を競いがちなゲームである。
と同時に、フレンドとの共闘の意識も非常に大事で、ボカスカ嬲られるだけの嫌になりそうなゲームとはちょい違う(注:人と環境による)、そのバランスがApexにハマる要因だと思っているが、

引用:金田一少年の事件簿外伝

技術面で言ってしまうと完全にこれである。

Apexに限らずゲームの世界は、これがまかり通ってしまう。

フレンドたちは愛しき方々ばかりで
仲睦まじくプレイしているので、
これを動機にサクッと殺人事件が起こるわけではない。

ただ、正直私の現状の技術でいうと、
まだまだガツガツ闘える方ではなく、あと一押しというところで、押し負けることが多くて、技術に不足を感じることが多々ある。

そして、私に今まであまりなかった、
とある感情が芽生えた。

復讐である。

かぐや様のこのコマ、大変有用である

誤解なきように言うと、マイフレンドに対してではない。
これは自分に対する復讐心である。

私は、何事に対しても、
自分で言っちゃあなんだが、「器がでかい」。

これは悪く言うと、怒りもわからなければ妬みもなく、負け戦にさほど悔しさも感じずヘラヘラしていて、平皿のようにのペーっとした能天気な感情の持ち主である。

だから、たまにゲームでキレたり、負けず嫌いが感情に出る人シンプルすげーって思う。
または、表に出なくても、多くの人は感情を秘めていると思うし、実際私も多少はそれに似た感情を無意識に覚えてるいるのだろうけど、
フェニックスキット(注釈:Apexの回復アイテム)巻き終わる10秒後くらいには、私の負の感情もスパンと回復していて、負けた悔しさがほぼない。

そういった、「負の感情」が元からなかったが……。


ところがなんとですね、奥さん。

先のセリフ回収に戻りますよ。

今回はっきりと芽生えちゃったんですよ。奥さん。

私にも、「復讐」が……!!

ああ、そうか……これが……この感情が……!!

フフ……フハハハハハ!!!

こうして悪(負けず嫌い)は生まれた。

復讐心とは、いわば負けず嫌いの心である。
そしてそれすなわち、悔しさを原動力とした「向上心」である。

己の技術不足に、私は復讐──もとい向上心を覚えたのだ。
RPGならここでスキル取得の音がする。てれれれってってってー。

ちなみに「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」って実生活ではそんなねえよと思ってたけど、
あなたってこんな近くに居たのね…と、幼き日の私を見つめるような思いである。

もしかして、これがスポーツの真髄ってこと……?(私のざっくりとしたスポーツに対する意識はこちらの記事から)

汎用性たけぇなかぐや様

技術を磨く向上心のその原動力は、
人によって色々な気持ちの持っていきかたがある。

だがやはり、復讐(悔しさ)は最高にモチベーションを上げてくれる。どっかのだれかもそう言っていたのを前何かで見た。(適当)

ああ、これがそうか、となった私、26歳・春のこと───。 

ゲームに限らず、実はここ最近の私の行動指針は、
「これまでやってきた物事のスキルアップ」になっていて、
生業としているデザインや、密かに憧れを抱いている業種についても、自分の現状に対する「あと一押し」な不足を感じていて、さらに磨いていくぞーというのが心の内にあったため、
何を原動力にすればよいのか、その不足する気持ちに一旦「悔しい」という名前を付ければよいというのを、
わかりやすい形でApexから教わっているような気がした。

総じて復讐心は、活用できる。

今まで、復讐は悪いことと思っていたけど、良い意味で、自分に対する復讐心を適度に燃やして、
Apexはもちろん、もっと生き方のエイムを良くしていきたい。


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