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「アンという名の少女3」#3

シーズン3第3話「何事にも屈しない強い思い」

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思ってもみない方向へ物語が進み画面越しにフリーズしてしまいました。先週までの能天気なラブラブモードはどこに…なんならギルバートを気の毒くらいに思ってた自分を恥じる。ギルバートてめっちゃ性格良くないですか😢

もともと10人の大家族だったギルバートは、いつしか父と2人きりに。その父も重い病気。でも父の希望を叶えるために旅行へ行ったり。そして学校へ戻ってきた時に転校生のアンと出会いました。

父と別れた後、船旅に出てバッシュ(セバスチャン•ラクロア)と仲良くなります。バッシュの故郷を訪ね、今度はギルバートの家へ。バッシュのおかげでギルバートがアボンリーに戻ってきてくれたのだろうか…ありがとうバッシュ。

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医師を目指しながらバッシュと農場の共同経営を決め、途中でバッシュはメアリーという妻&赤ちゃんを授かる…2人はそのままギルバートの家に住みますが、濃厚ラブラブモードなもんで目の毒なんじゃって思ったり。笑

メアリーの連れ子であるイライジャがギルバートの不在に遊びに来て、家を荒らしたり問題行動。そんななか、メアリーは怪我を負ってしまい……と、ここからの怒涛の展開。アンの境遇と赤ちゃんの将来が重なります。

人種差別の壁のため地域との交流が難しいラクロア家。メアリーの不安を支えるためにアンたちが復活祭の準備を励む。とても美しい光景と歌声ですが、とにかく辛い。普段なら何度も繰り返して楽しむんだけど繰り返せないよ…涙

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同時進行で政府が寄宿学校を企画し、先住民族の子どもたちを集めて自分たちの文化に都合よく染めようとしているみたい。救済になると疑わない人々。今後の軋轢をちょっと想像しただけで具合悪くなっちゃいますね…🤔

シーズン3はドラマのオリジナル要素が強めです。従来のキャラクターに加え、新キャラもたくさん出てきます“赤毛のアン”の世界を楽しみたい層には、別な角度から歴史や問題点を投げかけることになってしんどいかも。

でも実際に起きたことなら…想像でしかないけれど、当時の時代をアンが生きていたとしたらきっと同じように心を痛め、何かできることはないかと問いかけたのではないでしょうか。そんなふうに思いました。最終回まで見届けたいです。

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イラスト余談。マシューがね、はじめ赤ちゃんを手渡されてアワアワどうしていいか焦っていたのが、だんだん手慣れて、ジュリーに教えてもらったり、抱き方もサマになり“おじいちゃん”感がほほえましい☺️

実は原作のマシューとも時間軸が少しズレていて、私にとってはそれだけでも充分うれしい。どうしても原作と比べると細かい違いが気になったりしても、その違いも丸ごと楽しめたらいろんな見方ができて楽しいんじゃないかなぁ。

“想像の余地を広げる”とはよく言ったもので。子どもの頃に親しんだ物語と大人になってから出会い直し、キャラクター1人1人の心境を考えながら、当時は気づかなかった物語の醍醐味を味わっている感じ。カナダ行ってみたいなぁ✨

〈絵と文/深道 韻〉

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