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82、隠れた痛みを癒すパートナーシップ

このnoteでは、パートナーと共に霊性をみがきいつまでも仲良くいたい方に向けて、体験を通して気づいたことや、工夫していることを記事にしています。

関わりの中から見えてくるもの

結婚したい!という方の声を最近よく聞きます。出会いがないと悩む方もいて、私は「本当にそうかな?」という視点でお話を聞かせていただくのですが、そもそも結婚することにコミットしていないように見える方もいらっしゃるのです。

人は誰でも未知のことを体験するのは怖いものです。それが結婚となると、責任が重そう、ひとりの人とやっていけるかな、などなど、不安に思うのは当たり前。

何が起こるかわからないこそ、心に決めて一歩進んでみる。
パートナーと一緒にやっていくって、私自身も20年こうして一緒にいても未だに不思議な感覚です。それはやはり、自分ではない相手のあることだから。

思い通りにいかないこともたくさんあります。そのたびに立ち止まって、ああでもないこうでもないと模索していくことの繰り返し。

焦るとつい相手を否定したり自分の正しさを主張したくなりますが、じつはそんなときほど自分に深く潜るチャンス。

一生涯かけて自分を知っていく。その傍らにパートナーがいることは、幸せのひとつの形です。
もしあなたが結婚したい、出会いが欲しいと思うなら、その幸せを手に入れる覚悟をしてくださいね。

自分の痛みに気付こう

パートナーと一緒に過ごす時間の中で、自分の意外なリソースに気付くことがあります。
おうちで料理や洗濯が楽しくできることだったり、相手の趣味に影響されて新しい自分を発見したり。ひとりでいるよりも得意なことや好きなことが見つけやすいかもしれません。

また、ひとりでいるときよりも心が動くことが多い分、苦手なことも同じように見つけやすくなります。

人は苦手なことを知らず知らずのうちに避けようとするのですが、どうぞ怖がらずに統合してみることをおすすめします。というのも、何かを避けながらだと、自分本来の力を発揮しにくくなるから。

何かの出来事から、痛みが生まれてしまい、その痛みを避けようとしているのです。
自分の思い描いたことと違った結果になったり、何かを言われて自分を無理矢理に我慢させた、そんな経験が誰しもあって、心の中で小さな痛みとして残っているのです。

特に一番近い存在であるパートナーと一緒にいて感じることは、自分の内側からのサインかもしれませんよ。

気付くことで癒される

モヤモヤした気持ちや痛みに気がついたら、人はついそれを避けようとするもの。ですが、勇気をもって直視してみませんか。

自分に正直に生きられることって、ものすごく健康的です。それはわがままな行動でもやればいい、ということではなくて、自分の気持ちをわかっていることです。

しっかり自覚できれば、無理に行動を起こすことは必要なくなり、より自分とつながった状態でいられるようになります。もしも痛みがあるのなら、そこに癒しが起こるのです。


以前の私は、気付きがあるとなにかスゴイ人になるのではないか、と、思っていました。が、どうやら違うようです。
できないことはできない、という私の存在を認めるだけで、自分をぎゅっと縛っていたものから解放されて緩やかになります。本質の愛とは、そういうものです。

*パートナーがいることで気づきの幅がひろがる

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