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愛知県豊根村☆若葉のふるさと協力隊☆2022

4泊5日の農山村ボランティア「若葉のふるさと協力隊
今年は8月から11月にかけて12カ所で開催する予定で進められています。

今年のスタートは愛知県豊根村

5日間の様子をコーディネート役を務めた緑のふるさと協力隊・伊藤彩子さんにレポートしてもらいます。

●日 程:2022年8月4日(木)~8日(月) 4泊5日
●参加人数:3名


1日目 8/4(木)

参加者の皆さんをお出迎えに、役場の担当・鈴木さんと東栄駅に迎えに行きました。そのあと、役場へ戻り自己紹介や、5日間のスケジュールの確認などを行いました。

夕食は『レストランみどり』でチョウザメカツ丼をみんなで食べて、若者センターへ移動しました。黍嶋さんにご挨拶をして施設の説明などを聞いて、1日目終了。

2日目 8/5(金)

午前 とみやまの里
富山地区にお住まいの村岡ご夫妻にお世話になり、柚子味噌作りを体験させてもらいました。参加者にとっては、今回の活動の中でも印象に残る活動だったようです。色々なお土産も頂き、とても喜んでいました。
以前に村岡さんから富山地区についてお話を聞いていて、今回スケジュールに組み込むことができて良かったです。

午後 富山地区の散策
大嵐駅、小学校、富山ヘリポート、バンガローなど、富山地区を巡りました。富山は豊根村役場から車で30分くらいかかるので、豊根に住んでいる方々の中にも行ったことがない方が多くいるようです。そのため今回は「若葉」のスケジュールに組み込んで、参加した皆さんにも知ってもらいたいと思いました。

午後 あさがね農園
ブルーベリー関連の商品を見たいという希望があったので、急遽行かせていただきました。目当ての商品が買えて喜んでくれたので、スケジュール調整をしてよかったです。

懇親会
役場の地域振興課、地域おこし協力隊、三沢地区の地域の方に来ていただき、若者センターにてBBQを行いました。
食材を切ったり火をおこしたり、準備から「若葉」の参加者にも手伝いをしてもらいました。
懇親会が始まったら、自分から率先して質問する参加者もいて、話が尽きない様子でした。話が盛り上がっていて片付けを始めるタイミングに迷いましたが、それでもみんなが楽しんでくれたのでよかったです。

3日目 8/6(土)

午前 貸別荘(ケビン)お掃除
午前中は若者センターの黍嶋さんにお世話になり、前日に利用があったケビンの掃除を手伝いました。

豊根村は結構よそから人を受け入れる機会も多く、「若葉」の参加者にもこういった体験をしてもらいたいと思っていました。イメージとは違い、かなり体を使う作業でもあって、その大変さを知ってもらいたかったです。

午前 こんにゃく芋畑の草取り
宿泊所の隣にある畑にこんにゃく芋が育っていて、そこの草取りを手伝わせていただきました。何かを育てて食べることができているのは、このような苦労があってこそであり、それを知ってもらう良い機会であったのではと感じました。
鎌の使い方から教わって作業をしていましたが、時々『あ!!・・・』という声が聞こえてきて、こんにゃく芋を切ってしまうハプニングもありながらも、みんな真剣に作業をしてくれました。

山内農園 ブルーベリー摘み取りお手伝い
三沢地区にある農園の村上さんにお世話になりブルーベリー摘み取りのお手伝いをしました。ものすごく広大な土地にたくさんブルーベリーが実っていて、普段は2人で収穫から選別、出荷までをやられています。すごく大変ななのですが、農協に出荷用の摘み取りが追いついてなかったため、少しでも力になれたらと手伝わせてもらいました。

美味しいブルーベリーの見極め方を聞きながら摘み取りをする子、籠いっぱいになるように一人になって一生懸命に摘んでくれた子、みんなで4キロくらいはお手伝いできたかなと思います。

その後には、トマトも収穫させていただきたくさんお土産として持たせてくださり、喜んでいました。

ブルーベリーの摘み取りをするのも初めての子ばかりだったので、珍しい体験ができたのではと思います。

パルとよね温泉
豊根村の温泉に入りに行きました。この日は体を使う作業が多かったので、芯まで温まって疲れが取れました!といってくれました。


夕食カレー作り
宿泊所に戻り、夕食にカレーを作りました。実家に住んでいる子の割合が多く、自炊経験がない子が多かったので、米の炊き方や具材の切り方など教えることが多くて、バタバタでした。

午後の活動で頂いたトマトも入れたりして、すごく美味しいカレーができて成功でした!!

4日目 8/7(日)

蕎麦オーナーイベント
蕎麦オーナーイベントは坂口さんはじめ三沢地区の方々が行っているイベントです。この日は朝8時に集合して、鍬など蕎麦の種撒きに必要な道具を用意するところからお手伝いをしました。

その後、道の駅の近くにある蕎麦の畑まで移動して、まずは会場のセッティング。テントを建てたり、机を運んだり、イベントスタッフとして作業をお手伝いしました。

一通り作業をしたら、お客さんが来るまで時間があったため、川で涼んで休憩。

その後お客さんも集まってきて、イベント開始。

坂口さんが蕎麦の種の撒き方を説明して下さり、「若葉」の参加者も畑に種まきをさせてもらいました。

鍬をもって種まきをしたり、土の上の歩くのにも結構体力がいるし、気温も30度を超えていたと思うので、大変そうでした。お昼ご飯を食べて自由解散だったので、14時くらいに終了して宿泊所へ戻りました。

活動報告会
若者センターの研修室にて、活動報告会を行いました。地域振興課、地域おこし協力隊、三沢地区の方々8名をお招きして、昨晩3人が協力して4枚の模造紙にまとめてくれて、20分くらいの発表をしてくれました。

4日間の活動内容の説明から、感想や豊根村への提案など、一生懸命考えてくれて、実際に住んでいる側が勉強になることも多くありました。

参加者にとっても学ぶことがありますが、地域の人にも刺激のある機会になったと感じました。

懇親会
報告会に参加して下さった方々に一人一品持ってきて下さって、最後の懇親会を行いました。すごく豪華な料理が集まりお腹いっぱいになりました。

2日目の懇親会のメンバーと一緒だったので、和気あいあいとお話しできました。最後の締めで、みんなで花火をやって終わりました。

5日目 8/8(月)

最終日は9時半までに宿泊所のお掃除を終わらせといてもらい、5日間お世話になった黍嶋さんに挨拶をして出発しました。

役場で参加証の授与式を行い、11時56分発の電車に間に合うように、役場を出発して東栄駅へ向かいました。

振り返るとあっという間に5日間が過ぎました。

お疲れ様でした!

【地域の方の感想】

・豊根村の良いところも抱える問題についても考えてもらえて嬉しかったです。
・この経験をどのように活かしていくのか気になりました。
・豊根村の魅力はまだまだ沢山あるなと感じました。
・遊びでも協力隊でも来ていただくことを期待しています。
・豊根村を知っていただき嬉しかったです。
・少しでもいいので、思い出して友達にも村のことを伝えてくれると嬉しく思います。
・同世代の子が自分の考えを持って参加していることに刺激をもらいました。

【参加者の感想より】

・農家の方と一緒に活動させていただき、一つ一つの作物が愛情持って作られているということが印象深かったです。これからは、一品一品に感謝の木本を持っていただこうと思いました。

・地元の皆さんとも距離感が近く過ごさせてもらい、村のことを良く知ることができました。

・事前準備から当日まで、色々な方々の協力があってこそ終えることができました。感謝しかないです。ありがとうございました。


【緑のふるさと協力隊・伊藤さんの感想】

5日間は長いようで短かったです。準備から始まったことを振り返ると、自分ながら、よくやり遂げられたなと感じます。

活動先の調整、食事の管理、懇親会の進行、村内の移動など、結構大変なこともありましたが、無事に終えられたことは、自分にとってすごく力になりました。参加者の3人からも、すごく刺激をもらいました。

大人になって社会に出てしまうと、大学生と関われる機会は滅多にないので、私にとっても貴重な時間でした。3人共通して印象に残っていることは、活動先に移動する車で『お願いします』と毎回言ってくれたこと。当たり前だけど、きちんと言える人って少ないだろうなと思うので、感謝をきちんと言葉にすることは大切だなと感じました。

私自身も、とても刺激をもらうことが多くて「若葉のふるさと協力隊」を挑戦してよかったです!

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参加してくれた皆さん、ご協力いただいた豊根村役場をはじめ豊根村の皆さま、ありがとうございました!

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